【SSH】日本薬科大学研修

 

 8月2日(火)に、日本薬科大学(伊奈町)で、「食品衛生学実習」を行い、生徒27名が参加しました。全部で3つの実験を行い、水の硬度や、身近な食品の食品添加物の分析実験と、食品添加物とは何か、食品添加物を使うことのリスク(害)、ベネフィット(恩恵)についての講義がありました。

 午前は水に含まれるカルシウムイオン、マグネシウムイオンの含有量から水の硬度測定を行いました。試料として使う水は生徒が各家庭から持ってきたものです。硬度の測定には「キレート滴定」という方法を用います。実験の合間には、水の硬度の値の大小が、人に与える影響についての講義もありました。

 

 午後は、2つの実験を行いました。かき氷シロップに含まれる合成着色料を薄層クロマトグラフィー(TLC)で分析し、ゼロカロリー飲料に含まれる人工甘味料(アスパルテーム、アセスルファムカリウム)を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で分析しました。
 生徒は、緑色の着色料が実は青色と黄色の2種類の混合物であることや、実験結果から求めたゼロカロリー飲料1本あたりに含まれる人工甘味料の量に驚いていました。

 

 

【参加した生徒の感想】
・SSHの行事は堅苦しいものだと思っていたが先生方が優しくわかりやすい説明をしてくださったのでとても楽しかったです。
・理科の実験は苦手意識がありましたが、今回の実験は楽しみながら出来ました。
・今回はじめて参加しました。理系の大学生が大変だと言われている理由が少しわかった気がします。知っている知識や、興味のあることを研究することは楽しいと思います。だから、もっと勉強して、知識を増やすべきだと思いました。
・大学生と話したり、教授と話したりするのはなかなかない機会なので質問できてよかった
・お忙しい中、1人1人に丁寧に教えてくださった先生方や大学生の皆様に心より感謝しております。
・今回、SSH行事を体験してみて、普通の授業では気づかないようなことがたくさん学べたためとてもためになったと思う。このような経験をしていければ、自分の中でたくさんの視点で物事を見る力が養われていくと思う。身近なものについても知らない事を沢山知れて良かった。他のSSH行事にも参加してみたいと思う。
・様々な実験ができて、とても楽しかったです。参加するまでは難しそうだし、自分にできるかなと思ったり、不安が大きかったのですが、この研修に参加してよかったなと思いました。興味を引き立てられることが多くあったので、自分の進路の決定などにも役立てていきたいです。

・普段手にすることのない器具を使って実験することができ、いい刺激になった。将来、薬学に携わるかは分からないが、水など身近なところから科学について考えることができたので参加して良かった。
・友達に誘われたから、という安易な理由で参加しましたが身近な出来事も化学の視点から実験を通して考えるとかなり深くて面白いんだなと思いました。特に、水の硬度を調べる実験では実際に授業でも用いた器具を使ったので普段の化学の授業を振り返る良いきっかけにもなったし、沈殿など元々知っていた現象をさらに深く知ることができました。文系を志望していますが、大学にいっても、その科目に偏るのではなく、広く学ぶという意欲を持っていたいと今回の実習を通して思いました。
・初めてのSSHの行事への参加で初めは不安がありましたが、楽しく実験を班の人と協力して行えました。薬学は薬のことを学ぶ学問だと思っていましたが、今回お話を聞いて、それだけではないということがわかり、今後の進路を考える参考にもなりました。実験は見たこともない機械などがあり、とても興味深いものばかりでした。身近なものでも全然知らない世界があり、そこに踏み込めたのは良い機会だったなと思います。
・現役の大学生の方と話をする機会は滅多にないので、貴重な体験ができたと思う。また、高校では使うことのできない機器を使って実験ができたので、学ぶことが沢山あり、楽しかった。
・薬学部は名前の通り“薬"のことだけを学ぶ学部だと思っていたので、食品添加物等の、口に入り影響を及ぼすもの全ての総称である"くすり"についても学ぶというのが衝撃的でした。また、実験の中で、青色に変化した液体が時間が経つにつれて緑色に変わったことに対して、「なぜだろう」と問いを持ってそれを質問して解決できたのでよかったと思いました。実験は結構好きだし、面白かったのでこのような機会がまたあったら参加したいと思います。
・実際に大学に行って高校ではできないような体験ができてよかったです。理系に進もうと思っていて、医学や薬学に興味があるので大学のことを考えるよい機会になりました。
沢山実験をできて楽しかったです。普段何気なく食べている物を調べてみると新たに知る事が沢山ありとても勉強になりました。
・先生の話を聞いていてもよく分からないことが多かった。どの薬品と手順で何がわかるのかを覚えたら、きっと自分で確かめられることが増えると思う。だからこれからの化学の授業を楽しみにしている。
・人工の食品添加物が全て危険ではなく、また、天然のものにもリスクがあり、リスクと恩恵両方考慮する必要があるのだと認識出来ました。これを機に、身の回りの物質やその性質について気を配って行きたいです。
・班の人たちと協力して実験を進め、ほぼ正確な結果を出せたので良かったです。大学生の方が優しく、班内で質問をしやすい雰囲気があったのもありとてもスムーズに実験を進められて良かったです。
「ショクヒンテンカブツ」というものは今までは漠然としたもので、何となく体に悪いしなるべく食べない方がいいのだろうと思っていましたが、自分の体調などによって甘味料の有無を考えたりすることが必要だということやを学べました。
・前回の薬科大での実習にも参加したけれど、1日が充実して自分にとって将来に必要な糧となったと思います。班の中で自分以外が1年生で、知り合いもいない中でみんなで協力し合ってできたのも自分が少し成長したように感じられました。1月も開催されると聞いたので、また参加したいです。
・身近な物質を使いながら,それがどんな性質なのか,どんな成分なのかを知ることができました。今日学んだことを活かしてこれから生活できるようにしたいです。
・「くすり」は薬だけでなくて、自分の健康に影響を与えるもの全てだということがわかった。食品添加物を使うメリット、デメリットが両方あることがわかった。カロリーセロの飲物が、どれだけの砂糖を甘味料で補っているのかわかり、とても面白かった。高度な機械が沢山あって、研究に対する興味がさらに持てた。