2023年12月の記事一覧
校長日誌 冬休み科学教室
令和5年12月26日(火)本校を会場に川越市小中学生対象の冬休み科学教室を行いました。市内の高等学校の主に科学系部活動の生徒が小中学生に科学の楽しさを伝える恒例行事です。今回は900名を超える小中学生及び保護者の方が来校していただきました。参加してくれた小中学生の皆さん、開催に協力してくれた高校生の皆さん、ありがとうございました。
各校代表者打合せ | 会場の様子 |
校長日誌 全校集会・壮行会
令和5年12月25日(月)令和5年締めくくりの全校集会を行いました。校長講話の後、進路指導主任からは共通テストの動向について、生徒指導関係として自転車安全講習会に参加した生徒による伝達講習及び生徒指導主任から自転車乗車時におけるヘルメットの着用についてなど学校生活を送るうえでの注意事項を5点話しました。
全校集会後に続いて、1月に関東大会に出場する放送部の壮行会が行われました。
進路指導主任講話 | 自転車安全運転伝達講習 | 生徒指導主任講話 |
壮行会の様子 |
以下は、校長講話の要旨です。表示されない場合は<続きを読む>をクリックしてください。
全校集会校長講話要旨
皆さん、おはようございます。今年も残りわずかとなりました。1年を振り返ることが多くなる季節になりました。
皆さんにとっては、どんな1年だったでしょう。本校では、体育祭、文化祭などの学校行事は昨年に比べ規模を拡大して実施できましたし、部活動では、多くの部活動が関東大会、全国大会に出場しました。部活動以外でも、例えば本日の朝日新聞に掲載されていますが、1年生が「いっしょに読もう! 新聞コンクール」で全国一位に輝くなど、一人一人も大変活躍した一年でした。
一方、世界に目を向けると、今年も新たな戦禍が広がってしまい、多くの人たちが犠牲になっています。戦争まで至らなくても、様々な地域で国同士、民族同士が反目するような事態になっています。
こうした国どうし、民族どうしの対立のほとんどは、歴史、文化、地理、現在の政治状況、経済状況、科学技術の進展状況など、多くの要因が複雑に絡み合って起こっています。これらの広範な知識の理解なくしては、対立構造の真の理解はできません。ましてや十分な理解なく、事態をよりよい方向へ導くことはできません。
そういう難しいことは政治家に任せておけばいい。と考えることは大変危険です。政治家でない多くの人たちが対立の真の背景などを理解していなければ、国が誤った方向に舵を切りそうになるのを止めることができないからです。
それが、私たちが学ぶ理由の一つです。日本も含めた様々な地域の歴史、文化、言語、地理、政治、経済の他、科学技術につながる学習も必要です。科学技術の進展で、国の力関係が大きく変わっていくことはこれまでの歴史が証明しています。
さて、政治家も含め、私たち大人は、すでにそういった学習をある程度してきています。しかし、私たちが学習によって身につけた常識だけでは、現在の状況は解決の糸口すら見えていない状況です。
物理学者のアインシュタイン氏は、「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」という言葉を残しています。アインシュタイン氏は、偏見のコレクション、つまり私たちが学んできた常識だけでは、新しいものは何も生まれないと言いたかったのだと言われています。
また、アインシュタイン氏はこうも言っています。「大学教育の価値とは、事実を学ぶことではない。自分の頭で考えられるよう知性を鍛えることだ」
これまで学んだことを糧に、考え抜くこと。そのことで、これまでの常識に縛られない新しい、柔軟な発想が生まれるということだと思います。皆さんも、大学進学を待つまでもなく、今からでも考えて知性を鍛えてほしいと思います。
皆さんはもちろんのこと私たち大人も、争いのない社会の構築のために、学び、疑問を持ち、考え抜いて柔軟な思考を身につけていく必要があると考えています。勉強しているとつらいことも、逃げ出したいこともあると思いますが、よりよい社会、よりよい自分の人生のために互いに学び、考えていきましょう。
では、受験を控えた3年生は特に、1、2年生も免疫力を維持するためにしっかり食べて、しっかり寝ることを心がけてください。その上で、しっかり勉強して、皆さんにとってより輝ける2024年となるようにお祈りしています。年明けに笑顔でお会いしましょう。
校長日誌 卒業式運営委員会
令和5年12月15日(金)全学年各クラスの代表者による卒業式運営委員会が行われました。気持ちを込めたよりよい卒業証書授与式となるよう、答辞、送辞に盛り込む内容や記念品、当日卒業生が身につけるコサージュなどの検討をしました。 |
校長日誌 第4考査
令和5年12月14日(木)火曜日から第4考査が始まっています。3年生は本格的な受験シーズン前最後の高校生活締めくくりとも言える考査です。悔いを残さぬよう試験に取り組んでください。1、2年生はこれまでの努力の成果を確認するとともに、できたところ、できなかったところを冷静に分析して、今後の学習活動につなげてください。 |
校長日誌 修学旅行4日目
令和5年12月1日(金)修学旅行最終日です。本日はクラス別に4つのコースに分かれ、京都の名勝をめぐりました。校長は7組に帯同し、嵐山、伏見稲荷大社を訪れました。この4日間好天に恵まれ、平和学習も含め日本の歴史、文化を堪能できたのではないでしょうか。
嵐山 バスガイドさんから説明 |
伏見稲荷大社 |
京都駅最終集合 |
校長日誌 修学旅行3日目
令和5年11月30日(木)本日も判別行動です。大阪、奈良、京都方面のいずれかを回っていました。たくさんの歴史、文化に触れる機会となったのではないでしょうか。校長は、衣笠、嵯峨野方面を巡回しました。
北野天満宮 | 鹿苑寺金閣 | 宿泊先で帰着確認 |