2021年1月の記事一覧
校長日記 PTA役員会(本部会)にて
1月30日(土)午前にPTA本部役員会及び推薦委員会が視聴覚室にて行われました。開催の可否にについて議論しましたが、少人数限定で広い場所、短時間実施ということで実施となりました。関係の方々におかれましては、ご多用の中、ご参加いただき誠にありがとうございました。
まず本部会では、各委員会からの今年度の事業や次年度に向けての活動等について、報告がありました。コロナ禍で様々な行事が縮小・中止となっていますが、それぞれの活動を可能な範囲で摸索しながら実施されています。後半には、推薦委員会が行われ、各部門の次期会長・副会長・委員長等の推薦及び承認がなされました。学校側からは、学校の現状・取組の様子などを報告させていただきました。次年度に向けて、チーム川女としてご協力をお願いします。
校長日記 教職員対象・AED研修会(校内)にて
1月29日(金)放課後、視聴覚室にて教職員対象の校内研修会を行いました。毎年実施している「AED」研修会です。通常は、大阪ライフサポート協会の派遣講師の方々にお世話になっていますが、コロナ禍のために、本校養護教諭が講師役となり、実施されました。
講習ビデオに従って、研修会は進みました。大阪ライフサポート協会様のご厚意で、研修セットをお借りすることができました。実践として、「胸骨圧迫」の演習を実体験として行いました。参加した教職員は真剣に演習に取り組んでいました。昨年も実施しましたが、前回の記憶が曖昧になっている箇所もあり、改めて学び直しをしました。川女では、教職員も「学び合い」をしています。
SSH課題研究発表会にて
1月23日(土)放課後、SSH課題研究発表会が予定通り実施されました。まずは、生徒ホールでの「ポスター発表」。三密回避に気を配りながら、多くの1年生や指導をされた先生方も来場され、課題研究に取り組んだ生徒たちのポスターによる発表に耳を傾けました。
会場には、自分の研究したテーマに沿って、熱心にポスター発表をする生徒の熱気であふれていました。また、質問にも真摯に真剣に答える姿が多く見られました。特に、1年生は緊張しながらも、一生懸命に伝えていました。テーマも多種多様で、物理分野・化学分野・生物分野・情報分野と多岐に渡っていました。
次に、会場を移動して「口頭による課題研究発表会」が視聴覚室にて行われました。2年SSG1の生徒たちによる、10の発表となりました。昨年度の経験を生かし、さらにバージョンアップした2年生の発表でした(テーマは以下参照)。今回は、5月に予定されていた課題研究発表会が中止となり、その後も数々の制限の中、なんとか生徒や先生方の協力で実施できることとなりました。運営指導委員の先生方や外部の関係者は来校できませんでしたが、堂々と自信をもって発表しました。1年生も2年生も、来年度の課題研究にさらに繋げて欲しいと思います。皆さん、大変お疲れ様でした。
《 SSH課題研究発表会・テーマ一覧 》
①オリジナルチャットボットによる解析 ②病気の死亡率と食品消費量の回帰分析
③糖アルコールと糖類との還元性の比較 ④紫外線を防ぐ
⑤細胞群体から探る分化・未分化の境界線 ⑥オジギソウはなぜ葉を閉じるのか
⑦バナナの皮に含まれるタンニンの鞣し作用について
⑧果物由来の新規バクテリアセルロース合成細菌の探索
⑨雪の結晶 ⑩文書のレイアウトと内容理解
校長日記 前を向いて走ろう
1月13日(水)1年生のある体育の授業の一コマ。グランドでは川女生たちが一生懸命に走る姿がありました。2月4日(木)に予定されていた「ロードレース大会」(10KM)が中止となりました。それに伴い、校内での記録会(各体育の授業の中で実施)(2.5KM)の実施に向けて、体育の授業では走り込みを行っています。次々と縮小や中止となっていく学校行事、特に1年生にとっては経験できていない状況が続きます。
目標に向かって計画を緻密に立てる・計画を自分の意思で実行する・実行した行動を踏まえ計画を修正する・本番では自信をもって臨む、というサイクルはランニング(体育)も、その他の勉強も同じことだと思います。授業後、「ロードレース大会で走りたかった」「残念です」という声を聞きました。これからも制約が続くでしょうが、ぜひとも「前を向いて走る」気持ちを忘れないで、頑張って欲しいと心から願っています。
校長日記 SSH・サイエンス教室『豚の心臓解剖』講座にて
1月9日(土)午後より生物実験室にて、サイエンス教室「豚の心臓解剖」講座が開かれました。少人数グループに分かれ、1つの心臓を生徒2人で観察し解剖を行いました。生徒たちは臆することもなく、指導教員の説明の後、実際に手で触れながら観察が始まりました。
心臓の構造を知ることが大きな目的ですが、右左の心室の筋肉の違い・空間の違い・弁の位置と働き・大動脈と大静脈の違い・「卵円孔」の確認など、数々の課題をこなしながら、教科書で書かれていることを「肌で感じる」ことができた講座であったと思います。どのグループの生徒たちからも「楽しいです」「よく理解できました」という声が聞こえてきました。
生徒たちは与えられた課題を次々とこなし、心臓の構造を学ぶことができたようです。また2人でお互いに教え合ったり・学び合う姿も見られました。特に、「卵円孔」と呼ばれる、胎児の頃に存在していた右心房から左心房に血液が流れてくる際の弁の跡を確認し、出生時に肺呼吸に替わる瞬間に、「卵円孔」が閉じて働きを終える、という生命の奥深さも学びました。この講座を通して、さらに興味関心が広がり、学びが深まっていくことを期待しています。
校長日記 「新聞コンクール」全国大会にて入賞。
1月7日(木)本日から学校再開となりました。放課後、校長室にて「新聞コンクール」に入賞した本校生徒2名の表彰を行いました。この度、第11回「いっしょに読もう!新聞コンクール」において、粂田愛結花さん(1-2)が全国優秀賞、金子伊吹さん(2-3)が全国奨励賞に輝きました。
このコンクールは、一般社団法人日本新聞協会の主催で、全国の小中高生を対象した大会です。この全国大会で、本校の2名の生徒が入賞を果たしました。粂田さんは「『ブラック企業』呼び方に異論」という題で応募し優秀賞、金子さんは「ALS嘱託殺人・突きつけた課題」という題で応募し奨励賞をいただきました。
最近は暗くなる話題が多いですが、本校生の取組が評価され、本当に嬉しい思いになりました。全校集会を開くことが出来ないので、校長室には担任や学年の先生方が集まり、入賞のお祝いをさせていただきました。ますますのご活躍をお祈りしています。
なお、2人の入賞原稿は以下から見ることができます。ぜひ、ご覧になってください。