校長日誌
校長日記 PTA・後援会・体育文化振興会・空調等委員会、第2回理事会にて
10月3日(土)11時より、第2回理事会(PTA・後援会・体育文化振興会・空調等委員会)が常任理事会と合わせて視聴覚室にて行われ、今年度の新理事の方々が来校されました。新型コロナウィルス感染症防止の観点から、短時間で密を避けながらの運営となりました。
開会の言葉に続き、各会の会長から(新井PTA会長・早坂後援会会長・弓削体育体育振興会会長)挨拶をいただきました。また、校長からは学校の様子を新型コロナウィルス感染症に伴う教育活動について、具体的に説明・報告をさせていただきました。
議事として、本部や4つの各委員会から事業報告及び今後の予定などについて、細やかな説明・報告をいただきました。その後、例年通りにはいかなかった新役員決めについて、1年生の役員の方々からは結果「立候補」という形で決まっていった経緯などが報告されました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。最後には諸連絡で一旦終了となり、引き続き、第1回推薦委員会、そして昨年度の執行部の方々への感謝状の贈呈が行われ、すべて時間内で終えることができました。役員の皆様の会への準備・運営について、感謝申し上げます。
校長日記 「後期」はじまる
10月1日(木)本日から「後期」が始まりました。6月の分散登校から徐々に学校生活が戻ってきています。前期は終了しましたが、後期での皆さんのますますの活躍を願っています。集会による始業式が実施できないため、Meetを利用しての各クラスでの始業式となりました。
校長講話(以下内容掲載)に続き、武藤進路指導主事から「志望を下げずに頑張ろう、という指導の中、全国では下がっている傾向となったが、本校生は最後まで諦めない傾向が強い。考え次第で勉強は辛くもなるし、楽しくもなる」というお話をしていただきました。また、野中生徒指導主任から「自覚と誇りを持ち制服を着こなそう。本校1年生活委員代表3名が参加した『自転車安全推進講習会』の紹介を通して、自転車による交通事故に気をつけよう。『人生で大切なこと』というテーマの文言を引用しながら、自分を大切にしましょう」というお話をしていただきました。今日から後期。前半の疲れを取りながら、さらに邁進していきましょう。そんな皆さんを川越女子高校は応援しています。
《 後期始業式(校長講話・概要) 》
6月から「分散登校」となり、学校が徐々に始まり、気がつけば前期も終了となり、本日10月1日から後期となりました。これまで、皆さんには、感染症防止の観点から、三密の回避や手洗い、そして検温の徹底など、たくさんの協力をいただき、感謝します。
さて、この度の新型コロナウィルス感染症の拡大により、「集まる自由」や「つながる自由」だけでなく、様々な自由の制約や遮断を余儀なくされました。また、これまでの「常識」が次々に崩壊しています。
さらに、テレビやインターネットなどのニュースでは、聴きなれない言葉が多く登場しました。ソーシャルディスタンス、オンライン授業、リモート・テレワーク、ロックダウン、パンデミック、エッセンシャル・ワーカー、ニューノーマル、などです。
そして、これまでの「常識」が崩壊し、新しい社会像・新しい社会的価値観が生まれています。6月に日本の経済産業省の管轄下の組織による報告書には、次の6つの「新しい価値観」が挙げられています。まずは、教育界でも始まっている「デジタルシフト」、そして米中の対立軸である「国際情勢の変化」。3つ目・4つ目は、コロナ感染回避による「中央集中から分散への変化」及びそれに伴う「産業構造の変化」です。そして5つ目・6つ目は、感染症回避に伴う人々の意識変化による「行動変容」及び「環境問題への意識の変化」です。いずれにせよ、これまでの「常識」が崩壊し、新たなる価値観が次々生まれてきています。
