2021年7月の記事一覧

校長日記 川女サイエンス・デー

7月30日(金)本日は「サイエンス・デー」となりました。7月29日(木)から始まったSSH「臨海実習」はコロナ禍のため、千葉県での実習が見送られ、校内での実施となりました。午前中はお茶の水女子大学からのオンラインによる海洋生物(ウニの発生等)に関する授業・実習でした。現地から取り寄せた海の生物を観察する貴重な機会となりました。

オンラインの様子  現地で採取した生物  オンライン講義

ゾウリムシの培養  熱心にメモをとる  全体の様子

午後からは、お茶の水女子大学嶌田教授に来校していただき、海藻に関する対面での特別授業となりました。また、本校卒業生を含む2名の助手の方々にもお手伝いをしていただきました。目の前に置かれた、普段は見慣れない海藻類に生徒たちは興味津々でした。

嶌田教授の授業  本校卒業生の山﨑さん  目の前の藻

授業の様子  見慣れない藻も  大学の授業そのもの

さらに別の部屋では、市内の小・中学校の先生方を対象とした「理科授業スタンダード研修会」(川越市教育委員会主催)が行われ、本校の2名の教諭が講師となって、物理分野・生物分野において「教材研究と授業づくり」について、共に学び合う研修会となりました。

物理分野の飯島教諭  研修会の様子  実験器具に触れる

生物分野の川島教諭  色々な素材を観察  笑いも出る講座

本日は様々な場所で、サイエンスに関わる取組が行われた、まさにサイエンス・デーの一日でした。ご協力いただいた関係の方々に感謝いたします。実り多き一日であったことを願っています。

 

校長日記 川女の夏はじまる

7月26日(月)連休明けの学校では、休み前と変わらぬ生徒たちの学ぶ姿や部活動の元気な声が響きわたっています。登校時には「健康観察カード」を活動の場に応じて記入・提出します。また、この夏は大規模な工事が行われており、新型コロナ感染症の防止・熱中症の防止などに加えて、様々な制限があります。皆さんの協力で、実りある夏になりますように願っています。

2階西渡り廊下の通行止め  部室棟(剣道・卓球場)の工事  2階西渡り廊下部分

新館と本館廊下も通行止め  勉強スペースも移動  補講の様子

現在、管理棟・本館の渡り部分(3階除く)通行止め、新館・本館1階渡り部分も通行止めとなっています。2階西渡り廊下の学習スペース・進路室が使用できないため、東渡り廊下に移設されています。そんな制限の中にもかかわらず、川女生は学びに部活動に励んでいます。

多目的室での数学補講  学びは続く  体育館のバスケ部

弓道部の練習風景  カラーガード部の様子  卓球部の合同練習(所沢西)

まだ始まったばかりの夏ですが、新型コロナウィルス感染症防止・熱中症防止を行いながら、それぞれ思い思いの充実した夏を過ごして欲しいと思います。

 

校長日記 「第54回音楽部定期演奏会」にて

7月22日(木)ウェスタ川越にて、第54回音楽部定期演奏会が行われ、関係の方々をお迎えし、心のこもった素晴らしい演奏会となりました。コロナ禍のため、思うように演奏会・コンクールが出来ない日々が続きましたが、卒業生などの力をいただきながら、入場者の限定・制限を行うとともに、感染症防止の徹底を図り、本日の定期演奏会を迎えました。

入場の様子  ステージ・会場の様子  客席でパンフレットを眺める

定演は三部構成で、第一ステージは「校歌」で幕を開けました。その後、コンクール入賞曲「ISTEN VELED!」など女性三部合唱を披露しました。第二ステージでは、ポップスを中心とした曲構成で、「ハルノヒ」など平成ヒット曲メドレーとなり、1・2・3年生全員の心のこもった歌声を披露しました。そして、第三ステージはミュージカル「Mamma Mia!」。わかりやすい進行でストーリーが展開しながら、部員の清らかな歌声に満ち溢れたステージでした。フィナーレでは、「星影のエール」「Halleluiah!」の全員合唱。苦楽をともにした仲間と力いっぱいの歌声。部員たちの思いは、来場者の皆さんの心にしっかり伝わったことと思います。

校長日記 夏季休業前・全校集会(オンライン)にて

7月21日(水)今年度の夏季休業前・全校集会が各教室のプロジェクターを通して、実施されました。まずは校歌・演奏(飛沫防止のため合唱はなし)で集会が始まりました。校長講話(下段参照)に続き、進路指導主事・生徒指導主任から講話をいただきました。

