2024年8月の記事一覧

【女子7高交流】夏のお茶の水女子大学研修

8/23(金)、お茶の水女子大学にて、関東女子7高校(熊谷女子高校,前橋女子高校,浦和第一女子高校,宇都宮女子高校,水戸第二高校,お茶の水女子大学付属高校)の合同による研究交流会を行いました。10年以上も続く行事となっています。

 

大学で行われる授業や実習を他校生徒と一緒に受講するとともに、自分たちが行っている課題研究について互いに意見交換を行いました。

 

【生徒の感想(抜粋)】

・情報分野の講義では、最初は今何をやっているか分からなかったけど、実際にプログラミングされたものを見て、こんな風に動くのかと分かりました。そこから少しずつ複雑化していったけれど、自分で自由に作れる幅が増えたので、楽しく作れました。また、細かい設定で簡単に操作出来たり難しい設定にできるところがやりがいがありました。また、他校の人と仲良くなれて、楽しい一日になりました!

・この行事に参加するときはあまり期待していなかったけど期待以上の経験ができました。講義中も他の学校の先輩方とたくさん交流ができましたし、課題研究交流会では、先輩たちの課題研究がすごくて学びになりました。また、先輩たちからアドバイスを頂けて貴重な経験になりました。

・前回お茶大に来たときとは違って、県外の方々と実際に活動について話し合えたのは、今後の研究にも役立つ貴重な経験になったと思います。講義の内容も興味深く、進路選択にも生かしていきたいです。

【中央小学校交流】わくわく科学教室

本日8/21(水)午前、川越市立中央小学校にて、わくわく科学教室を行いました。

この行事は、毎年夏休みの恒例行事として行っており、川女生たちが「先生」として、小学生たちに科学の楽しさや不思議を伝えています。

小学生たちに、知識を伝える楽しさや難しさを感じていました。

【以下、生徒の感想】

・小学生と関わる機会はあまりないので、いい経験になりました。小学生との会話で、私が考えてないような発想とかも聞けて楽しかったです。また、科学の面白さを伝えるのと、知識を説明するバランスが難しいなと思いました。相手の反応を見て教える力が身についたと思います。

・小学生に教えることは、一度小学生の立場になって考えなくてはならず、とても難しかったです。また、実際に小学生たちと実験をした時に、「温めてみて」と一言言っただけでも、摩擦で温めようとしたり手で揉んで温めようとしたり、太陽に当ててみたりととても柔軟な発想力に驚かされました。他の世代の人と触れ合えるとても貴重な経験にすることができとてもよかったです。

【帰国報告】SSHオーストラリア海外研修2024

8月10日(土)無事にオーストラリアでの全研修行程を終えて、帰国しました。初日から最終日まで、毎日が生徒にとって新しい学びのある実りの多い研修となりました。現地2日目に訪れたラミントン国立公園では、普段目にしない色鮮やかな鳥たちやしめごろしの木を間近で見ることで、オーストリアと日本の植生の違いを肌で感じ、3日目に訪れたカランビンワイルドライフサンクチュアリでは、職員の方に英語で説明を受けながら施設を周ることで、野生生物の保護活動の実態を知ることができました。

 

現地4日目には、現地オーストラリアのブンダンバ高校との交流を行いました。科学の授業や体育、美術の授業を現地の生徒と一緒に体験するとともに、本校の生徒たちが日本について現地の生徒にプレゼンを行いました。「自然遺産」「食」「書道」「スポーツ」と各班がプレゼンを行い、最後は8月9日ということで「折り鶴と平和」について紹介しました。陽気なオーストラリアの先生や生徒も、この時は真剣に話を聞いていたのが印象的です。その後、この日一日お世話をしてくれた現地校の生徒に各自が折った折り鶴をプレゼントしました。四苦八苦しながらも英語で必死にコミュニケーションをとろうとする本校の生徒たちの姿、そんな本校の生徒に優しく耳を傾け、もらった折る鶴を大切に抱えるオーストラリアの生徒の姿に、単なる研修以上の価値を感じました。

 

生徒たちも帰国後次のように語り、自分自身の進路や学習への意欲を一層強くしたようです。

 

「獣医学部志望だったので、実際の野生動物病院を訪れ、話を聞けたことは大きな刺激になった。」

「オーストラリアの生徒との交流はとても楽しかったけど、伝えたいけど英語では伝えられないことが沢山あって、歯がゆい気持ちも残った。帰国後もっと勉強して、英語で自分の意見を話せる人になりたい。」

 

この素晴らしい研修を実施するために、ご支援・ご協力いただいたすべての方に感謝申し上げます。

【SSH】埼玉大学理学部 化学実験実習

 

