校長日誌
校長日記 新入生歓迎会にて
4月13日(火)午後の時間において、「令和3年度新入生歓迎会」がオンラインによって実施されたました。全クラスのスクリーンを通して、新入生歓迎会実行委員会・多田委員長(3-8)のオープニング宣言に続き、有志団体の歓迎動画の再生が行われ、学校中が歓迎ムード一色に染まりました。
また部活動の様子なども映され、1年生はスクリーンに釘付けでした。また、川女生なら誰でも知っている「ハッチ」の舞の紹介映像が流れ、歓迎会はさらに盛り上がりました。途中休憩を挟み、本部会場(第一多目的教室)において、実行委員が集結し、後半の歓迎会を運営しました。まさに、川女生による川女生のための新入生歓迎会です。
後半のイベントは「〇×ゲーム」。すべて川女に関するクイズ大会。10問出題されましたが、校長にまつわるクイズも出され、各クラスは盛り上がりも最高潮となりました。委員会の企画ハッチ班長・藤田さん(3-2)の司会進行もお見事でした。10問中9問正解は、3年生4クラス・2年生4クラスでした。さすが、川女歴の長い上級生。昨年は実現できなかった新入生歓迎会は、様々な工夫や技術を駆使して、無事に終了できました。新入生歓迎会実行委員会の皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、新入生の皆さん、あらためて、ご入学おめでとうございます。
校長日記 マンドリン部・第54回定期演奏会にて
4月11日(日)第54回マンドリン部定期演奏会がウェスタ川越で行われ、保護者などの関係者の皆さんが来場されました。昨年度は感染症拡大防止により、完全に中止になってしまった定期演奏会。今年度は、状況をみながら、来場者を大幅に限定させていただき、感染防止を徹底しながら、実施することとなりました。昨年6月以降に学校が再開となり、多くの制約・制限の中にもかかわず、本日の定期演奏会を開くことができました。
今回の定期演奏会は、2部構成。第1部は、大曲と3年生ステージ。そして第2部は、ポピュラー曲構成でした。特に、第1部の最後曲「you raise me up」は繊細なメロディーに乗せながら、「あなたの存在が私に力を与えてくれるから、自分を超えて頑張れる」というメッセージが伝わってきました。
そして休憩を挟んで、第2部の開始。「コンパス・オブ・ユア・ハート」に続き、「カイト」の演奏を聴きながら、部長による3年生の部員紹介。42名の3年生を見事にまとめあげた今田杏佳さん。部長としての最後の挨拶では、演奏会が実現できなった1つ上の先輩たちへの労い・感謝の気持ちを伝えていました。1日も早く、制限・制約のない日が来ることを願いながら、美しいマンドリンの音色に心が癒されました。部員の皆さん、保護者の皆さん、ご指導いただいた先生方・顧問の先生方、関係の皆さん、本当にお疲れ様でした。
校長日記 令和3年度入学式にて
4月7日(火)令和3年度入学式が保護者のご参加をいただく中、無事に挙行されました。新しい制服姿の初々しい新入生358名が入学許可となり、「川女生」の仲間入りをしました。まだまだ制約の続く中ですが、充実した3年間を過ごして欲しいと願っています。
厳粛な雰囲気の中、入学式は進行していきました。校長式辞(下段参照)の後、新入生代表の言葉(1-8相原美愉さん)と続き、358名の新入生が「川女生」となりました。
そして、翌日(4月8日)の晴れ渡る青空の下、桜の花を背にしながら、クラス記念写真を撮影しました。天候同様に、晴れ晴れとした新入生の笑顔も満開でした。いよいよ川女での生活がスタートしました。皆さんの活躍をお祈りしています。
《 令和三年度入学式・式辞 概要 》
新入生の保護者の皆様の御臨席を賜り、ここに埼玉県立川越女子高等学校令和三年度入学式を挙行できますことは、私たち教職員や在校生にとりまして、大きな喜びであります。
