2024年11月の記事一覧
【生物部】2024年前期の活動報告
生物部 2024年前期 活動報告
4月11日(木)~4月20日(土) シバザクラが見ごろを迎えました。
園芸部・生物部コラボ企画の「青空通路シバザクラプロジェクト」は昨年度9月から準備をスタートさせました。きちんと咲くのか、心配しましたが、見事に開花しました。4月1日ごろからちらほらと開花が始まりましたが、4月の2周目に入り、やっと見ごろを迎えています。授業公開まで間に合ってよかったです。
4月19日(金) 新入生入部 なんと12名!!
4月20日(土) 水質検査の勉強会 IN 川越女子高校
みずとみどりの研究会 佐川公一様を講師に、CODの水質調査の意義と実技研修を行いました。
4月21日(日) チームアライグマ 第1回ミーティング IN 川越女子高校
新年度がスタートしました。今年度のチームアライグマの代表者は、川越女子高校の上村さんと越谷北高校の柘植さんになりました。今年度のスケジュールやチームアライグマの今年度の目標について話し合いました。
講演会「ツヤハダゴマダラカミキリについて」 NPO法人 自然観察指導員埼玉 代表 奥野麦生様
クビアカツヤカミキリの被害を超える危険性のある外来昆虫の紹介をしていただきました。クビアカツヤカミキリの調査と同時に注視していきたいと思います。
<参加校 川越女子 越谷北 熊谷西 所沢北 松山 坂戸西 52名(越ケ谷と所沢西)オンライン13名>
5月3日(金)、4日(土) 高麗川・新河岸川 エビ調査
1年生は初めての調査になりました。今年も高麗川ではたくさんエビがとれて安心しました。高麗川の東橋と諏訪橋でたくさんの在来のヌカエビを採集できました。学校に持ち帰り飼育します。新河岸川では、外来種のエビの数が例年より少ないことが気になりました。
5月11日(土) 川越女子高校SSH課題研究発表会
生物部では2本の発表を行いました。3年生は発表をがんばりました。これで引退となります。
「高麗川エビの年推移と種同定」
「四季咲きキンギョソウの開花条件」
(「シバザクラの開花条件とサクラの開花の関係」(園芸部))
5月12日(日) TOPPAN(トッパンフォトマスク) 朝霞工場 ビオトープ見学
生態系協会の佐久間様にご紹介していただき、昨年度にDNAでヌカエビと確認されている高麗川の準絶滅危惧種であるヌカエビをTOPPAN朝霞工場にあるビオトープに移植して保全することになりました。TOPPAN朝霞工場内のビオトープは、これまで10年間整備管理が行われており、昨年は彩の国埼玉環境大賞の優秀賞を受賞しており、実績のあるビオトープです。これまで、富士見市のホトケドジョウやギンブナを保全しています。自然の河川からは隔離され、地下水をくみ上げて水を貼っている大きさが15m×5mほどの池と植物から構成されています。毎月4人ほどの担当の方が整備を行って環境が維持されています。そのため外来種の侵入を防げる状況であり、今回ヌカエビを放流することになりました。
生徒は、TOPPANの担当者の方にビオトープについての説明を受け、敷地内のビオトープを見学させていただきました。また、これまでの川越女子高校の取り組みを紹介し交流することができました。
5月3日の調査でとれた抱卵個体を試験的に移植することとなり、5月15日に10匹の移植を行いました。
TOPPAN朝霞工場の紹介 令和5年度彩の国埼玉環境大賞受賞者の決定 - 埼玉県
6月1日(土) チームアライグマ 都幾川合同調査 IN ときがわ町都幾川河川敷
チームアライグマの合同調査を行いました。水生昆虫の専門家である碓井徹先生、植物の専門家である三上忠先生、昆虫の専門家である中川大樹先生を講師に、水生生物班、植物班、昆虫班に分かれて調査し、班ごとに成果を発表を行いました。特に、植物は外来種が非常に多いという印象です。中流域の水生昆虫の種類は豊富で時にヤゴ類はたくさん見つかりました。<参加校 川越女子 越谷北 熊谷西 33名>
6月8日(土) 「集まれ未来の生きもの博士 荒川の生きもの博士を育てるプロジェクト~三ツ又ビオトープで生きもの調査体験~」のボランティア IN 荒川三ツ又沼
荒川の生きもの博士を育てるプロジェクト主催の小中学生対象のイベントのボランティアに参加し、生きもの調査のお手伝いと、外来生物についての説明を行いました。アメリカザリガニやアカミミガメが条件付き外来生物に指定された(2023年6月)こともあり、どのように接したらよいかなどをわかりやすくクイズ形式にして小学生に伝えることができました。
6月12日(水) NHK取材と稚エビとの対面「TOPPANのビオトープで、ヌカエビの繁殖が成功!」
TOPPANビオトープで、ヌカエビの繁殖に成功し、稚エビが生まれているとの報告があり、生態系協会の佐久間様に届けていただきました。この話を受けて、NHKラジオの出演が決定し、取材を受けることになりました。NHKの方には生徒にインタビューを行い、取材していただきました。
6月15日(土)クビアカツヤカミキリ調査 IN 川越