令和6年8月9日(金)に埼玉大学理学部基礎化学科准教授 藤原隆司先生を講師に迎え、埼玉大学にて化学実験実習を行ってきました。参加者は1,2年生の希望者19名でした。
 最初の講義では「化学反応が生み出す冷たい光」という題で、まずは化学反応とは何か、化学反応には速い反応もあれば遅い反応もあること、発光反応で光が出るのは化学反応により生じたエネルギーであるなどの説明を受け、その後実験室に移動して、実際に2種類の物質で発光反応の実験を行いました。反応の進み方には温度が関係していることを、反応溶液を氷水、お湯に交互につけることで確認しました。

  

 
 後半は理学部の2つの研究室を見学し、先生から説明をしていただきました。
・生体制御学科の田中先生は、アカパンカビを条件を変えてたくさん培養し、DNA修復の研究をされています。

 

・分子生物学科の是枝先生は、植物の光合成について研究されています。

 
 理系に興味を持っている生徒にとって、大学の研究室はどんなところか?研究を行うとはどんなことかを知ることのできる貴重な機会となりました。
 埼玉大学は北浦和駅前から現在の場所に移転して約60年になります。キャンパス内の木々も60年経って、とても大きく成長しているのが印象的でした。
 指導いただいた先生方、TAの大学院生の方には大変お世話になりました。どうもありがとうございました。

【参加生徒の感想】

・今まで光る現象を当たり前のように感じていましたが、熱を出さずに発光することはまだ知らなかった原理や構造であったことに感動しました。もしこの技術が電球などの人間のものに応用することが出来ればより効率の良い照明が発明できると思いました。本日は本当にありがとうございました。
・光る棒の中にはガラス棒と液体が入っていて、混ざることで光ることが分かりました。ブルーライトを当てれば折らなくても光ることを知り驚きました。
・仕組みがよくわかっていなかったものの仕組みがわかってとても面白かった。化学で反応速度とかについて学習するのが楽しみになった。
・今まで使ったことの無い薬品ばかりでどんな反応が起こるんだろうとわくわくしました。実験がどれもとてもきれいに反応を起こして上手くできたので良かったです。
・まだ高校化学を習っていませんが、事前の講義や解説で、楽しみながら実験できました。ありがとうございます。
・私が不思議に思ってたスティックライトの仕組みを知ることができてよかった。ルミノール反応という初見のものも、実験を通すことで理解しながら学ぶことができた。
・色々な液体を混ぜることで、紫外線ライトを当てないと見えないものが暗闇でも見えるようになるのがとても面白いなと思いました。また、スライムも久しぶりに作ったのでとても楽しかったです。理学部についてあまり興味がなかったので、今回の研修で興味が湧きました。
・スティックライトなどが長持ちするためには冷たいところに置いておくのがいいということを知って面白いと思った。
・お祭りなどでいつもつけているライトスティックが化学反応により光っていることが分かりました。今までやった実験の中で1番綺麗でした。他にどんなきれいな実験があるのか知りたいです。
・今日は普段の学校の実験では体験できないような光の実験をやらせて頂きとても感動しました。昔からよく見るリングライトの仕組みが分かったし、触媒を入れた時の化学反応がとても綺麗でした。また生体制御と分子生物学科の研究室にお邪魔させていただき、研究の様子を見て貴重な体験でができました。ありがとうございました。
・今回は蛍光色実験をし、大学見学を兼ねて遺伝子研究などの説明を受けた。実験では、発光反応の法則性や特性を簡単に学ぶことができた。
・今回の実習を通して、化学発光の仕組みを理論や実際の実験で深く、理解することができました。今までは机上での学習でしたが、実際に実験して見ることで新たに発見できたことや、浮かび上がった問いが多くありました。これらの問いを大切に、これからも化学を楽しんで学んでいきたいと思います。
・お祭りの時などに使うサイリウムライトが温度によって発光状態が変化することがとても興味深かったです。発光状態が良い時はエネルギー状態が高いということを知ることができ、良かったです。もし機会があったら、身の回りの物にどんな化学反応が用いられているのか調べてみたいです。

令和6年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会

8月7~8日に神戸国際展示場で令和6年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会が開催されました。
全国のSSH指定校からの研究発表が一同に会し、各校工夫を凝らしていて大変見ごたえのある内容でした。
川越女子高校からは「人工知能を利用した画像認識による物化生地の論文分け」という内容で、3年生2名がポスター発表をしました。
前日は入念に準備をして当日の審査に臨みました。
8日の最終日には6つの発表分野から1校ずづ審査によって選ばれた高校が、スライドを使った口頭発表を行いました。各校アイデアや地道な努力が感じられ、大変興味深い内容でした。
見に来てくれた方々からのアドバイスや、他校の発表からも多くのことを学び、とても有意義なものとなりました。

 

【以下、生徒の感想】

・全国の様々な人々と交流して幅広い知見を得ることができました!