武藤進路指導主事の講話  教室の様子  しっかりと聴く

武藤進路指導主事からは、「①自分の希望・志を最後まで貫くことが大切。伸び悩みの時期にこそ、自身を反省・振り返ることが重要。②大学は、自分の興味関心のある好きな学びが出来る場所。だからこそ、川女では、知識・教養をしっかり身につけることが肝要」というお話をいただきました。

野中生徒指導主任のお話  小池OA部主任のお話  清水教頭のお話

続いて、野中生徒指導主任からは、「①川女生としての誇りと自覚をもって制服を着こなすこと、②SNSの使用方法について、③事故の無い夏休みについて、④防犯意識の向上について、⑤心と体の健康(命の大切さ)について、⑥吉田松陰のことば「夢なきものに成功なし」について」お話をいただきました。さらに小池OA部主任から「本校でのBYODについて」、清水教頭から「校舎等の大規模工事について」お話がありました。

全国大会出場の挨拶  花束の贈呈  壮行会での3名

全校集会に続き、生徒会主催の壮行会が行われ、弓道部個人・インターハイ出場(品田さん3-8)、放送部・アナウンス朗読部門全国大会出場(佐々木さん3-9)、そして地球天文部・SSH全国発表会出場の2名1団体の紹介の後、生徒会会長激励・花束贈呈等が行われました。日頃からの練習の成果が十分発揮できますように祈念しています。羽ばたけ、川女生!

 

《 校長講話・概要 》

4月6日の始業式、翌4月7日の入学式という新学期が始まってから本日まで、皆さんは100日余りの月日を川女で過ごしてきました。どんな100日だったでしょうか。 
 これまで、皆さんが感染防止に協力し続けていただき、何とか本日を迎えることが出来ました。改めて、皆さんにお礼を申し上げます。
 コロナ禍のため、多くの制限の中ですが、創意工夫を凝らしながら、あるいは我慢を強いられながら、部活動の試合や発表会、そして学校行事に皆さんは一生懸命に取り組んでいました。皆さんの取り組む姿を見るにつけ、胸が熱くなる思いを何度も経験しました。私にとっての100日は、皆さんから沢山の勇気や元気をもらった、中身の濃い100日でした。

 さて、未だに感染は収まっていません。このコロナ禍を経験し、強く感じたことがあります。それは、「人と人とのつながり」「きずな」の大切さです。人が人である所以は、「人は一人で生きていくことが出来ない」ということです。このコロナ禍において、人との触れ合いの場が大きく制限されました。「人とのつながり」「きずな」の大切さを改めて痛感しています。
 ところで、「人と人がつながり」、さらに「つながり」を強めるには、コミュニケーション力が不可欠です。本日は、「コミュニケーション力」について、お話をします。

 皆さんは、「コミュニケーション(Communication)」の語源を知っていますか。ラテン語が語源で、「分かち合うこと」「共有すること」「共有物」という意味です。実は、単なる「意思伝達」という意味ではないのです。そもそも「コミュニケーション」とは、「お互いに意思を伝達し合い、分かち合う」ということなのです。「相手に自分の考えを伝える」というワンウェイの「意思伝達」ではないのです。

 では、この「分かち合う」「共有する」という語源の意味を踏まえ、「コミュニケーション力」とは、どんな力なのでしょうか。
 ここで、世界的な画家パブロ・ピカソのあるエピソードを紹介します。『ある人が「これが私の妻です」と言ってピカソに写真を見せました。じっと見ていたピカソは、「貴方の奥さんは、随分平べったい人ですね」と言ったそうです。』
 ピカソがキュービズムの創始者なので、このような発言をしたかどうかは不明ですが、写真を相手に見せるときには、相手も自分と同じ想像力を使うという前提があります。しかし、ピカソのエピソードは、そうした前提が成立しないことがあるということです。
 日常の生活の場面においても、理解が食い違ったまま会話が進んで、お互いが傷つくことになる、という経験をしたことがあるでしょう。そのような違いを埋めるには、「丁寧な会話」と「相手の思いに対する豊かな想像力」が必要なのです。これらが、「コミュニケーション力」の基盤となる要素です。

 ところで、「コミュニケーション力」の定義は様々ありますが、ある本によれば、「コミュニケーション力」は、次の4つの力に定義づけされています。①「意思伝達力」②「論理的表現力」③「好感表現力」④「対人調和力」です。
 「意思伝達力」とは、文字通り「自分の考えを相手に伝える力」です。そして、「論理的表現力」とは、「分かりやすく相手に伝える力」です。さらに、「好感表現力」とは、「好感が持たれるような態度で表現する力」です。そして4つ目の「対人調和力」とは、「相手に耳を傾ける力」です。
 皆さんは、日々の生活の中で、友人や家族に対して、「まず相手の言うことに傾聴し、相手に聞いてもらえる態度で、分かりやすい表現で、自分の考えを伝え」ていますか。

