校長日誌 第1回学校説明会

令和7年6月14日(土)学校説明会、部活動見学を行いました。多くの中学生、保護者の方に御来校いただきました。ありがとうございました。参加の中学生の皆さんと、来春の入学式でお会いできることを楽しみにしています。
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校長挨拶概要

 皆さんこんにちは。校長の西野です。本日は、ご多用のところ、また、足下の悪い中、川越女子高校学校説明会にお越しいただきありがとうございます。

  この後、生徒や各担当から説明がありますので、私からは川越女子高校のことについて簡単にお話しいたします。

  本校は全国的に見ても長い歴史を持つ学校の一つです。伝統校にありがちですが、学力の向上の他、多くの求められるものがあります。従って、川越女子高校での生活では様々なことに取り組むことになるので、決して楽ではありません。

  でも、それをクリアしてきた卒業生は、各界で活躍しています。最近の卒業生の例をいくつか挙げると、パリパラリンピック日本選手団の旗手を務めた西田杏選手や「はやぶさ2」プロジェクトで重要な役割を担った碓井美由紀さん、飯島朋子さん。現在、TBSテレビTHE TIME,の金曜レギュラー齊藤美雅さんも本校の卒業生です。

  川越女子高校がこうした人材を輩出できるのは、多様な学びと自主自律をモットーとした教育を長年行っているからということに加えて、女子高校であるということも大きな要因です。

  昨年は別学について様々な議論がなされましたが、本校は別学ならではの良さをうまく生かせています。素のままの自分でいられますし、何でも言える環境があります。また、学校行事などに一致団結して取り組むことができます。

  異性の目を気にせず行動できる別学ならどこでもそうなのではと言う人もいるかもしれませんが、「別学だから」だけではありません。

  素の自分でいられる良さを維持するには、多様な考えを互いに認めあうことが必要です。人格形成を念頭にした教育を進める川越女子高校だからそれが可能なのです。また、各教科ともに授業の中で人に伝える力を身につけさせており、うまく伝えられるからこそ何でも言える環境が整うのです。

  女子校であるということと本校の教育があるからこそ、川女生は互いに協力し合い、一致団結して素晴らしい学校行事を作れるし、充実した楽しい高校生活を送ることができているのです。

  楽ではないが、楽しい学校。それが川女です。生徒が生き生きと活躍する大変良い学校です。来春皆さんとまたここでお会いできるのを楽しみにしています。