校長日誌 SSH課題研究発表会・運営指導委員会

令和7年5月10日(土)本校SSH課題研究発表会及び運営指導委員会が行われました。2年生はこれまでの研究成果のいわば途中経過を、3年生はこれまでの研究の集大成の発表です。当日は本校SSH運営指導委員の先生方、教育局から指導主事の方においでいただき、科学技術振興機構の先生にはオンラインで参加していただきました。これまでの運営指導委員の先生方からのご指摘を活かした、大変素晴らしいプレゼンテーションばかりでした。また、生徒からの質問も数多くあり、聞き手の理解も深まり、大変実りある発表会となりました。当日いただいたご意見を、今後も皆さんの研究に役立ててください。

<運営指導委員の先生方からいただいたご意見要旨>
〇見えないものの研究も今後期待している。
〇今年度から運営指導委員となり、はじめて発表の様子を見たが、大変高度な研究が多く、びっくりしている。プレゼンテーションも大変上手だった。ただ、淡々と発表している人もいたので、もっとエモーショナルな発表も期待している。
〇3年生は、これまでの研究成果を踏まえた内容で素晴らしいものだった。
〇2年生は発表の練習をよくしている様子がうかがえたが、研究していて失敗したことなども盛り込むとよりよいものとなるのではないか。
〇3年生の発表は大変素晴らしかった。これまでの研究でどこまでが分かっていて、何が課題で、どう克服したかがよく分かるものだった。また、研究成果を元に生活に役立つ提案などもしており、素晴らしいものだった。
〇箱ひげ図、中央値検定など統計処理をきちんとしている発表が多く、素晴らしい。
〇発表原稿は暗記しなくても、スライド画面を見ながら発表するとより説得力がある。
〇研究内容を欲張りすぎず、単純化することが大切である。
〇賞を獲得した発表もあるのだから、もっと宣伝したらどうか。
〇川女は良い研究をしている。これからも頑張ってほしい。

発表会終了後には、運営指導委員会が行われ、本校担当から今年度の運営方針等を説明し、了承を得られました。また、AIの扱い方等について、様々なご意見、ご指導をいただきました。大変参考になりました。