校長日誌 卒業証書授与式
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令和7年3月14日(金)第77回川越女子高等学校卒業証書授与式を行いました。保護者の方、来賓の方に御臨席いただき、盛大で厳粛な式を行うことができました。 高校77回生の皆さん、おめでとうございます! 心からお祝いします。 これからは、川越女子高校の卒業生として誇りを持って、精一杯御活躍ください。いつまでも応援しています。 以下は式辞の概要です。表示されない場合は<続きを読む>をクリックしてください。 |
校長式辞要旨
厳しい寒さを越え、校内の木々に春の訪れが感じられる今日の佳き日に、御来賓の皆様、御家族の皆様の御臨席を賜り、埼玉県立川越女子高等学校第七十七回卒業証書授与式を挙行できますことは、私たち教職員にとりまして、大きな喜びであります。
保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。立派に成長された姿を目にされ、喜びもひとしおのことと存じます。これまで、心温まる御支援と御協力を賜りましたことに、心より感謝申し上げます。
そして、只今、卒業証書を授与しました三四九名の皆さん、御卒業おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
皆さんは、コロナ禍で大きく制限された中学校生活を過ごしてきましたから、多くの人が川越女子高校に入学してようやく学生らしい生活を謳歌できると思ったことでしょう。しかし、現実はそれほどおおらかではなく、入学式の在校生の参列は、ハレルヤ奏楽に参加した音楽部と弦楽オーケストラ部のみでしたし、その年の紫苑祭も一般のお客様なしでの実施でした。
学校生活で中心的存在となる二年生になり、徐々に制限が解除され、学校行事を徐々に拡大して行うことができました。これが実現できたのは、皆さんが、社会状況を見極め、しっかりと考え抜き、感染拡大防止をはじめとするより適切な運営に努めた成果です。
さて、先ほどお話しした3年前の皆さんの入学式で、私が皆さんにお伝えしたのは、たった1つのことです。高校生活で考え抜く習慣を身につけてほしいということでした。そうお伝えしたのは、二〇〇六年から経済産業省が提唱している「人生一〇〇年時代の社会人基礎力」が念頭にあったからです。経済産業省の提言によると、社会人基礎力とは、「前に踏み出す力」「チームで働く力」そして「考え抜く力」であり、その能力を発揮するためには「どう活躍するか」「どのように学ぶか」「何を学ぶか」という3つの視点のバランスを図ることが必要であるとしています。経済産業省は二〇一七年の報告書でも改めて「社会人基礎力」の定義とその獲得に向けた個人、企業、国の行動指針を出し、重要性に言及しています。
皆さんは川越女子高校の各学校行事で、行事をよりよいものとするために自ら前に踏み出したり、そのためにチームで活動したりすることを経験してきたでしょう。その結果、紫苑祭をはじめとするいくつもの学校行事を成功裏に収めることができたのです。ですから、私は川越女子高校では伝統的に「前に踏み出す力」「チームで働く力」は自然に身につくと思っていました。だから、最後の一つ「考え抜く力」を意識して身につけてほしいと願ったのです。皆さんは、私の願いどおり様々な場面でよく考え抜いてきました。その成果はすでに、先ほどお話しした学校行事の成功や学習における力の向上に現れています。
皆さんなら、きっと、これからも前に踏み出し、皆で協力し、考え抜くことで、自らの能力を発揮し続け、よりよい未来を創造することができます。皆さんには、自ら作り上げるよりよい未来が待っています。その未来に向けて、思う存分羽ばたかれることを心から願い、式辞とします。おめでとうございます。皆さんのことをいつまでも応援しています。