ところで、「常識」が崩壊しても、変わらない・変化しないものもあります。「不易」という「変わらないもの」の代表が「学ぶ」ことだと思います。「学び」ということ、すなわち「学び」の本質は決して変わるべきでないと思います。本日は、「学び」の本質について、お話をしたいと思います。
皆さんは、外山滋比古さんの『思考の整理学』という本を読んだことがありますか。この本には、「学び」の本質について書かれている部分があります。抜粋したものを、紹介します。
『人間には、グライダー能力と飛行機能力とがある。受動的に知識を得るのが「グライダー能力」、自分でものごとを発明・発見するのが「飛行機能力」である。両者は一人の人間の中に同居している。グライダー能力を全く欠いていては、基本的知識すら習得できない。何も知らないで、独力で飛ぼうとすれば、どんな事故になるかわからない。
学校はグライダー人間をつくるには適しているが、飛行機人間を育てる努力は、ほんの少ししかしていない。学校が熱心になればなるほど、また知識を与えるのに有能であればあるほど、学習者を受け身にする。ギリシャ人が人類史上最も輝かしい文化の基礎を築き得たのも、彼らに優れた問題作成の力があり、「なぜ」を問うことが出来たからだという。飛行機能力が素晴らしかったのである。』
さて、皆さんは、グライダー人間ですか。それとも飛行機人間ですか。前期を振り返り、自分の「学び」に対する姿勢を見つめ直してみませんか。
外山滋比古さんの言うように、「グライダー能力」も「飛行機能力」も両者のバランスが大切だと思います。したがって、受け身になり過ぎた「学び」に偏ってしまうと、それ以上の進歩がありません。本日から後期が始まりました。「グライダー能力」だけでなく、時には「飛行機能力」を伸ばすために、「なぜ」「どうして」という学習意欲を大切にして、受動的学習から能動的学習に切り替えてみましょう。皆さんの成長を楽しみにしています。
校長日記 第73回体育祭にて
9月29日(火)第73回となる体育祭が様々な制限の中ではありましたが、皆さんのご協力・ご理解により、終えることができました。6月実施予定を時期や内容・運営を変更し、本日の体育祭を迎え、大きな混乱もなく終了しました。
待ちに待った体育祭。体育祭日和の天候に恵まれ、まずは開会式。優勝旗返還の後、今回の体育祭のスローガン「勇猛精進」が披露され、校長挨拶・委員長挨拶と続きました。選手宣誓では、チア団の皆さんによる、工夫ある演出で体育祭の開会となりました。
続いて、競技が次々と行われ、まずは「大縄跳び」。いつもは重なり合って大人数で縄を一緒に跳ぶ大繩ですが、今回は「密の回避」のため、一人ずつ大繩を跳ぶ(八の字跳び)形となりましたが、非常に盛り上がりました。そして学年別の「全員リレー」では、100m走・縄跳び・テニスボール運び、のリレー。息の合ったクラスが好成績となりました。
「三密回避」のため、どうしても走る競技が多めとなりましたが、スウェーデン・リレーのバトンリレーはお見事でした。また、先生方が籠を背負って、生徒が籠めがけて色玉を入れる、という恒例の「追いかけ玉入れ」は大いに盛り上がりました。「〇✖ゲーム」では様々な秘話を基に構成されたクイズ。最後は、「色別対抗リレー」で全8種目の競技が終了となりました。
競技終了後、休憩時間を挟んで、閉会式となりました。総合第3位は黄団、第2位は黄緑団、そして第73回体育祭・総合優勝は水色団。閉会式では、教頭先生の講評に続き、表彰状が上位3位の団に渡されました。最後は、体育祭実行委員長・原さん(3-4)に「関東平野」のエールが送られ、第73回体育祭が大きな感動の中、終了しました。マスク着用・手洗い(消毒)励行・密回避など、絶えず気を遣いながらの体育祭でしたが、記憶に残る素晴らしい体育祭でした。全ての関係の皆様、そしてご理解いただいた保護者の皆様に感謝いたします。
