日誌

校長日記 令和3年度始動開始!

4月6日(火)令和3年度着任式及び始業式が行われました。令和3年度がいよいよ始動しました。着任式及び始業式は感染防止のため、放送室からMeetによるオンライン集会という形で実施されました。着任式では、予め配布された資料プリントを生徒の皆さんは参考にしながら、校長より転出者および転入者の紹介を行いました。着任式の最後では、着任された先生方を代表して、河津先生から着任のご挨拶をいただきました。

放送室の様子 放送室で音声チェック 着任者代表あいさつ

そして、始業式では、校長講話(下段参照)に続き、武藤進路指導主事からお話をいただきました。川女の皆さんの先輩の経験談を踏まえながら、「不得意科目の克服が大事。計画を立てて学習を何度も繰り返し定着を図る。受験勉強は特殊ではなく、まずは授業を大切にしよう。勉強は本来楽しいもの」というお話でした。2年生も3年生も、その年次に合った段階的な学習状況を整えていって欲しいと思います。

校長講話の一コマ 教室の様子 武藤進路指導主事の講話

令和3年度、皆さんはどんな年度を過ごしますか。充実した時間を過ごせますように願っています。今年度も共に高め合っていきましょう。さらに、感染症防止の対策も引き続き、ご協力をお願いします。

 

《 始業式・校長講話概要 》                            
 いよいよ令和3年度が始まりました。入学式では358名の新入生が川女の仲間を入りします。総勢1、078名の皆さんと共に、切磋琢磨しながら、充実した高校生活を送って欲しいと思います。
 さて、前回の全校集会でお話した「Negative Capability」のことは覚えていますか。「問題の答えを性急に出さず、未解決の問題にせっかちに帳尻を合わせず、いわば宙ぶらりんの状態に対して我慢して持ちこたえる力」について、お話をしました。本日は、「Negative Capability」と同じように、これから皆さんに身につけて欲しい力として、「Critical Thinking」について、お話をしたいと思います。

 「Critical Thinking」というのは、「批判的思考」と訳されます。「批判」と聞くと、受容せずに攻撃するといった、マイナスイメージを思い浮かべることが多いかも知れません。
しかし、「批判」の「批」は「事実を突き合わせる」、「判」は「見極める」、つまり、相手の意見を聴いて、「本当かな」と疑いながら、多面的に自分なりに考えを見直すことです。「批判」ということばは、マイナスではなく、むしろプラス的な言葉なのです。

 では、「Critical Thinking」とは、どんな思考方法なのでしょうか。「Critical Thinking」とは、「見かけに惑わされず、多面的・多角的に物事を捉えて、本質を見抜く」ための、思考方法なのです。多面的・多角的に捉えるということは、客観的に分析し、思考することが必要です。そんな意味で、「Critical Thinking」は、「複眼的思考」などと呼ばれることもあります。感情的な推論はせずに、常に客観的事実を評価しなければならないのです。

 川女生の皆さんには、この「Critical Thinking」に磨きをかけて欲しいと願っています。すでに皆さんは、毎朝教室に配られる複数の新聞に触れていますが、新聞によって、様々な考え方や捉え方があることに気づいているでしょう。場合によっては、正反対の解釈や解説の新聞を目にすることもあったでしょう。大事なのは、新聞に触れながら、「本当かな」と疑いながら、多面的に自分なりに考えてみることです。
 しかし、自分なりに考える前に、まずは、対象や物事の問題をきちんと理解していなかればなりません。客観的把握をベースとした正確な理解を行った上で、再度、自分なりに分析し吟味する力、すなわち「Critical Thinking」を発揮して欲しいのです。

 本日より、新しい年度が始まりました。まだ、制限・制約はありますが、充実した川女生活を過ごして欲しいと思います。今年度も皆さんの活躍を応援し続けていきたいと思います。
 以上で、お話を終わります。