2026年7月の記事一覧

【京都大学研修】女子7高校交流

関東の女子高校が7校集まり、京都大学にて研修を行いました。

 7/27~29の3日間、本校からは10人の生徒が参加し、京都大学理学部の各分野に分かれ、それぞれ講義を受けるとともに、京都大学の女子大生との交流を行いました。2泊3日の中で朝や夕に各自で京都観光を行うとともに、関東の他校の生徒とも交流を行うことができ、一人ひとり充実した研修となりました。

 

 

【以下、生徒の感想】

・先生方の講義を受けるだけでなく、実験室で一緒に実験を行えたりして楽しかったし、とても学びになった。自分のやりたいことを決める参考になった。
・私にとって今回の京大研修は新しい発見と学びのある非常に充実した3日間になった。3日目の講義では、研究室に足を運び細胞の増殖の仕方や光るタンパク質について私にとって未知の機械を使って観察した。観察を通して分からないことは積極的に教授に質問し、理解を深めることができた。3日間で得られた知識や発見は今後の後期研究に役立てていこうと思う。
・化学分野での参加でしたが、自分のSSHの研究と講義の内容が少し近かったため、とても勉強になりました。特に印象に残ったのは、香料の化学で、少し構造が変わっただけで香りが大きく変わるのが大変興味深く、有機化合物の素晴らしさを改めて実感しました。学生TAさんによるラボツアーでは大学での研究生活が想像でき、将来を考える良いきっかけになりました。3日間とても楽しかったです!!
・理学部のなかでも女子が少ないような分野ではこれまで学校の企画では取り上げられることが少なかったが、今回は物理・数学という分野で自分の関心のある分野の話を聞けて本当に貴重な機会になった。3日目の分野別での座談会も全体での座談会も本当に多くのことを院生からお話を聞けて勉強のモチベーションにもなった。原子核・ハドロンの研究の講義ではj-parkなど、外部で実験している院生とリモートでつなげて、実際の検出器などを知ることができて、実験のスケールの大きさに驚いた。
・知らないことを学び、習ったことを深められ、大変だったけどとても充実した3日間でした。また、実習では普段私たちが目にすることができないような高価な機材や身の回りにあるようなものを工夫して作った実験装置などを実際に触ったり見たりでき、良い経験になりました。
・私は、将来の自分の姿を想像することができませんでした。考えたくなく、いつも逃げていました。その中で、教授の方々や、京大生のお話を聞いて、大学だからこそできる、自分の道を見つけることが、大切であると学びました。周りに委ねるだけでなく、自分の道を自分で決めるという、意思の元、取り組むことの大切さについて、実感し、それを、見つけ、目指すために努力することの大切もまた、学びました。まだ、進路を決定することはできていませんが、決めていくための、貴重な経験となりました。この経験を、これから活かし、自分んが目指すところに向かって、努力していきたいと思います。本当にありがとうございました。
・京都大学の研修に行く前よりも更に志望する気持ちが強くなりました。私は骨などに関する研究をしたいと長年思ってきましたが、細胞や、癌の研究にも興味を持ちました。女子大学生との交流会後に話しかけてくれる方がいて、その人から光に関する情報なども教えていただき、光にも興味を持ちました。また、骨の研究がしたいと話したら、京都大学の理学部生物科を勧められたので、調べて見ようと思いました。京都大学研修を通して、幅広い研究の分野に触れることができ、興味のある進路も見つかりました。

・京大への入学はとても狭き門ですが、それ相応、それ以上の魅力が京大にはありました。まだ大学のことは知らないことが多いですが、京都大学の最初は専攻を決めないという特徴はとても魅力的に感じました。一二年生で自分の受けたい授業を自分の受けたいタイミングで入れることができ、興味がある分野を見つけたりすることがとても魅力的に感じました。
気になる分野の講義だから楽しかった。特に最後に受けた講義が面白かったです
・少し不安でしたが講義がとても分かりやすくて楽しく学びが多くあり行って良かったなと思いました。また、勉強だけでなく人生についても改めて考えさせられました。また、女子大生との交流会もとても楽しかったです!全体で終わった後に、話しかけて下さった方がいて、研究している内容のお話や、元素について語ったり、おすすめの動画を紹介してくださったり、勉強面でも参考になりました。今回の、研修で沢山の知を吸収できたのでこれからに活かしていきたいです。

【SSH国際交流×人権教育】「天井のない監獄に人権はあるのか~パレスチナ問題から考える人権~」

7月2日、SSH国際交流と人権教育委員会の合同企画として、パレスチナ問題をテーマとした人権教育講演会を実施しました。

講師は独立行政法人国際協力機構中東・欧州部の坂元律子様。

視聴覚室で実際に講義をしていただき、部屋の大きさの関係で、代表生徒は視聴覚室で直接、その他の生徒はオンラインにて各クラスでお話を聞きました。

坂元さんご自身がパレスチナ事務所で次長としてお仕事をした経験をもとに、パレスチナで今起こっていること、国際社会の構造、ご自身の進路選択と、実際に経験した人しかできない貴重なお話を聞くことができました。

最後は、ガザ地区出身の高校生とお父さんから本校生徒充てに届いたボイスメッセージを再生。

「私にも皆さんと同じ普通の夢がある」

というガザの高校生の言葉には、遠く離れた生徒たちに世界で起きている問題を自分事として考えさせる説得力がありました。国際的な問題も自分事として捉える1つのきっかけになればと思います。

【以下、生徒感想】

・世界には様々な事情を抱えた人々がいることを改めて実感しました。安全な日本にいるとパキスタンやガザのことについて考えたりすることは少なく、今までニュースなどで見てきましたが、自分には関係のないことだと考えてしまいがちでしたし、可哀想だなと同情していました。しかし、坂元さんやワシームくんの話を聞いてニュースでは主に悲しいことばかりを取り上げられがちですが、そこに暮らす人々の温かさや素晴らしい刺繍など悲しいことばかりではないことを知りました。これからは同じ地球に住む仲間だと思って、彼らのことを考える機会や知る機会を積極的につくっていきたいです。

・同世代の方の録音を聞いて、今まで遠く感じていたパレスチナ問題を少し身近に考えることができました。勉強をするために学校に来れることも、友達と楽しく話せることも、決して当たり前ではないということを改めて実感しました。遠い国の話で済ませるのではなく、その国のことをよく知ることが大事だと感じました。

・読んでいただいた手紙で、慰めなどではなく、いち問題としてとらえてほしい、悲しい人という認識ではなく、一緒に解決してほしいという思いがとても伝わってきた。確かに実際、私も可愛そうだな、、など少し他人事になって考えていたかもしれない。現地の方が1番求めていることは、同情ではなく解決策だと思う。