川越女子高校が毎年調査している川越市内の桜 約100本を見て回り、クビアカツヤカミキリがいるか、フラスがあるかを調査しました。 川女校門前→連馨寺→氷川神社→成田山→喜多院 のコースです。いつもは中院まで行くのですが、時間が遅くなったため後程調査することになりました。埼玉県環境科学国際センターの三輪先生からの情報で、昨年度、川越市では成体が1匹見つかっており(フラスは見つかっていない)、ここ数年は注視しなければならない状況です。今回調査した地点(市内中心部)では、成体もフラスも見つかりませんでした。市内の広域を調査する必要性を感じています。
6月22日(土) チームアライグマ クビアカツヤカミキリ合同調査 IN行田市武蔵水路
チームアライグマの合同調査を行いました。川越女子高校の生徒は実際にクビアカツヤカミキリを誰も見たことがないため、初めて合同調査に参加しました。約2時間半で200匹以上のクビアカツヤカミキリを捕獲することに成功しました。クビアカツヤカミキリは特定外来生物に指定されているため、その場で酢酸エチルで殺してから学校に持ち帰り標本にします。最初は手で捕獲するのを躊躇していた部員も、そのうちに捕まえるのがうまくなり、積極的に捕獲することができました。それと同時に、クビアカツヤカミキリの被害がどんなにひどいのかを実感することができました。
<参加校 川越女子 熊谷西 大宮 19名>
6月23日(日) チームアライグマ 第2回ミーティング IN 川越女子高校
今回のミーティングでは、7月に行われる 埼玉県立総合教育センター主催の「目指せ、生きもの博士」に高校生体験活動の一環としてチームアライグマメンバーが参加することになりました。7月27日(土)1日目、28日(日)2日目にわたって開催予定です。3校ずつの参加と決まりました。その際には、小学生の調査のお手伝いを行うことと、外来生物や生物多様性についてのレクチャーを高校生が考えて行うことになっています。その内容や行い方についての話し合いを行いました。基本的には学校ごとに分かれて、紙芝居や実物などを用意して内容を分けて行うことになりました。
<参加校 川越女子 越谷西 熊谷西 所沢北 大宮 松山 45名>
6月26日(水) NHKラジオに顧問が生出演 「ヌカエビを救え!川越女子高校生物部の取組」
NHKラジオ第一 ひるどきさいたまーず 11:30~ に顧問が生出演し、川越女子高校の生物部のヌカエビ保全についての話題で放送されました。
7月15日(月) チームアライグマ 江南支所 事前打ち合わせ
「目指せ!いきもの博士」では、フィールドの調査を行うため、事前にフィールドの見学と調査方法や手順などを確認しました。江南支所敷地内の田んぼおよびため池の環境には、多くの生きものがいることを確認することができました。
<参加校 川越女子 越谷西 熊谷西 所沢北 大宮 松山 48名>
7月27日(土) 埼玉県立総合教育センター主催の「目指せ、生きもの博士」 1日目
川越女子高校は1日目の参加です。天気もよく、かなり熱くなりましたが小学生は元気いっぱいでした。このイベントに参加している小学生は、生物に興味のある子供たちでしたので、高校生の話をよく聞いてくれていました。各高校での工夫もあり、盛り上がりました。<参加校 川越女子 熊谷西 松山 26名>
7月25日(木) 黒目川 エビ調査
昨年度、黒目川にもスジエビが共存しているという情報を受けて、初めて黒目川に調査に行きました。穏やかで魚も多く住宅街が多い中できれいな川でした。残念ながら、スジエビな見つかりませんでした。
7月31日(水)小畔川 エビ調査
昨年に引きつづき小畔川の調査です。昨年いたはずのスジエビが見つからず、残念でした。午前の調査にはNHKの現地取材が入りました。午後は学校の生物室にて、顕微鏡を使った調査の方法などの取材を受けました。
8月1日(木)―2日(金) 立正大学 DNA解析実習
今年度、立正大学地球環境科学部環境システム学科 関根一希講師と「外来種のカワリヌマエビ属のDNA解析」についての共同研究を行っています。共同研究のテーマは外来種であるシナヌマエビが国内在来種であるミナミヌマエビとの交雑を起こしていないかということに着目しているのですが、在来種と外来種の違いもDNA解析で確かめることができます。今回は、大学生が高校生にDNA解析の方法について実習を行いました。1日目はNHKの取材が入りました。
1日目は、エビの検体から、どのようにDNAを取り出して、増幅させる実習を行いました。
2日目は、増幅したDNAの解析方法を知る。大学にあるシーケンサーを見学しました。
大学での実習ということで、生徒も緊張していたようですが、丁寧に教えていただき、DNA解析について実感がわいたようです。
8月6日(火)―8月8日(木) チームアライグマ合同合宿 IN 秩父
川越女子 越谷北 熊谷西 大宮 蕨の5校36名が参加して、大滝げんきプラザに合宿に行ってきました。