・全国レベルの発表を沢山聞けて、嬉しかったです。とても楽しかったです。この機会をこれからのことに上手く活かして行きたいです。

  

地学サイエンス教室

8月8日(木)に1年生12名、2年生3名を対象に地学サイエンス教室を実施しました。

今年度は星槎大学客員教授で気象予報士、第50次日本南極地域観測越冬隊員、空の写真家、元高等学校教諭の

武田康男先生に南極や空(雷や蜃気楼、雲など)からハワイのマグマや天文と幅広い範囲で写真や映像を見ながら解説いただきました。

ご講演後には多くの生徒が個別に質問し、非常に有意義な時間となりました。

(参加生徒の感想)

  • 本日公演してくださった武田さんの経歴にまず驚きました。高校の教師としての経験、南極大陸への上陸、著書の発行、この3点だけでもこれまでの私は、同一人物が叶えることは不可能だと決めつけていましたが、さらに多くの経験をされた武田さんのお話を聞いて自分の中の常識が覆されました。公演の後に2点質問させて頂いて、講義内では納得がいかなかった点について解明することが出来ましたが、その際的確な回答をしてくださった武田さんのように、何か自分がプロフェッショナルになれるものを見つけて極めるというのはとても楽しそうだなと考えました。武田さんのように夢中になれる何かを見つけ出すためにも、今後はより視野を広げて、とりあえずやってみようという考えで積極的に行動していきたいです。
  • 地学に関わる様々な用語を知ることができた上、武田先生の楽しそうに語る姿を見ているうちに、私の興味も膨らみました。
  • 講義では知らない内容が沢山あって、綺麗な写真を見ながら解説してくださって、とても楽しかったです。 ありがとうございました。

 

 

細菌学実習

8/6(火)、日本薬科大学にて、細菌学実習に生徒14名が参加しました。

 

高校の生物基礎の学習で学ぶ内容を更に発展させ、大腸菌や自分たちで持参した食品にグラム染色を行い、観察を行いました。

集まった他校の高校生と日本薬科大学の大学生とで班になり、互いに交流を深めるとともに、持参した食品で観察される染色の違いなどを観察し合いました。

 

実際に大学で実習されている内容を学ぶとともに、大学生活なども垣間見ることができ、今後に生きる体験をすることができました。

【以下、参加した生徒の感想(抜粋)】

・今回、日本薬科大学で行われた細菌学について学んでみて生物で習った知識と連携させて、考えられたことでより理解が深まった。また、細菌を顕微鏡で観察したときに菌の形で何か考察することで興味を持つものとなった。将来についてはあまり決めてはいないけれど自ら動く必要性や今後の授業の取り組みをよくするきっかけとなるよい講座だった。

・一年生の時に生物基礎で細菌については軽く触れていたが、今回の実習のように細かく勉強したことはなかったため、貴重な経験になり良かった。細菌は肉眼で見えないことを実験によって改めて実感したため、(特に夏時期の)食品管理や日々の手洗いを雑にしないなど普段の生活に今回の学びを活用したいと思った。

 

SSHオーストラリア海外研修2024

令和6年度SSH海外研修が始まりました。
8月5日の夜に成田を立ち、 6日の早朝に無事オーストラリアのブリスベンに到着しました。
初日はブリスベン市内の博物館見学や植物園の見学に加え、 州立クイーンズランド大学も訪れました。
キャンパスでは現地学生に案内をしてもらい、 生徒たちは日本とは違う海外の大学の大きさや雰囲気に終始驚き、 大きな刺激を受けたようです。

この後は各国立公園の視察や、現地校との交流が控えています。

10日まで充実した研修になるよう努め、無事帰国いたします。

SSH 臨海実習 2024

お茶の水女子大学湾岸生物教育センター(千葉県館山市)にて今年度も臨海実習を行いました。

7月28日~7月30日の3日間、2年生24名が参加し、ウニの受精と発生、ウミホタルの採集と実験、磯採集と海の生物の観察、海藻の分類とクロマトグラフィーの実験など、臨海実習でしか見ることのできない生物を時間をかけてじっくりと観察することができました。

<参加した生徒の感想>

・新鮮で、刺激的な経験を積むことが出来ました。海に赴くことも、海の生物にふれあうこともなかなかないので、実際に触れたり観察したりすることで、新たな興味や発見に出合えてとても濃い3日間でした。

・今回の実習を通して、身近なものに興味や疑問を持って取り組むのはとても面白いことだと気づきました。私もウニのように身近な生物に興味疑問を持って研究してみたいと感じる実習になりました。また、海に実際に入って磯採集をできて、とても良い経験になりました。

・1日が24時間だけでないようなとても充実した実習でした。特にウニの発生の観察では絶対に普段の生活でみることはないであろう貴重な瞬間をみることができ、臨海実習に参加して本当によかったなと思いました。磯の採集では、磯の多様な生態系を観察することができ、海藻の実習では今まであやふやだった海藻が今までより区別できるようになったと思います。ウミホタルの採集容器が光って上がってきたときはとても感動しました。学びの詰まった楽しい3日間となりました。

ウニの講義磯採集の様子3磯採集の様子2海洋動物の観察観察の様子
ウミホタル採集の様子ウミホタル実験
タコノマクラミノカサゴ海藻標本