地球天文部


 地球天文部は火・水・木の週3日間活動しています。通常の活動では、天体望遠鏡などの使い方をさわってみて覚えたり、SSHの課題研究として、雨水自動採集装置の開発とその実用に向け活動しています。
 合宿は5月に校内合宿、12月に校外合宿を行っています。5月の校内合宿では一眼レフカメラや天体望遠鏡の使い方の習得に主眼をおいて、来る校外合宿のために技術を磨きます。12月の校外合宿は主に大滝げんきプラザで行い、天体写真の撮影を行います。
また、夏休み中には化石採取と地形観察の野外実習に出かけます。
 部員は天文だけでなく、鉱物、化石、火山、地震、天気に興味がある人たちが集まっています。宇宙に興味のある人、地学に興味がある人、望遠鏡を触ってみたい人、プログラミングをやってみたい人、装置の作成に興味のある人、文系理系問わず大歓迎です。
 
◎星空観望会の企画と運営
冬期(10月末~2月上旬)に本校東側屋上にて、星空観望会を行っています。
観望会ではその日に見られる天体の説明や、望遠鏡の操作、星空の案内などを行います。

◎SSH課題研究
SSHの課題研究として、雨水自動採集装置を川越工業高校と企業と連携して設計・作成しています。

◎観測合宿
冬に1回、県内で星空の観測・撮影を行います。
 
◎個人研究
理科展出展に向けての地球科学分野に関する個人研究を行う人もいます。
過去のテーマの例
「プラントオパールを用いた古環境復元」
プラントオパール(植物珪酸体)を簡易ボーリングで採取した土壌試料の中から捕集し、種を特定することで乾燥型or湿潤型、温暖型or寒冷型を調べ、川越のかつての気候や植生の解明をしています。
「流星塵の供給源を探る」
宇宙から地球に落ちてくる隕石の燃えかす「流星塵」を捕集し、東京大学のタンデム加速器分析ゼミと連携して、微量元素分析をすることで隕石の基になった天体の正体を解明する研究です。
「光ダクトを使った太陽光照明装置」
高価なレンズと光ファイバーを使った太陽光照明システムではなく、安価な鏡とダクトを用いた照明システムの開発と工夫を高校生なりの視点から行っています。
「竜巻発生のメカニズムを探る」
近年報告が多くなった竜巻災害について研究しています。
「軽石の給源火山を探る」
埼玉県深谷市の荒川河岸に露出する楊井層に含まれる軽石を、蛍光X線分析装置(XRF)を用いて化学分析することで給源火山を解明する研究です。
「沖積低地の液状化現象」
埼玉県を流れる都幾川沿いの低地で、埋没自然堤防が原因となって起こる液状化現象の可能性を探る研究です。

「三波川結晶変岩の変成条件の研究」
県内に分布する三波川結晶変岩の鉱物を、東京大学と連携して分析し、変成条件を解明する研究です。

 
数 
 1年:4人  2年:9人  3年:4人  計:17人
 
  
 
 
 
地球天文部 最近の活動

地球天文部 最近の活動

星 第4回 星空観望会を行いました【校内屋上】

1月12日に、2022年初回の第4回星空観望会を行いました。
地球天文部以外には先生と生徒合わせて3人が来てくださいました。
月もさほど明るくなく良く晴れた極寒の中の観望会でした。

木星とその衛星、オリオン大星雲、ぎょしゃ座やふたご座など、
多くの天体を見ることができました。
望遠鏡でオリオン大星雲のもやっとした様子を観察しました。

望遠鏡の使い方の復習の必要と、冬の観望会の寒さの厳しさを実感した回でした。

次回は1月19日に行います。
良い天気で、もう少し風が弱くなることを願います。

星 第3回 星空観望会を行いました【校内屋上】

11月19日に、第3回星空観望会(特別回)を行いました。
今日はほぼ皆既月食と言ってもいい部分日食で、
部員のポスターによる宣伝のおかげで、80人を超える生徒と先生方が来てくれました。

薄雲により観測が危ぶまれましたが、
ピーク頃には、雲の切れ目から赤い月が顔を出してくれました。
望遠鏡を用いた撮影の威力も知ることができました。

前回、同様の欠け具合の部分月食が観測できたのは、89年前となる1932年9月15日だったそうです。
食の最大も含めて全国で観測できるのは1881年12月6日以来の140年ぶりです。
なお、次回、全国で食の最大が観測できるのは65年後の2086年11月21日です。

今日の月は軌道上の遠地点(地球から一番遠い点)にあり、その分長時間天文ショーを楽しめました。
EarthSkyいわく、こんなに長い月食は1440年2月18日以来であり、次のチャンスは2669年2月8日です。

世紀の天体ショーでした。大勢の人に楽しんでもらえて部員は嬉しそうでした。
次回の観望会は来年になります。今年最後の観望会でした。よいお年をお迎えください。

星 第2回 星空観望会を行いました【校内屋上】

11月17日に、第2回星空観望会を行いました。
地球天文部以外には10人を超える生徒と先生方が来てくださいました。
風も雲もなく、暖かでのんびりとした観望会でした。

今回はオリオン座について、2年生が発表しました。
毎回のことですが、生徒のスライドの完成度の高さには驚かされます。

月が非常に明るかったため、あまり多くの星座は見ることができませんでしたが、
金星と月、木星とその衛星、土星の環、カシオペア座、
夏の大三角や白鳥座などの天体を見ることができ、
望遠鏡で月のクレーターも観察することができました。

