【生物部】チームアライグマ 高校生によるシンポジウム報告

11月9日(日)チームアライグマ 高校生によるシンポジウム

    「現在、過去、未来から考える 自然に対して私たちができること」

  今年度もテーマの設定や内容、司会やレジュメ、ポスターの準備を生徒が主体的になって取り組むことができました。

 参加高校 川越女子 熊谷西 越谷北 大宮 所沢北 松山 越ケ谷 

 参加者 生徒45名 一般19名 教員7名

 

講演会 早稲田大学 教授 平塚基志先生  「身近な森林生態系から考える私たちの役割」

 大学で行っている調査方法や結果、昔の写真などを交えながら狭山丘陵周辺や三富新田など例に人と自然と農業とどのようにかかわりあってきたのか、また、里山の実態や野生動物と人間のかかわりなど現代における問題点についてなど、わかりやすく解説してくださいました。

 生徒の感想から

・森林は人間生活に深く関わっていることがわかりました。

・関東地方の人間と里山の関係の歴史を詳しく説明してくださり、とても面白かった。また、その内容から私たちがこれからどう自然と関わっていくべきか考えることができた。

・私は普段、外来生物・在来生物のことについて考えることが多く、里山などに目を向けたことがあまりなかったため、とても勉強になりました。また、部活外での自分でできる活動について考える良いきっかけになりました。

・過去、現在、未来の生態系のあり方を共有できてよかった。

・討論会のテーマの一つである「もし100年前に戻れたらどうしたいか」にある程度沿って、《身近な森林生態系から考える私たちの役割》というテーマで、三富新田や早大所沢キャンパス内や狭山丘陵の実態調査資料を基に話して頂き、興味深いお話しをお聴きして大変参考にぬり、午後のグループ討論が活発になりました。有り難うございました。

・とてもわかりやすく、興味深い講演でとても参考になりました。

・人間の活動によって森林が常緑樹から落葉樹へ変わってしまうということに驚いた。森林の種類によって住む生き物が異なるので、どちらの環境も保全していくことが大切であると思った。

・森林の変遷や生態系との交わりについて学ぶことができた。ネズミを使って明るい場所と暗い場所のどちらにどんぐりを運ぶかという実験が面白かった。

 

高校生によるポスター発表 各学校の活動紹介

 それぞれの学校がポスターを作成し、学校で行っている研究について発表しました。

 一般の皆様は、生徒たちの説明を熱心聞いてくださいました。それぞれが、外来生物問題や生物多様性を意識した研究を行っています。また、生徒同士の交流を深めることができました。

  

討論会

 6名ずつのグループで3つのテーマについてそれぞれ話し合い発表しました。

 テーマは、生徒が合宿の話し合いを含めて、5時間ぐらい話し合って決めた内容です。

「100年前に戻ることができたら、あなたはどうしたいですか。」

「もしあなたが神だったら、未来をどうしたいですか」

「現代の私たちに何ができると思いますか」

 

生徒感想から

・他の人の意見や神だったらと非現実的な議題もあったため様々な考え方があるなと改めて感じ、環境問題に前向きに関わっていこうと思った。

・近い年代だが考え方が違う人と話し合う機会がとても珍しく、楽しかった。

・議題が難しく、考えるのが大変だった。

・ほかの学校の方々、そして大人の歴史的知識などを元に、良い話し合いができた。

・様々な年齢や職業の方とお話しすることができて、良い経験になった。

・討論の内容をどう具体に持ち込むかが少し難しかったですが、逆に話題の幅が広がって楽しい討論だった。幅広い討論をするためには、多様な知識が必要であると実感したため、様々な情報を関連させて自分に取り入れていきたいと考えた。

・絶対良いという案はないとは思うが、活動できることとして意識することにはつながった。

・他の人の意見が聞けたり、話したことがない人とも話せて良かった。また、去年は討論会を聞くだけであまり積極的に意見が言えなかったが、今年は自分の意見も言えるようになっていて自身の成長を感じた。他の班も想像力豊かな意見を出していて面白いと思った。

・外来種の問題について話し合うだけでなく、政治問題や教育課題についてなどの幅広いことも話せたため、いい意味で予想外の時間を過ごせました。

・班それぞれがバラバラな意見でしたが、同じような軸があると感じました。大人の意見を 聴く機会があまりないので新鮮で面白かったです。

・別の地域の高校の生徒や実際に活動していらっしゃる大人の方など、様々な種類の人の意見を聞くことができて、とても有意義な活動になったと強く感じました。

・自分一人ではかんがえつかないような意見に触れることができた。学校や世代を超えて交流することができ、良い経験になった。

 生徒アンケートから 

 2年生は、生態系の保全や外来種問題について、自分の意見を持ち、積極的に行動しようという力がついてきているように思います。1生徒の皆さんが、チームアライグマの活動にとどまることなく、将来にわたりこのような問題にかかわれる市民になってくれること、また、この中から研究をしてくれる人材が輩出されることを大いに期待したいです。

 たくさんの方々にお集まりいただきありがとうございました。一般の方々からの温かい助言や感想をいただき、大変感謝しております。今後ともチームアライグマをよろしくお願いします。