2017年2月の記事一覧

バレーボール部新人戦県ベスト16

新人戦の県大会が2月3日(金)に本庄総合公園体育館で行なわれました。

インフルエンザが流行し、出場する選手も定まらず、かなり過酷な環境の中での試合でした。
結果は以下の通りです。

1回戦 川越女子 2(25-10 25-20)0 浦和南

2回戦 川越女子 0(6-25 8-25)2 市立川越

2回戦で第2シードの市立川越高校に敗退し、ベスト16という結果となりました。

本来出場する予定の選手がインフルエンザに罹り、直前にスターティングメンバーが半分替わってしまうというアクシデントがありました。
しかし、辛抱強く頑張り続けた選手たちの活躍により、アクシデントを乗り切り、県大会で1勝することができました。

「正しい努力は、必ず実を結ぶ」ということが分かった1勝でした。


しかし今大会で、仕方が無かった部分があるとはいえベストコンディションで試合に臨めなかったことについては、アスリートとして反省しなければならない点だと思います。

高校生といえど、運動部の生徒はひとりのアスリートです。
運動系の部活動に所属し、大変な思いをしながら勉強との両立を目指していく。その中で学んでいくことはアスリートの精神です。

アスリートが賞賛されるべき部分は、「勝利」という結果ではなく、その過程にあります。
結果に目が行きがちですが、結果ばかり見ていると「過程」には目が届きにくくなります。

目標を掲げ、自らコツコツと地道に努力をし、目標に向かって前向きに進んでいく精神。
仲間の気持ちを考え、仲間を尊重し、辛いときは互いに助けあう精神。
時間を守る、気持ちの良い挨拶をするなどの規律を重んじる精神。
競技を通じて、自分自身と素直に向き合う精神。

私はこのような精神を育むことが部活動の役目だと考えています。

今回は、良い面、悪い面の両方あった大会だったと思います。
チームがより良くなるために、この経験を次に生かすことが成長へとつながります。

ここから2ヵ月半の間、公式戦のない日々が続きますが、勉強も部活もコツコツを積み上げていくことを大切にして、充実した期間となるよう生徒とともに努力をしていきたいと思います。

                             川越女子高校バレーボール部顧問 W