望遠鏡の使い方に早くも生徒は慣れてきた様子です。
今回もみんな楽しんでくれていたので良かったです。

次回は特別回、金曜日の部分月食を観察します。

星 第1回 星空観望会を行いました【校内屋上】

11月10日に、第1回星空観望会を行いました。
地球天文部以外には教頭を含め20人を超える多くの生徒と先生方が来てくださいました。
風も雲もなく、天候に恵まれ、大盛況の幕開けでした。

今回は秋に見える星座について、2年生が発表しました。
丁寧な説明とわかりやすいスライドで、みんなの興味を引く上手な発表でした。

金星と月、木星とその衛星、土星の環、ペガサス座、カシオペヤ座、夏の大三角や白鳥座など
多くの天体を見ることができました。

1年生は初めての観望会でした。これから望遠鏡の扱いに慣れていきましょう。
屋上で観客の生徒も部員も先生方も、みんな楽しんでくれていたので良かったです。

今年は晴れの日に恵まれますように。

星 第5回 星空観望会を行いました【校内屋上】

12月23日に、第5回星空観望会を行いました。
木星と土星が397年ぶりの大接近ということもあり、
地球天文部以外には10人を超える多くの生徒と先生方が来てくださいました。

今回は髪の毛座について、2年生が発表しました。
体育祭の話も含めながら、みんなの興味を引く上手な発表でした。

木星とその衛星、土星の環っかがはっきりと観察できました。
望遠鏡の同じ視野の中で見えて、とてもお得な感じがしました。
もう一つの望遠鏡では、月のクレーターを観察しました。
肉眼で見る状態よりも想像以上にはっきりと見える様子に、大きな歓声があがりました。

 

第4回の観望会は、曇天だったため、室内でVRを行いました。
2人の先生方に体験していただきました。大変ご好評をいただきました。
初めて案内役を行った生徒もいましたが、立派に説明をこなしていました。

年内の観望会は本日で最後となりますが、1月も引き続き行っていきます。
来年も良い天気になりますように。よいお年をお迎えください。

星 第3回 星空観望会を行いました【校内屋上・地学室】

11月18日に、第3回星空観望会を行いました。
地球天文部以外には10人を超える生徒が来てくれました。

今回はてんびん座について、1年生が発表しました。
スライドも発表もたいへん上手でした。

たくさんの生徒が来てくれましたが、今回はあいにくの天候で星が見えなかったため、
途中から観望会を切りやめ、初めて生徒対象にVRを行いました。
生徒は初めての天体ガイドでしたが、
来てくれた人とコミュニケーションをとりながら、大変上手にこなしてくれました。

次回は11月25日に行います。
次回の観望会は晴れるといいですね。

 

星 第2回 星空観望会を行いました【校内屋上】

11月11日に、第2回星空観望会を行いました。
地球天文部以外には2人の生徒と1人の先生が来てくれました。

今回は木星について、初めて1年生が発表しました。
緊張した様子でしたが、素敵なスライドと堂々とした発表でした。

今回も土星の輪と木星の衛星、火星が見られました。
夏の大三角や白鳥座以外にも、アンドロメダ座やペルセウス座の一部、カシオペア座も見られました。
部員も部員ではない生徒も、皆で片付けまで頑張り、和気あいあいと過ごすことができました。
どうもありがとうございました。

次回は11月18日に行います。
天候に恵まれた今年の観望会、そろそろVRも実施したいです。

星 第1回 星空観望会を行いました【校内屋上】

11月4日に、第1回星空観望会を行いました。
地球天文部以外には10人を超える生徒が参加し、
天候にも恵まれた良いスタートとなりました。

今回は土星の衛星であるタイタンについて、部長が発表しました。
地球外生命の存在に触れながら観客を引き付ける、楽しい発表でした。

土星と木星、火星が見られたので、
土星の輪や木星の縞模様や衛星を望遠鏡で観察しました。
夏の大三角や白鳥座も見られました。
風もなく和やかなムードの中、和気あいあいとした観望会でした。

次回は11月11日に行います。
本年度よりVRが導入されたので、曇天時にはVRを使って、部員の案内による宇宙旅行体験が行われます。
宇宙について、たくさんの生徒と語り合えることを、部員一同楽しみにしています。

お祝い 第44回全国総合文化祭高知大会(WEB SOUBUN)研究奨励賞受賞

 

昨年度実施された埼玉県科学教育振興展覧会の結果より、

本年度開催の第44回全国総文祭高知大会の出場が決定いたしました。

コロナ禍の影響で、WEB SOUBUNでの開催となり、審査についてはA4の2ページの論文審査となりました。

研究奨励賞は、出場した全186本の中から、物理・化学・生物・地学の研究発表のうち5本に与えられます。

審査員の大学の研究者より「面白い わくわくする」と思われた研究として選ばれました。

 

地球天文部は昨年度に科学展初出場にして総文祭に選出され、

本年度は総文祭初出場にして受賞するという快挙を成し遂げました。

これも研究に貪欲に励み、研鑽を重ねた部員の努力の賜物です。

この研究はまだ完成しておらず、装置は今後も発展を続けます。

現在は太陽光発電による装置になるべく改良を重ねているところです。

2度目の総文祭受賞に向け、日々取り組んでまいります。

これからも応援よろしくお願いいたします。

 

星 第4回 星空観望会を行いました【校内屋上】

2月12日に、第4回星空観望会を行いました。
地球天文部以外に生徒が1人、先生方には3人来ていただきました。

天候に恵まれず、雲の多い観望会となりました。
1年生が初めて発表しました。とても良い発表でした。
天体は、かろうじて金星とカペラが見られました。
金星は教科書で見るような半月の状態が見られて感動しました。

 

今回で本年度最後の観望会となります。
来年は晴れる日が多いことを期待します。


非公式観望会にて撮影した金星とオリオン大星雲とともに