校長日記 第1回学校評価懇話会にて
9月26日(土)午後より第1回学校評価懇話会が本校会議室にて実施されました。この会に先立って第2回学校評議員会が校長室にて行われ、学校の概況について各委員に報告させていただくと共に、新型コロナウィルス感染症に係る諸課題などについても、意見交換を行いました。
学校評価懇話会では、これまで生徒が参加してきましたが、感染症防止の観点から、学校評議員の方々のご理解をいただき、今回は参加を見合わせました。会の中では学校自己評価システムシートの説明、7月に実施された生徒対象・授業に関する調査(アンケート)結果分析などが行われました。その後、評議員の方々から、「二者面談では適切な担任からの指導で、進路を見据えながら勉強に励むようになった」「オンラインでの様々な取組について、よく理解できた。今後も生徒への指導を期待したい」「生徒が秘めている力をうまく引き出していく先生方に感謝したい」といった貴重な意見をいただきました。次回は、2月6日(土)となります。ご参加いただいた関係の方々に感謝いたします。
校長日記 新館トイレ等改修工事全て完了
9月25日(金)長い間設置されていた「工事事務所」が撤去となり、7月下旬の準備から8月中の本工事、9月初旬の電気関係工事の一連の「新館トイレ改修工事等」が全て完了となりました。
警備員誘導の中、2台のトラックが搬入され、プレハブ工事事務所が撤去されました。明治記念館周辺・会員の広場等が活動場所であったカラーガード部の皆さんには、特にご迷惑をかけました。ご協力に改めて感謝します。ところで、綺麗になったトイレ、いかがでしょうか。
校長日記 「第73回紫苑祭」への想い
9月12日(土)・13日(日)に予定されていた第73回紫苑祭。不測の事態により、実施できませんでしたが、生徒の皆さんの熱い想いが伝わってくるオブジェが生徒ホール前の中庭にあります。今回の紫苑祭のテーマ「Circus」と「第73回」の文字の入ったオブジェです。本来であれば、大きな建築物の「門・アーチ」として、正門で来校された皆さんをお迎えすることになっていました。
残念ながら実現できなかった紫苑祭ですが、今夏に後輩たちにノーハウを伝えるという趣旨で、門の縮小版のオブジェをクリエーティブ班(門制作担当)の生徒たちが、暑い中、熱い想いを込めて制作展示してくれました。しっかりと、中央部に人が通行できるような通路空間が確保されています。
紫苑祭が実現していたら、さぞかし可愛らしく・立派な門であっただろうと思います。生徒の皆さんの想いが込められている作品。今回は、このような形での発表となりましたが、必ず紫苑祭を行い、大勢の皆さんを迎えることが出来る日が来るにちがいない、と確信しています。紫実の皆さん、生徒会の皆さん、そしてクリエの皆さん、ありがとうございます。
校長日記 「共通テスト」OTにて
長期休業も終了し、9月になりました。9月4日(金)放課後、3年生全教室において担任による「共通テストOT」が行われました。令和3年1月16日(土)・17日(日)、及び1月30日(土)・31日(日)に予定されている「大学入学共通テスト」に向けて、志願票の記載等についての細かいオリエンテーションでした。
各教室では、「受験案内」が配布され、記入上の諸注意・志願票の集約について等、細部にわたって留意事項を確認しました。教室の生徒たちは、緊張感をもってメモ等をとる姿が多く見られました。いよいいよ「共通テスト」が現実のものになります。生徒の皆さんは、これまで積み上げてきた自分の力を信じ、本番に自信をもって臨んでいきましょう。
校長日記 新館トイレ・リニューアル(内覧にて)
8月28日(金)定例の「新館トイレ等改修工事」打ち合わせ会が行われ、工事の進捗状況の報告や学校側と業者側の情報交換を行いました。会議後、関係者で工事中のトイレを内覧しました。リニューアルされたトイレは、全自動(入出時照明・トイレ・換気扇・手洗い場など)仕様です。白い天井、アイボリー系色の壁、ベージュ系色の床など、眩しいくらいの爽やかなトイレに変身しました。