ただいま本校への入学を許可いたしました358名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんは、弛まぬ努力が実を結び、難関の入学試験を自らの力で突破され、川越女子高校での「学びの扉」を自らの手で開くこととなりました。
本日から皆さんは、川越女子高校の一員となりました。これまで皆さんを保護者やご家族の方々が、支えてくださったことを忘れずに、充実した高校生活を送ってほしいと願っています。
この川越女子高校は、創立百十年を超える、埼玉県でも有数の歴史と伝統のある女子高です。本校では、「学力の向上」と「人格の陶冶」を二本柱として、様々な教育活動を展開しています。さらに、平成十八年度から三期にわたり、文部科学省の「スーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)」指定校として、文系理系の区別なく、科学的思考力を培い、国内外で活躍する人材の育成に力を入れています。
さて、高校生活への期待と希望に満ちあふれている新入生の皆さんに、「真の川女生」になるために、実践してほしいことが二つあります。それは、「学びに貪欲であれ」ということと、「常に謙虚であれ」ということです。
まず、一つ目の「学びに貪欲であれ」とは、本校の教育の二本柱の一つである「学力の向上」につながる言葉です。本校には、多様な学びの場が整っています。日々展開される「質の高い授業」、教科領域を越えた深い学びである「教科間連携授業」、大学等研究機関の特別講師による「出前授業」、新聞を活用した「NIE」、自ら課題を設定し取り組む「課題研究」、SSHによる「サイエンス教室」や「出張講義」など、魅力的で刺激的な学びの場を積極的に活用し、「貪欲な学び」を実践してほしいと思います。それが、本校の目指す「学力の向上」に必ずつながります。
そして二つ目の「常に謙虚であれ」とは、本校教育の二本柱の二つ目である「人格の陶冶」につながる言葉です。この度のコロナ禍において、終わりの見えない不安の中、いかに「思いやり」の心を持ち続けられるのかが、問われています。人の心は誰にも見えませんが、「心遣い」は誰にでも見えます。また、人の思いは見えませんが、「思いやり」は誰にでも見えます。新入生の皆さんには、優しく謙虚な人になってほしいと思います。自身の人間性に磨きをかけ、「常に謙虚であれ」を実践してほしいと思います。それが、本校の目指す「人格の陶冶」に必ずつながります。
ところで、日本近代経済の父である渋沢栄一翁は、「道徳経済合一説」により、「私益を追求するのではなく、利益は等しく民に分配されるべき」と節理ある経済の在り方を唱えました。新入生の皆さんは、学びから得た知恵や知識を自分のものだけにせず、社会に還元する使命を感じながら、この川越女子高校で三年間学び尽くしてください。これから始まる川女生としての生活が、有意義で、生き生きとした活気に満ちたものとなることを祈念し、式辞といたします。
令和三年四月七日 埼玉県立川越女子高等学校 校長 桑原 浩
校長日記 新しいパン販売(業者)になりました!
4月6日(火)よりパン販売業者が「カフェ&ベーカリー どんなときも」(社会福祉法人皆の郷)さんに替わり、早速販売が開始されています。これまで販売していた同じ場所(本館・新館通路)にて、自家製焼き立てパンが購入できます。
豊富なパンの種類で、ついつい迷ってしまいそうですが、甘いものからエスニックなものまで沢山揃っています。担任からの連絡・情報を受けて、一番乗りで購入する生徒の姿がありました。この業者さんは、川越総合高校やウェスタ川越でも販売しています。評判を聞きつけ、これから行列ができるお店になりそうです。
校長日記 令和3年度始動開始!
