校長日記 出張講座「音楽講座」・サイエンス教室にて

2月3日(月)放課後、同時間帯で2つの講座が行われました。1つは視聴覚室にて出張講座「音楽講座」、そしてもう1つはコンピュータ室にてサイエンス教室です。どちらも講座に興味関心のある川女生が集まり、学び合いを行いました。

キットを組み立てる 皆さん集中 何が出来るかな

まずはサイエンス教室。今回は本校の教員が担当して、プログラミングの実演習です。ファブウォーカーを制作しよう!と題して、キットを組み立ててC言語でのプログラミング体験。最後は動き出す小さな自分だけのオリジナルロボット。制作中の皆さんは真剣そのものでした。

西原先生の講義 大勢集まった音楽講座 メモをとる姿

ヴァイオリン演奏 ドビッシーのピアノ演奏 ピアノ・ヴァイオリン協奏曲

そして視聴覚室にて行われた「音楽講座」。今回は桐朋音楽大学教授の西原稔先生をお招きして、ドビュッシーと絵画(フランス印象主義の音楽)についての出張講義でした。前半は西原先生の講義、フランス近代音楽のはじまり・1870年代の西洋状況・ターナーとドビュッシー等について講義を拝聴しました。絵画にインスパイアされて楽曲を創作したドビュッシー。絵画と音楽の共通性などについて学びました。音楽はインプットするものが多いほど表現力というアウトプットの幅も広がる、と改めて感じました。後半は、西原先生の門下生佐竹さんのピアノ演奏。桐朋音大卒業後、慶応義塾大学(美学美術史専攻)在学中、この春から東京芸大(大学院)に進学されるそうです。ピアノの音の幅が、これまでの経歴を物語っていました。最後はプロのヴァイオリニスト清水さんと合奏。生徒の皆さんも、ホッとする空間を体験できたことでしょう。沢山のことを学び続け、幅のある人になって欲しいと願いながら参加しました。