日誌

未来の科学者を目指して

  昨日の6月19日(金)、十文字学園女子大学の池田まさみ先生を講師としてお迎えし、出張講義「科学としての心理学の魅力」が開催されました。
 私たちの「心」を理解するために、池田先生は「錯視」を例に、外界(=物理世界)と心的世界(=知覚世界)との関わりについて、具体的な例や実験を用いて説明してくれました。
 そこで分かったのは、私たちは外界を処理する際、知識や記憶によって再構成が行われるということです。より簡単に述べるならば、私たちは外界をそのまま受け取ってはいないのです。
 下の外向きと内向きの矢羽根がついている線分の図を見てください。

 実は線分ABとBCは全く同じ長さです。つまり、私たちは思い込みでものを見ているのです。
 講義は、その後クリティカル・シンキングの話へと続き、用意された2時間があっという間に過ぎてしまいました。
 講義が終わっても、質問する生徒に囲まれてなかなか帰ることが出来なかった池田先生、貴重な話を有り難うございました。
 先生のお話を伺って、参加した50名の生徒たちの「心」には、「真理」を求めようとする気持ちが湧いたことと思います。それとも「心理」かな?それだと池田先生はもっと喜んでくれそうですね。