 私が思うに、「コミュニケーション力」を構成する4つの力のうち、特に「好感表現力」「対人調和力」こそ、本校の教育の柱である「人格の陶冶」に繋がる力ではないでしょうか。これから夏休みが始まります。この機会に、「好感が持たれるような態度」「相手を受け入れる力」に磨きをかけて欲しいと思います。皆さんのさらなる成長を期待しています。

校長日記 PTA主催「1学年・保護者のための進路勉強会」にて

7月10日(土)梅雨の合間の酷暑の中でしたが、「1学年・保護者のための進路勉強会」が行われ、感染防止対策等が徹底される中、多くの保護者の皆さんが来校されました。9クラスを4分割し、時間差で2会場(生徒ホール・視聴覚室)で分散開催という形をとりました。

入口の案内  生徒ホール会場の様子  皆川学年主任のお話

まずは、皆川1学年主任の挨拶に続き、武藤進路指導主事から「本校の進路状況・大学入試基礎知識」などについてお話がありました。また、学年進路指導担当・中里教諭から「2年次科目選択・進路指導計画」について、皆川主任から「保護者の方々へのお願い」について情報提供等をさせていただきました。

真剣に聴かれる保護者  武藤進路指導主事のお話  視聴覚室の様子

学年進路から  メモをとる保護者  全体会の様子

PTA進路委員会の方々のお力添えにより、これまで2学年・3学年の保護者のための勉強会を企画・運営していただきました。本日は1学年対象となり最終企画となりました。学年に応じた内容で多くの情報提供となりましたが、ご家庭でも共有され、生徒たちの進路実現に繋がっていくことを期待します。関係の皆様方、本当にお疲れ様でした。

校長日記 第二考査はじまる。

7月8日(木)本日から4日間の日程で「第二考査」が始まりました。本校は前期・後期制のため、期末考査という呼称はありませんが、新年度の4月から積み重ねてきた学習の成果を発揮する考査です。計画的に学習を行い、効率的な学習を進めながら、しっかりと学びの定着に結びつけて欲しいと思います。

真剣に取り組む  静かな廊下  願いを込めて

校長日記 注目されるパラ選手・西田杏さん(本校卒業生)

7月7日(水)朝のニュース番組(NHK)において、本校卒業生・西田杏さんが東京パラリンピック大会の有力選手として、放送・紹介されました。西田さんは水泳(50Mバタフライ)の日本代表選手として、東京パラリンピックに初出場が決まっています。これまでの苦労・努力の道のりが改めて紹介されました。

朝の番組  期待される西田さん  笑顔が売り

番組では、水泳競技のルールが改正され、一時は心が折れそうになったものの、持ち前の前向きさと輝く笑顔で乗り切り、37秒01という日本新記録を出して、見事代表入りを果たしたことについて、細やかに紹介されました。最高の笑顔で最高の瞬間を迎えることができますように、皆さんで応援をしましょう。

 

校長日記 PTA主催「七夕コンサート」にて

7月3日(土)PTA文化教養委員会主催の「七夕コンサート」が視聴覚室にて行われました。新型コロナウィルス感染症防止のため、人数制限・座席指定・消毒等を徹底しながら、2年ぶりにPTA企画を実施することとなりました。今回は、タンゴを元にクラシック・ジャズの要素を融合させたTango Nuevoの産みの作曲家ピアソラの作品を演奏する「El Cielo 2020」様をお招きし、演奏会を開催しました。

入口で健康等確認  コンサート会場へ  全体会の様子

さあ、始まります  一部はクラシックなど  MCも最高でした

コンサートは2部構成で、前半は「G線上のアリア」などクラシック部門から「ひこうき雲」などのポップス部門といった幅広いジャンルの演奏を聴かせていただきました。休憩を挟んで後半は、ピアソラ作品を中心に、情熱と哀愁漂う世界観を堪能させていただきました。

後半もしっとりと  卓越したピアノ  チェロの音色

勢いあるヴァイオリン  パワフルなコントラバス  素晴らしい演奏に感謝

2部構成でしたが、アンコールも拝聴することができ、時間を忘れてしまいそうな、あっという間のコンサートでした。El Cieloさんの繊細かつエネルギッシュな演奏に心が癒され、リフレッシュすることができました。これまで企画・準備・運営されてきたPTA文化教養委員会の皆さん、El Cieloの皆さん、関係の方々に感謝いたします。