4月6日(火)令和3年度着任式及び始業式が行われました。令和3年度がいよいよ始動しました。着任式及び始業式は感染防止のため、放送室からMeetによるオンライン集会という形で実施されました。着任式では、予め配布された資料プリントを生徒の皆さんは参考にしながら、校長より転出者および転入者の紹介を行いました。着任式の最後では、着任された先生方を代表して、河津先生から着任のご挨拶をいただきました。
そして、始業式では、校長講話(下段参照)に続き、武藤進路指導主事からお話をいただきました。川女の皆さんの先輩の経験談を踏まえながら、「不得意科目の克服が大事。計画を立てて学習を何度も繰り返し定着を図る。受験勉強は特殊ではなく、まずは授業を大切にしよう。勉強は本来楽しいもの」というお話でした。2年生も3年生も、その年次に合った段階的な学習状況を整えていって欲しいと思います。
令和3年度、皆さんはどんな年度を過ごしますか。充実した時間を過ごせますように願っています。今年度も共に高め合っていきましょう。さらに、感染症防止の対策も引き続き、ご協力をお願いします。
《 始業式・校長講話概要 》
いよいよ令和3年度が始まりました。入学式では358名の新入生が川女の仲間を入りします。総勢1、078名の皆さんと共に、切磋琢磨しながら、充実した高校生活を送って欲しいと思います。
さて、前回の全校集会でお話した「Negative Capability」のことは覚えていますか。「問題の答えを性急に出さず、未解決の問題にせっかちに帳尻を合わせず、いわば宙ぶらりんの状態に対して我慢して持ちこたえる力」について、お話をしました。本日は、「Negative Capability」と同じように、これから皆さんに身につけて欲しい力として、「Critical Thinking」について、お話をしたいと思います。
「Critical Thinking」というのは、「批判的思考」と訳されます。「批判」と聞くと、受容せずに攻撃するといった、マイナスイメージを思い浮かべることが多いかも知れません。
しかし、「批判」の「批」は「事実を突き合わせる」、「判」は「見極める」、つまり、相手の意見を聴いて、「本当かな」と疑いながら、多面的に自分なりに考えを見直すことです。「批判」ということばは、マイナスではなく、むしろプラス的な言葉なのです。
では、「Critical Thinking」とは、どんな思考方法なのでしょうか。「Critical Thinking」とは、「見かけに惑わされず、多面的・多角的に物事を捉えて、本質を見抜く」ための、思考方法なのです。多面的・多角的に捉えるということは、客観的に分析し、思考することが必要です。そんな意味で、「Critical Thinking」は、「複眼的思考」などと呼ばれることもあります。感情的な推論はせずに、常に客観的事実を評価しなければならないのです。
川女生の皆さんには、この「Critical Thinking」に磨きをかけて欲しいと願っています。すでに皆さんは、毎朝教室に配られる複数の新聞に触れていますが、新聞によって、様々な考え方や捉え方があることに気づいているでしょう。場合によっては、正反対の解釈や解説の新聞を目にすることもあったでしょう。大事なのは、新聞に触れながら、「本当かな」と疑いながら、多面的に自分なりに考えてみることです。
しかし、自分なりに考える前に、まずは、対象や物事の問題をきちんと理解していなかればなりません。客観的把握をベースとした正確な理解を行った上で、再度、自分なりに分析し吟味する力、すなわち「Critical Thinking」を発揮して欲しいのです。
本日より、新しい年度が始まりました。まだ、制限・制約はありますが、充実した川女生活を過ごして欲しいと思います。今年度も皆さんの活躍を応援し続けていきたいと思います。
以上で、お話を終わります。
校長日記 教職員対象研修会(交流会)にて
3月23日(火)終業式を終え、新クラス教室の整備(下足等の入替)も終了した放課後、先生方を対象とした研修会(交流会)が校内で行われました。今年度後半に立ち上がった「将来構想委員会」の企画・運営によるもので、「卒業までに育てたい力」について、お互いに意見を交換しました。なかなか、本音で語り合う機会がない多忙な中ですが、時間を共有し大勢の先生方が集まり、テーマに沿いながらグループ間で協議を行いました。
「忍耐力」「俯瞰力」「体力」「知力」「精神力」「向上心」「質問する力」などなど様々な意見を出し合い、お互いに発表し合いながら、各人が考える「川女生への期待」を知る機会となりました。密を避けるため、会議室および第一多目的室に分かれての交流会でしたが、大きな収穫があったことと思います。これからも、「川女の将来がどうあるべきか」を模索しながら、「さらなる川女」を目指していきたいと思います。生徒の皆さんも、ぜひ「身に付けたい力」について考えてみてはいかがでしょうか。