森林を歩き、植物を採集、トラップをかけて昆虫やほ乳類を捕獲観察。毎木調査と植物の同定など盛りだくさんでした。天気が不安定で、大雨もありましたが、予定通りスケジュールをこなすことができました。毎木調査中にハチの巣を踏んで刺されてしまった生徒もいましたが、このような経験はなかなかできることではないです。葉の形や葉の生え方に注目した樹木の同定もみな初めてでしたが、じっくり植物を観察できたことは楽しかったようです。
川に入り、水生生物の採集と同定。 中津川は荒川の上流で流れが速く、エビは見つかりませんでした。夜は時間をかけて、生物の種類を同定したり、ディスカッションをすることができました。トラップでキャラメルコーンやナッツを仕掛けたところ、2日連続でネズミが捕獲できたことには驚きました。学校の枠を超えた斑活動で、様々な交流が生まれ刺激を受けることができました。最終日は、上長瀞での水生昆虫調査をしたあとで、自然の博物館を見学しました。ちょうど外来生物のテーマ企画をやっており、チームアライグマのポスターを展示させていただいており、それを確認できました。生徒たちは自分たちのことが展示されていることを知り、喜んでいました。
8月19日(月) 高麗川 エビ調査
定期調査ですが、回る箇所が多くて暑いので大変でした。1年生も調査にだいぶ慣れてきました。
8月22日(木) TOPPAN 朝霞工場見学
5月に移植したエビが無事に育っているということで、8月に高麗川で採集したエビのうち30匹(抱卵個体を含む)を本格的に移植しました。今回もNHKの取材がありました。その際に、NHKの4Kカメラでエビの個体を撮影している最中にメスが抱卵している卵からゾエア(幼生)が生まれる瞬間を撮影することができました。2mmほどの生まれたてのゾエア(幼生)の写真を撮ることにも成功しました。おそらく、自然の川や学校の水槽やビオトープ内ではとても撮影は難しいことなので、ありがたいことです。映像の力にも感心しました。
ヌカエビの保全は今始まったばかりです。これから毎月、TOPPANの鈴木さんに協力していただき、エビの数や水温などを調査してデータをいただき、学校で飼育のエビと比べながらモニターしていくことにしました。在来種のヌカエビの生態を知るうえで重要なデータになることと思います。
ヌカエビから生まれたゾエア(幼生)
ヌカエビプロジェクトのキャラクター 服部ふたばさんの作品
9月3日(火) NHK 総合テレビ ひるまえほっと AM11:30~12:00
川越女子高校生物部 「ふるさとのエビを救え!」放送されました
テレビの力は大きいですね。放送後に数件の問い合わせや励ましのお言葉の電話などをいただました。生物部の活動が話題になってくれることで、外来種問題について注目してくださる方が増えてくれることが何よりも大切だと思います。
9月7日(土)-8日(日) 紫苑祭
生物実験室にて生物部の展示発表を行いました。今回は、部活動bの紹介他、カワリヌマエビ属(外来種)とヌカエビ(在来種)の展示、クビアカツヤカミキリの紹介、生徒が作成した「外来種希少種かるた」を小学生と一緒に行ったり思案した。川越市民はクビアカツヤカミキリのことを知らない方が多く、大変関心を持っていただきました。今年は、来場者制限がない文化祭で、生物部来場者は1000名を超えました。入場者の1割以上が生物部の展示を見ていただいたことになります。そしてなんと、展示部門1位を獲得しました!
9月14日(土)新河岸川 エビ調査
定例の調査行いました。春に引き続き、エビの数が減っていました。
9月20日(金)科学展(科学振興展覧会)出展しました
クビアカツヤカミキリの雌雄の体長調査
荒川水系における外来カワリヌマエビ属の拡大状況 県優秀賞
準絶滅危惧種ヌカエビの生態と保全 県優秀賞
9月22日(日) チームアライグマ 第3回ミーティング IN 川越女子高校
11月10日に予定されている高校生によるシンポジウムのテーマ決めと役割分担を行いました。ポスターは川越女子高校の小池さんか引き受けてくれました。
テーマは「チームアライグマと考えるネイチャーポジティブ~私たちが自然のために出来ることとその未来~」となりました。
9月30日(月) チームアライグマ 彩の国埼玉環境大賞に応募
いろいろな方からのご推薦もあり、彩の国環境大賞に応募しました。
【生物部】高校生によるシンポジウムを開催します
11月10日(日)川越女子高校が所属するチームアライグマ(高校生の研究グループ)主催で、高校生によるシンポジウムを開催します。
「チームアライグマと考える ネイチャーポジティブ~私たちが自然のために出来ることとその未来~」をテーマに、午前に講演会(視聴覚室)、午後に討論会(生徒ホール)を行います。詳細はポスターをご覧ください。
どなたでも参加できますので、興味がありましたらご参加ください。なお、参加する際には、下記QRコードからの参加申し込みをお願いします。(参加費無料です)
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