日誌

校長日記 令和3年度入学式にて

4月7日(火)令和3年度入学式が保護者のご参加をいただく中、無事に挙行されました。新しい制服姿の初々しい新入生358名が入学許可となり、「川女生」の仲間入りをしました。まだまだ制約の続く中ですが、充実した3年間を過ごして欲しいと願っています。

入学生の入場 式の様子 新入生全員

厳粛な中 代表者の言葉 誓いの言葉

呼名の様子 学年の先生方 クラス開き

厳粛な雰囲気の中、入学式は進行していきました。校長式辞(下段参照)の後、新入生代表の言葉(1-8相原美愉さん)と続き、358名の新入生が「川女生」となりました。

クラスごとに はい、ここですよ クラス写真の風景

そして、翌日(4月8日)の晴れ渡る青空の下、桜の花を背にしながら、クラス記念写真を撮影しました。天候同様に、晴れ晴れとした新入生の笑顔も満開でした。いよいよ川女での生活がスタートしました。皆さんの活躍をお祈りしています。

  

《 令和三年度入学式・式辞 概要 》

 新入生の保護者の皆様の御臨席を賜り、ここに埼玉県立川越女子高等学校令和三年度入学式を挙行できますことは、私たち教職員や在校生にとりまして、大きな喜びであります。
ただいま本校への入学を許可いたしました358名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんは、弛まぬ努力が実を結び、難関の入学試験を自らの力で突破され、川越女子高校での「学びの扉」を自らの手で開くこととなりました。
本日から皆さんは、川越女子高校の一員となりました。これまで皆さんを保護者やご家族の方々が、支えてくださったことを忘れずに、充実した高校生活を送ってほしいと願っています。
この川越女子高校は、創立百十年を超える、埼玉県でも有数の歴史と伝統のある女子高です。本校では、「学力の向上」と「人格の陶冶」を二本柱として、様々な教育活動を展開しています。さらに、平成十八年度から三期にわたり、文部科学省の「スーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)」指定校として、文系理系の区別なく、科学的思考力を培い、国内外で活躍する人材の育成に力を入れています。
さて、高校生活への期待と希望に満ちあふれている新入生の皆さんに、「真の川女生」になるために、実践してほしいことが二つあります。それは、「学びに貪欲であれ」ということと、「常に謙虚であれ」ということです。
まず、一つ目の「学びに貪欲であれ」とは、本校の教育の二本柱の一つである「学力の向上」につながる言葉です。本校には、多様な学びの場が整っています。日々展開される「質の高い授業」、教科領域を越えた深い学びである「教科間連携授業」、大学等研究機関の特別講師による「出前授業」、新聞を活用した「NIE」、自ら課題を設定し取り組む「課題研究」、SSHによる「サイエンス教室」や「出張講義」など、魅力的で刺激的な学びの場を積極的に活用し、「貪欲な学び」を実践してほしいと思います。それが、本校の目指す「学力の向上」に必ずつながります。 
そして二つ目の「常に謙虚であれ」とは、本校教育の二本柱の二つ目である「人格の陶冶」につながる言葉です。この度のコロナ禍において、終わりの見えない不安の中、いかに「思いやり」の心を持ち続けられるのかが、問われています。人の心は誰にも見えませんが、「心遣い」は誰にでも見えます。また、人の思いは見えませんが、「思いやり」は誰にでも見えます。新入生の皆さんには、優しく謙虚な人になってほしいと思います。自身の人間性に磨きをかけ、「常に謙虚であれ」を実践してほしいと思います。それが、本校の目指す「人格の陶冶」に必ずつながります。
ところで、日本近代経済の父である渋沢栄一翁は、「道徳経済合一説」により、「私益を追求するのではなく、利益は等しく民に分配されるべき」と節理ある経済の在り方を唱えました。新入生の皆さんは、学びから得た知恵や知識を自分のものだけにせず、社会に還元する使命を感じながら、この川越女子高校で三年間学び尽くしてください。これから始まる川女生としての生活が、有意義で、生き生きとした活気に満ちたものとなることを祈念し、式辞といたします。

令和三年四月七日 埼玉県立川越女子高等学校 校長 桑原 浩