白い天井には複数の自動照明(LED照明)、手洗い流し場にはワイドな鏡、音姫・ウォシュレット付の個室トイレなど、安心・安全に使ってもらえるように設計施工されています。快適な空間に蘇りました。
現在、ほぼ工事は終了していますが、今後は電気関係・配管関係の仕上げ段階に入ります。長い間生徒の皆さんには、ご迷惑をかけしてしまい、またご協力いただき、感謝しています。特に、新館にあるHRの1年生、そしてカラーガード部には感謝の気持ちでいっぱいです。全面使用まで、今しばらくお待ちください。
校長日記 「夏休み」終わり、学校再開。
8月24日(月)3週間にわたる「夏休み」が終わり、本日から学校が始まりました。SHR後、校内一斉の大掃除。皆で心込めて校舎中を綺麗に整え、気持ちを切り替えたことと思います。その後は、「実力テスト」が各学年で実施されました。
また、新館トイレ等の改修工事は計画通り進んでおり、内装の器具・便器などの取り付けが行われています。トイレ内はアイボリー系の色彩で、とても明るく落ち着く雰囲気になります。学校が始まる中、最後の工事の工程となり、生徒の皆さんには、もう少し不便をかけますが、どうかご理解・ご協力をお願いします。工事完了後の様子が楽しみです。
校長日記 夏休みの一コマ(その3)
8月14日(金)、夏休みになってから2週間が過ぎようとしています。勉強に部活に様々なことに取り組んでいる毎日のことと思います。夏休みも残り1週間あまりです。今一度自己を振り返り、改善できることは改善し、さらに邁進していきましょう。
学校では、補講や部活動が行われていますが、登校時に「健康観察シート」を記入し、下校時にはポストに投函してもらっています。その日のうちに、保健室の養護の先生が中心となって、健康の確認を行っています。学校は24日(月)から再開されますが、20日(木)から従来実施していたGoogle・Classroomを活用した各自の健康観察(検温等)の報告を再開します。どうぞご協力をお願いします。
また、新館のトイレ改修工事等は順調に進んでおり、今後は内装の仕上げ・器具等の取り付けの予定となっています。登校再開となっても、しばらくはトイレ使用に関して、生徒の皆さんには不便をかけますが、どうかご理解とご協力をよろしくお願いします。残りの夏休みも一層、充実したものになりますように。
「人格の陶冶」の或る実践
校長室の机の上に1通の手紙が置いてありました。近隣にお住いの方からのお手紙でした。封を切り、中の便箋に目を通しました。達筆な字で書かれた「本校生徒へのお礼」の手紙でした。川越市内のある場所まで行こうとしましたが、道が分からず本校生徒に尋ねたそうです。本校生徒は丁寧に現地まで道案内をしたそうです。途中、自分の将来の進路について語ってくれたそうです。暑い中、貴重な時間を割いて、コロナ禍の中にもかかわらず、道案内とおしゃべりに付き合っていただき、ありがとうございました、というお手紙でした。
本校はこれまで、「学力の向上」・「人格の陶冶」という2本柱で様々な教育活動を展開してきました。特に「人格の陶冶」は「〇〇ファースト」といった個人主義ではなく、他を思いやる大切な心・相手に寄り添う心・品位品格といった観点からも、川女生にとっては大切な精神です。
今回のお手紙をいただき、この川女生は「人格の陶冶」を自ら実践したと言えます。私は、このような生徒が川女にいることに誇りを感じています。「人格の陶冶」の実践をした生徒に感謝したいと思います。どうもありがとうございました。
