2023年11月の記事一覧
【SSHサイエンス教室】「電子工作の基礎」
11月25日(土)の午後に物理室にてサイエンス教室「電子工作の基礎」を実施しました。
1,2年生ともに高校の電磁気はやっていないので、一つ一つ回路素子の説明をしながらやっていきました。
半導体には不純物によってn型とp型があり、それがどのような仕組みで電気を通すのかという話のあと、実際にLEDに電気を流してみて光る様子を見てみました。電流を大きく流しすぎると焦げたようなにおいがしてLEDが壊れるのも見ることができました。
その後、ブレッドボートとトランジスタを使ってトランジスタの作用を感じてみたり、モータードライバと組み合わせた回路を使うことでモーターカーのコントローラーを作ったりもしました。最後にはフォトリフレクタを用いたライントレースカーを走らせてみました。どのように回路をつないだら、どう走るかなど考えて楽しみました。
参加した生徒の感想です。
・今まで技術の授業でも触れてこなかった実験が多く楽しかった。
・今までこういったものは見たことがあったが、触ったことはなかったので良かった。前に読んだ本に乗っていた8ピンIC?に似ている箱を見られたので良かったです
・トランジスタやモータードライバなどを使った複雑な回路作りをしたことがなかったのでとても楽しかったです。また、ギアを2つ使えば、それぞれで違う動きをさせることが出来るなんて面白いなと思いました。ライントレーサーなどのロボットとかは本当に複雑な仕組みで動いていると思っていたけれど、実は簡単な回路でできていることを知って、自分にももしかしたら出来るかもしれないと進路の可能性が少し広がった気がします。ありがとうございました。
・楽しかった。
・文系を選択した自分でもわかりやすい説明でトランジスタの仕組みやラインカーの仕組みを知ることができた。自分自身がもっとレベルが高かったらもっと発見や深い学びにつながっていただろうと思った。そこからもっと幅広い知識を蓄えたい、今日参加していた人たちと渡り合えるようになりたいなどの勉強に対してのモチベーションが上がるいい機会となった。
実験道具などを壊してしまい大変申し訳なかったが先生方の快い対応もあり実験内容に集中することができた。ロボコン、魔改造の夜などを見て工学に興味を持っていたがなかなかそれについて触れる機会が少ないので今回そこに参加している人にちょっと近づけられたようで嬉しかった。
先生たちなどが後ろで楽しそうに会話しているのを見て電子工学って面白いかも、自分もあんな風に話せるようなものを持ちたいとも思った。
【SSHミーティング】ピタゴラスイッチ大会をやりました。
11月のSSHミーティングの時間を3回分程度使いピタゴラスイッチ大会をしました。
① 配布した板の上に収まるサイズにする。
② スタートからゴールまでの時間で競う1秒1点。
③ 脱線、1秒の停止すると終了とする。
④ 明確な90°の回転で+3点とする。
以上の条件で競いました。ここでの目標はルールの中で勝ちを考える発想力、モノづくりをする工作能力、チームで協力をする協働力を培うことです。モノづくりの中には限られた時間で形をまとめ完成させる力も含まれます。
チームを5つに分けて競いましたが、どのチームもやりたいことがうまくできずに苦戦していました。限られた時間であったため思うように作れなかったチームもありましたが、最後まで頑張って作成しました。
綺麗な回転レールを作ったCチームの勝利でした。
Aチーム→
Bチーム→
Cチーム→
Dチーム→
Eチーム→
令和5年 科学の甲子園埼玉大会に出場しました
11月18日(土)に埼玉県総合教育センターにて科学の甲子園埼玉県大会がありました。
県内からは37チームの参加がありました。午前中は理科4科目(物理、化学、生物、地学)+数学+情報の6科目の筆記試験と午後は実技競技で競ってきました。
今年の実技競技は、ペーパータワーです。コピー用紙7枚でなるべく高くビー玉20個を載せられるタワーづくりをしました。自分たちで協力して練習をして本番に臨みました。
結果は準備したものはしっかりとこなすことができましたが、満点(130 cm以上、ビー玉20個)達成するチームがあり優勝には及びませんでした。。練習してきた成果を発揮し、やり切った思いがありつつも悔しい思いの残る結果となりました。
【KEK出張講義】「アト秒レーザーと物理学」
11月11日(土)の午後に本校第一多目的室にてKEK出張講義「アト秒レーザーと物理学」を実施しました。
例年、KEKの多田將先生にお越しいただき物理学関係の講義をしていただいています。今年は10月に発表されたノーベル賞にちなんで「アト秒レーザーと物理学」という内容で講義をしていただきました。
最新の物理学を理解するためには生徒たちがまだ習っていない基礎的な内容が必要なのですが、基礎的な内容から丁寧に話をしてくださり、アト秒レーザーとはどのように発生させるのか、ノーベル賞受賞の科学者がそれぞれどんな研究で受賞したのかなどわかりやすく説明してくださいました。
参加した生徒の感想です。
・説明分かりやすかったしユーモアがあって楽しかったです。
・自分の職業を自分の好きなものにして、おしゃれと職業を両立していることがとても良いと思い、憧れた。私も将来、そのようにいきたい。
・最初は何も知らなかったけれど講演を聞くにつれて段々理解できて嬉しかったです。良い経験になりました。
・ニュートリノは、新聞でみて、少し知っていたのでそれが繋がって嬉しかったです!
講演会は新しい知識が増える、とてもいい場でした。
・少し難しい内容なのかと思っていたけれど、先生の講義はとても分かりやすかったので面白かったです。失敗してしまっても原因を解明して、やり続けることも大事なのだと学びました。今回の講義で新たに知ったことなども生かして、今後の進路選択に役立てていきたいです。
・今回の体験がなければそのことを知る機会もないわけで本当に貴重な体験をすることができたと思います。話を聞いて面白なと思いました。
・化学の授業で金属の炎色反応については習いましたが、どうして各金属で出る色が異なるのか、光が出るのかは知らなかったため本日の講演でその仕組みがわかり面白かったです。
・とても面白かった。アト秒レーザーの話が詳しく聞けてよかった。とても面白かった。1つ1つのことが段々納得されてくる感じがとても楽しかった。自分のこれまでの知識も生かされてよかった。この前の山守さんと違って1つの研究にあたり必要な人数が全然違うし、単なる大きさという意味では研究の規模もはるかに大きいので、色々な分野があるんだなあと思った。色々ある中でもトップレベルの大きさだろうけれど…
質疑応答の時の、失敗しても生かしようによっては生きるよ、という話も印象的。その生かしようによってノーベル賞とったんだからなあ… チャンスになるものを見逃さない精神を身につけたいなと思った。
・最も印象に残ったのは、「ノーベル賞を取るような研究の基礎には、何がしたいのか分からないような地道な勉強がある」ということです。普段の勉強も、将来に繋がると信じて頑張りたいです。
・ノーベル賞について、詳しく、分かりやすく知ることが出来ました。物理について詳しく学習したことがないので、説明を完全に理解することは正直出来なかったのですが、図やグラフ、動画により、何となくではあるものの、視覚的に理解することが出来たのではないかと思います。また、「ニュートリノ」という言葉を聞いたことがあったのですが、内容については知らなかったため、このようなもしかしたら将来役に立つかもしれないような研究をされているなんてすごいと感じました。私は2年で地学を選択したので物理についてこれから詳しく学習することはありませんが、楽しく物理について知ることができ、とても有意義な時間となりました。