2025年10月の記事一覧
校長日誌 第3考査
| 令和7年10月17日(金)2、3年生の第3考査が始まりました。1年生は月曜日からです。日頃の学習の成果を存分に発揮してください。また、結果に一喜一憂することなく、冷静に受け止め今後の対策や方針を練りましょう。 |
校長日誌 後期始業式
令和7年10月1日(水)後期始業式を行いました。雨のため気温も落ち着き、今回は体育館に全校生徒が一堂に会する集会形式で行いました。校長講話の後、進路指導部主任からは「時間の使い方」についてと「様々なものにチャレンジを」という内容について、生徒指導部主任からはSNSのについて、歩きスマホの危険性について等の講話をしました。
全校集会の後は、英語部の全国大会出場及び陸上競技部の関東大会出場の壮行会と弓道部、音楽部がそれぞれ関東大会に出場したので、その報告会を行いました。各部とも引き続きの活躍を期待しています。
更に続けて、生徒会から共学化問題に関するアンケート協力の呼びかけがありました。
| 校歌斉唱 | 進路指導主任講話 | 生徒指導主任講話 |
| 英語部 | 陸上競技部 | 弓道部 |
| 音楽部 | 生徒会長から激励 | 生徒会からの呼びかけ |
以下は、校長講話の要旨です。表示されない場合は<続きを読む>をクリックしてください。
校長講話要旨
皆さん、おはようございます。
先日行われた紫苑祭では、紫苑祭実行委員会や生徒会をはじめとする生徒皆さんの協力で、素晴らしい文化祭を実施することができました。今年度は多くの高校と文化祭日程が重なっていたにもかかわらず2日間合計で8,500名を超える来校者があったのは、皆さんがよく考えて計画し、運営したからです。ありがとうございました。
実行委員長さんや生徒会長さんはもちろんのこと、各班やクラス、更に細分化された担当の班長などのいわゆる「長」の皆さんは、集団をうまくまとめ、事を円滑に進めることに腐心したに違いありません。その皆さんのリーダーシップで紫苑祭は成功へと導かれたのです。大変だったこともあったでしょうが、その経験はきっと将来も役立つと思います。
先日、「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」などの著書で知られている著作家の山口周(やまぐち しゅう)氏の講演を聴く機会がありました。
その中で、山口氏は「リーダーシップというもの」について触れていました。そもそも「リーダーシップ」って何だろうということです。
皆さん、誰でもいいですから、「あの人はすばらしいリーダーシップを発揮したなあ」という方を今思い出してください。その人のどんなところが素晴らしかったのでしょうか?
山口氏が様々な企業の社員に「最高の上司の行動、発言」と「最悪の上司の行動、発言」を聞いたそうです。例えば、「最高の上司の言動、発言」では、「ビジョンが明確でぶれない」、「柔軟に方針を変えてくれる」などが挙げられ、「最悪の上司の行動、発言」では「頑固で一度言い出したら意見を変えない」、「方針がコロコロ変わる」などが挙げられたそうです。
そうだよなと思いつつ、既に気づいている生徒の皆さんもいると思いますが、最高で挙げられた「ビジョンが明確でぶれない」と最悪で挙げられた「頑固で一度言い出したら意見を変えない」というのは意味合いが同じではないでしょうか。「柔軟に方針を変えてくれる」と「方針がコロコロ変わる」も同様で、山口氏は最高のリーダーがやっていることと、最悪のリーダーがやっていることは紙一重だと言います。
そもそも最高で挙げられている「ビジョンが明確でぶれない」と「柔軟に方針を変えてくれる」は相反しています。最悪で挙げられた二つの例も同様です。ですから二重の矛盾が生じていると。
ですから、リーダーシップというのは「行為」ではないと言っています。
また、フレンドシップ、スポーツマンシップなど「~シップ」というのは、そもそも関係性の概念なので、リーダーシップも同様で、リーダーとしての関係性の概念であり、「能力」や「スキル」でもないと山口氏は言います。ある部署で抜群のリーダーシップを発揮した人が、別の部署では発揮できないという話はよくあります。
つまり、リーダーシップは周りの人がこの人についていこうと思ったときに、現象として生まれるもの。リーダーシップは行為でも能力でもなくて現象だと。
皆さんが先ほど思い浮かべたリーダーシップのある人のようになりたいと思ったら、行為そのものに着目するのではなく、どういった状況下で生まれた、どういった現象なのかということについて考えてみると良いかもしれません。
皆さんはこれまでも、これからも、規模の違いはあるでしょうが、リーダーシップを求められる場面が必ずあります。学校や企業、地域、それに家庭の中などで、です。
特に、1,2年生は学校行事や部活動等のリーダーとして活躍していく時期になりました。より多くの場所でリーダーシップを発揮することを期待しています。
一方、3年生は部活動や学校行事等のリーダーは1、2年生に譲り、本格的な受験期にすでに入っています。気持ちと体調を整え、皆さんが希望の進路をかなえられることを期待しています。
では、皆さん、後期もお互い頑張っていきましょう。