最後にお手紙から一部抜粋します。『・・・そんな中、彼女は将来の夢などについて話してくれました。マイナスなニュースばかりの中、自分の目標を持ち、嬉しそうに夢を語る姿に、私まで清々しい気持ちになりました。・・・どうしてもお礼が言いたく、お手紙をさせていただいたことをお許しください。夢に向かって頑張ってください。』
校長日記 夏休みの一コマ(その2)
夏休みが始まって、ちょうど本日で1週間経過しました。残り16日となりましたが、生徒の皆さんは自分の立てた計画に則り、確実に前に進んでいることと思います。新館では工事が順調に進んでいます。また、新型コロナウィルス感染症防止や熱中症防止をしながら、様々な活動が展開されています。
体育館では大型サーキュレーターをさらに追加購入し、換気の徹底を図りながら、各部活動(バレー部・新体操部・英語劇部)が行われていました。プールでは、大会を終えたばかりの水泳部が密に気を配りながら、各自の記録設定による練習を行っていました。また、カラーガード部や弓道部や剣道部も元気に活動していました。
生徒ホール前の中庭では、紫苑祭が中止になってしまいましたが、紫実クリエ担当の生徒たちが引継ぎ作業として、小規模の門模型を組み立てながら、仕事内容を確認していました。また、図書館では、指定席(人数限定)にて各自が自習に励んでいました。暑い夏、様々なことに留意しながら、実りある時を過ごして欲しいと願っています。
校長日記 夏休みの一コマにて
8月4日(火)夏休みになり4日目の川女。課業日とほぼ変わらない風景ですが、新館では「トイレを中心とした改修工事」が本格的に行われています。また、「保護者を交えての面談」が各教室等で行われています。新型コロナウィルス感染症防止の対策の中、また梅雨明けの暑い中、ご来校いただき誠にありがとうございます。
また、補講も始まっており、参加している生徒たちは一生懸命に取り組んでいました。しっかりと各自のプランを立てて、うまく実行できるようにマネジメントしながら、焦らず確実に前へ前へと歩んで欲しいと願っています。実りある夏休みでありますように。
校長日記 ALTのNadine先生へ感謝状
この夏で任期満了となる本校ALTのNadine先生。先生には熱心な心温まるご指導をいただき、感謝申し上げます。全校集会では「離任式」を行いましたが、校長室において感謝状等を贈らせていただきました。Nadine先生はカナダからALTとして、2年間本校に勤務され、授業だけでなく英語部や放課後の個人指導などで、本当にお世話になりました。
埼玉県教育委員会からの「感謝状」に続き、総務大臣からの「JET・絆大使」の証明書をお渡しさせていただきました。管理棟と本館をつなぐ2階渡り廊下にある「Nadine先生の掲示板」を見ることができなるのは寂しいですが、ますますのご活躍をお祈りしています。
校長日記 放送による「夏季休業前・全校集会」にて
7月31日(金)、前期の夏季休業前における「全校集会」を放送により行いました。校長講話(下記参照)に続き、任期満了となったALTのNadine先生の「離任式」を実施し、Nadine先生から心温まる「お別れの言葉」をいただきました。また、生徒会からNadine先生に花束が贈られました。これまでの2年間のご指導に感謝するとともに、ますますのご活躍をお祈りしています。
最後に生徒会主催による「壮行会」が行われ、書道部門・書道部・貫井綾菜さん(3-5)、そして自然科学部門・地球天文部代表・佐藤温さん(3-7)の紹介、花束贈呈などが行われました。今回の高知県総文祭は、WEBによる発表となりましたが、埼玉県代表として、ますますの飛躍を願っています。
《 夏季休業前全校集会・校長講話 概要 》
皆さん、こんにちは。感染防止の観点から、今回の全校集会は放送による集会となりました。
さて、去る2月27日に政府による「学校休校要請」が発表され、115日あまりに及び、学校の日常の機能が停止しました。その間、先生方で知恵を出し合い、議論を重ねながら、課題に加えて、ICTを活用した学びの機会を提供してきました。6月22日より通常登校が開始され、本日で40日が経過しました。
