2021年6月の記事一覧
校長日記 全国大会での活躍を期待
様々な制約や制限の中、これまで川女生は部活動に真摯に取り組んできました。そんな中、このたび2名の川女生が全国大会への出場を決めました。まずは、6月16日に開催された第68回NHK杯全国高校放送コンテスト埼玉県大会において、佐々木華さん(3年)が朗読・アナウンス部門の朗読最優秀賞を受賞しました。県内171名の参加者の頂点に輝きました。そして、6月19日に開催された弓道競技埼玉県予選において、品田唯華さん(3年)が女子個人部門において、見事に優勝を果たしました。7月29日の新潟県立武道館で行われる全国大会(インターハイ)に出場します。2人の活躍をお祈りしています。(7月21日の全校集会(放送)において、壮行会を予定しています)
なお、佐々木華さんの朗読は現在NHK・FMラジオ「ひるどき!さいたま~ず」(6月25日放送済み:聞き逃し番組で7月2日まで配信中)で拝聴することができます。
校長日記 「SSH・英語プレゼンテーション講座」にて
6月26日(土)視聴覚室にて、第2回「SSH・英語プレゼンテーション講座」が行われ、第1回に引き続き、英語によるプレゼンテーションを通して、ギャリー先生・幸代先生の熱意ある刺激的なコーチングを受け、多くのスキルや考え方を学びました。
本日は、これまで学んだスキルを駆使しながら実際にステージでプレゼンテーションを披露する、というのが大きな目標でした。まずは、先生チームのプレゼンテーションから始まりました。1つのテーマを設定し、3つの投げかけによって話を展開する、ということを目指して成果を披露しました。
生徒の全チームの発表後、ギャリー先生からコメントやご指導をいただきました。さらに、「Pros & Cons」という概念で、Strategyをもってプレゼンテーションを行う重要性についてご教授いただきました。「常日頃から、本当に身につくまで、人前で話す(プレゼンテーション)練習を重ねていくこと。さらに、英語で表現するスキルを磨くために英語を学び続けること」の大切さを川女生たちは感じたのではないかと思います。皆さんの更なる飛躍を期待します。
校長日記 「科学研究Ⅱ」(生物分野)課題研究発表会にて
6月24日(木)2・3時限において、2年3組SSGの生徒対象・「科学研究Ⅱ」課題研究発表会が行われました。視聴覚室には生徒たちが集まり、10グループ別に各課題研究について、これまでの研究成果の発表を行いました。
今回のテーマは「結果のデータ処理」。①多くのデータをとっているか、②データから何を知りたいかが明確か、③どんな統計処理をしているか、④その方法は適切か、という4つの留意点で評価する課題研究発表会でした。チームワークで取り組んできたことを堂々と発表しました。また、質問も多く出され、質問には真摯に応答する川女生の姿がありました。さらに研究を深め、より精度を高めていくことを願っています。
《 発表テーマ一覧 》10グループ
①種子に刺激を与えた時の発芽と成長
②米麹は液体肥料と同じ働きをするか
③植物の成長と音の関係
④発芽と光の色の関係
⑤pHの違いと植物の生育について
⑥最適な土壌環境
⑦レタスと相性のいい野菜の研究
⑧水の種類と植物の発育について
⑨よく育つ溶液選手権!
⑩植物と光
校長日記 或る日の川女
6月23日(水)放課後において、SSHサイエンス教室「理科ガラス細工」講座が行われ、希望者が化学実験室に集まり、担当教員(伊能先生)の指導の下、ガラスについて知見を広げ、実際にガラス細工に挑戦しました。希望者(1・2年生)多かったため、今回は6月23日(水)及び6月24日(木)の分散実施となりました。
ガラスの特性について講義を受け、ガラスの特性を学び、安心安全な実験のための留意事項を確認し、その後ガラスを加工する「ガラス細工」を体験しました。コロナ禍という制限の中ですが、作業時にはフェイスシールドを身に付け、感染防止をしっかり行いながら、各人がグループ同士で実践・体験となりました。
続いて、先日から「保護者面談週間」となっています。各担任が準備した資料等を活用しながら、各HR教室等において面談が実施されています。日頃の学習状況をはじめ、学校生活全般について様々な観点で情報交換や意見交換し、実りある面談になればと思います。どうか、ご理解ご協力をお願いします。
校長日記 「保護者対象教育相談研修会」にて
6月12日(土)授業終了後、視聴覚室において「保護者対象教育相談研修会」が行われました。予め参加希望者を募りましたが、コロナ禍のために人数制限での開催となってしまい、誠に申し訳ありませんでした。研修会には、独協医科大学埼玉医療センター・こころの診療科の臨床心理士である尾形広行先生にお越しいただき、ご講演をいただきました。
「自分の取説ってありますかー問題解決への家族の方程式ー」と題した講演では、人の特性や環境の観点から、①人とのかかわり方、②モノゴトへの取り組み方をキーワードにしながら、自分自身を観ることが重要であり、また「うまくいったやり方を振り返る」ことに解決のヒントがある、というお話をいただきました。また、自分自身の取扱い説明書を固定するのでなく、絶えずバージョンアップしていくことも大切、という示唆に富んだお話をいただきました。講演終了後も、会場からの質問に1つ1つ丁寧にお答えいただき、大変有意義な時間となりました。