まずは、健康管理・感染防止のために、これまで皆さんが様々な取組に協力してくれたことに感謝します。さらに、皆さんをサポートされてきた保護者の方々、そして常に前向きに皆さんや学校を支えてきた先生方に感謝します。
一方で、大きな制限の中で卒業式や入学式を実施しましたが、様々な行事や大会、そして紫苑祭までが中止となってしまいました。本当に残念に思うとともに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ところで、この度の事態を通して、皆さんは何を考え、何を感じたでしょうか。
私は、この度の事態を通じて、2つの大切なことに気づかされました。1つは、「繋がること」の大切さ。そして、もう1つは「矜持(きょうじ)」の大切さです。
感染症防止としての「3密の回避」によって、長期間にわたり私たちは様々な「繋がり」が遮断されてしまいました。結果、「繋がり」がない世界で不安な生活を送ることになりました。「人は繋がって生きている生物(いきもの)」であることに気づくとともに、家族や友人の大切さ・ありがたさを身に染みて感じました。そして、もう1つは「矜持(きょうじ)」の大切さです。本日は、この「矜持」に焦点をあてて、お話をしたいと思います。
皆さんは、「矜持(きょうじ)」という言葉を耳にしたことがありますか。「ほこへん」に「今」と書いて、「矜(きょう)」、「あわれむ・ほこり」とも読みます。その「矜」を持つ、ということで「矜持(きょうじ)」と読みます。「矜持」とは、「自信や誇りをもって、堂々と振る舞う」ということです。英単語で表現すれば、「Pride」「Dignity」「Self-esteem」の3つの要素を含んでいるのが、「矜持」なのです。
この度の不測の事態によって、「自分」というものを見失いがちになってしまうこともあったでしょう。そんな時こそ、「矜持」とは何かを考えて欲しいと思います。皆さんにとっての「矜持」は何ですか。川女生である皆さんには、「川女生としての矜持」があると思います。それは、「学力の向上」「人格の陶冶」の源である「自主自律」の精神に他ならないと思います。
ちなみに、「自信や誇りをもって、堂々と振る舞う」という「矜持」には、さらに「自身を抑制しながら堂々と振る舞う」というニュアンスも含まれています。
先の見えずらい状況であるからこそ、「自己を見失わない」で「川女生としての矜持」を意識して、今後の高校生活を過ごして欲しいと願っています。
明日から、23日間の夏休みが始まります。非日常の中での短い夏休みでもあります。どうか、計画的に、かつマネージメントをしながら、時間を有効に使い尽くして欲しいと思います。また、夏休み中は新館トイレの改修工事なども予定されています。皆さんに迷惑をかけてしまいますが、ご協力をよろしくお願いします。それでは、日々の健康管理をしっかり行い、充実した夏休みを送り、また元気な笑顔で会いましょう。
校長日記 生徒会「新執行部」の皆さんを迎えて
7月30日(木)早朝、校長室に新しい生徒会の執行部の生徒9名が訪ねてきてくれました。去る7月9日に改選が実施され、これからの生徒会を担うことになりました。心から応援したいと思います。
新会長・丸山千里さん(2-2)、副会長・岡田京子さん(2-3)、同・石鍋美羽さん(2-7)を含む生徒たちから順番に自己紹介があり、学校としての生徒会への期待やエールを送らせていただきました。これからの飛躍を期待しています。
校長日記 新館トイレ改修工事準備中にて
7月23日(木)4連休の初日、生徒の登校禁止となっている学校・校舎では、「新館トイレ等改修工事」の準備が業者によって行われています。この4日間で、新館・本館の間(会員の広場)に工事仮設事務所の設置、廊下・階段の養生、石綿調査、空気環境測定、仮設電気設定などを行う予定です。
特に、ブルー・シートで養生された廊下・階段が目立ちましたが、登校の際には生徒の皆さんは、「いつものように上履き使用」でお願いします。ブルー・シートは業者の方々が作業をしやすいように養生したものですので、皆さんは、そのシートを上を歩いても結構です。生憎の雨の中でしたが、業者の方々は本格工事に向けて準備を進めています。なお、本工事は8月1日から8月いっぱいまでの予定です。トイレの使用等、様々な場面で不便をかけますが、リニューアルされる新館トイレ(体育館トイレ等含む)の使用を目指して、どうかご協力・ご理解をお願いします。
校長日記 SSH・科学研究Ⅰの発表会にて
7月15日(水)4限目、視聴覚室において1学年SSHクラス「科学研究Ⅰ」の発表会が行われました。今回の「科学研究Ⅰ」発表会は、生物分野「様々な環境で、どのような環境破壊が起きているか、また環境破壊が生物に与える影響を調べまとめなさい」という課題を踏まえ、「調査報告に加えて、対策について考察を行う」という命題のもと、生徒の皆さんは堂々と発表しました。
視聴覚室の窓を開放し、換気を行い、やや寒さを感じながらの発表会でした。生徒は研究グループごとにステージに上がり、各グループの研究テーマを掲げ、動機・対策と課題・期待される効果・まとめなど、順序良く論理的に発表を行いました。今回は実験が出来ないため、調べ学習が中心の「課題研究発表会」となりましたが、聴き応えのある内容ばかりでした。
《発表テーマ》
・大気汚染とその対策について ・地球温暖化
・海洋生物を脅かすマイクロプラスチック ・森林火災の解決に向けて
・ゴミ問題について ・生活排水による水質汚染
・赤潮について ・サンゴ礁の現状と保全
・プラスチックによる海洋汚染 ・より環境に優しいEV車の開発に向けて
校長日記 心癒される空間・只今「華道部」作品展示にて
7月13日(月)放課後より準備が進み、新館1階渡り廊下にて「華道部による作品展示」が行われています。紫苑祭の実施が叶わなくなってしまいましたが、華道部の部員が心を込めて作成した作品の数々。先の見えない状況が続く中、ホッとする空間となっています。
6月22日から通常登校となり、いよいよ7月21日からは考査が始まります。少しずつ活気を取り戻している学校ですが、感染症防止の緊張感は続いています。そんな時こそ、「ホッとする空間」が必要だと思います。華道部の皆さんの作品をゆっくり鑑賞してみませんか。華道部の皆さん、素晴らしい作品をありがとうございます。なお、展示終了後、管理棟1階事務室前や校長室に作品は移動し、毎日堪能させていただいています。
校長日記 3年生・ケジメの校内引退試合にて
7月11日(土)本日は土曜授業でしたが、放課後には体育館・グランドなどにおいて3つの運動部の引退試合(校内交流試合)が行われました。新型コロナウィルス感染症拡大により、正式の大きな大会・地区予選などが相次いで中止・延期等の扱いになってしまいました。こんな逆境ですが、川女生たちは、しっかりと現実に正対し気持ちを切り替えています。
グランドでは、陸上部のトレーニングを横目にソフトボール部が「先輩・後輩チーム交流試合」を行っていました。大きなヒットを放つ3年生の雄姿、グランドにはいつもの歓声がわいていました。また、体育館ではバスケットボール部の引退試合。大勢の保護者の応援を受けながら、伸び伸びとパス・シュート。皆さん、いい汗をかいていました。
そして、剣道場では剣道部が紅白試合・合同稽古を行っていました。全開の窓、大形サーキュレーターの稼働など、感染防止の対策を行いながら、3年生にとっての最後の部活動が行われました。これまで見守っていただいた保護者や指導者の方々に感謝するとともに、これを機にして、自分の中での「ケジメ」をつけたことと思います。さらなる飛躍に向かって、前進あるのみ。