今回をもって今年度の「校長日記」は終わりとします。ご覧になっていただき感謝します。「先生、観てます」「ニュースを早く知れて嬉しい」といった励ましの言葉を沢山いただきました。また新年度も、どうぞ宜しくお願いします。
校長日記 令和2年度終業式にて
3月23日(火)令和2年度終業式がリモート(Meet)形式により、各HR教室において実施されました。冒頭において、校歌(歌詞入り)が流れ、まずは心を整えて終業式を迎えました。校長講話(下段参照)に続き、進路指導部・生徒指導部から講話をいただきました。武藤進路指導主事からは、「共通テスト導入に伴い、浪人生が全国的に減少し(10万人から8万人)、現役生には有利に働いたであろう。全体的には、日常生活から課題をみつけ解決する力、学習過程を意識した問題解決力が求められ、ますます日頃の授業が重要になってきた」というお話をいただきました。また、国公立・私立の入試傾向分析について、個々の事例を挙げながら細やかなお話をいただきました。野中生徒指導主任からは、予め配布された資料(プリント)を活用しながら、制服の着こなし方・痴漢等被害防止・インターネット過剰使用防止・紛失盗難防止などについて、お話をいただきました。また、「後悔は過去を変えようとすること。反省は未来を変えようとすること。未来は変えられる」という内容を論語を引用しながらお話されました。新年度には、また皆さんの元気な笑顔に会えることを楽しみしています。
《 終業式・校長講話 概要》
6月に学校が再開したものの、様々な制限や制約は無くなっていません。しかし、皆さんはこれまで、様々な感染防止対策の徹底を行ってきました。本当によく頑張ってきたと思います。
3月16日には、393名の3年生が川女を旅立っていきました。先輩方の意思を引き継ぎ、さらなる在校生の皆さんの飛躍を期待しています。
さて、最近まで話題になっていた言葉があります。それは、「風の時代」という言葉です。西洋では、12の星座を「火・地・風・水」という4つのエレメントに分類し、およそ200年ごとに4つのエレメントが変わっていきます。12月22日に「木星と土星」が最接近する「Great Conjunction」が起きました。それを機に、「風の時代」が始まったとされています。
これからの「風の時代」では、5つの考え方が「新しい価値観」となっていきます。本日は、その「5つの新しい価値観」の中から、2つの新しい価値観を紹介したいと思います。
まずは、「物を所有するよりも所有しない」という考え方です。平たく言えば、「共有(シェア)する時代」の到来です。ある意味、今話題の渋沢栄一翁の「道徳経済合一」説に通じる考え方と言えるでしょう。富を自分のものだけにしないで、皆で分かち合うことが善となる社会の到来です。学校教育における「学び合い学習」も、「風の時代」には合っているのかも知れません。
そして、もう1つは「縦社会から対等な社会への変化」です。すなわち、「組織から個の時代」の到来です。しかし、組織を無くして、すべて個に任せていく、ということではありません。個を重んじることで大切なことは、お互いに個が尊重し合いながら、自己主張はしっかりしていく、ということです。つまり、多様性(ダイバシティ)をお互いに意識しながら、時には相手を受け入れていく柔軟性が、極めて重要ということです。「縦社会から対等な社会」における「対等」とは、お互いにリスペクトし合うということです。
さて、新しい時代に入り、皆さんは何をすべきだと思いますか。これからの時代は、新しい価値観に自分を合わせていくのではなく、「自分軸」を創ることが大切です。「自分らしい生き方」「自分らしい考え方」「自分らしい振る舞い」といった「自分軸」をしっかり創ることを意識しながら、これからの川女での生活を過ごして欲しいと願っています。様々な人と出逢い、様々なものを学び続けて欲しいと思います。
4月からは、皆さんは新入生を迎えます。皆さんがそうだったように、後輩が憧れるような先輩・川女生になって欲しいと思います。
校長日記 刺激のある一日
3月19日(金)1・2年生ではそれぞれ学年行事を行いました。2年生は「進路懇談会」を行い、3月16日に卒業したばかりの先輩を招いて、進路選択・大学入試対応・その他の悩み等について、情報を共有する機会となりました。
国立・私立、医歯薬系・工学理学系、教育系・社会学系等、様々なジャンルでの分科会形式により、体験談を語る先輩たちの話に2年生たちは真剣に聴き入って、メモを一生懸命にとっていました。大きな大きな刺激になったと思います。
そして体育館などでは、1年生が「課題研究発表会」を行いました。理系・文系にとらわれず、自分たちの興味関心のあるトピックを研究課題に設定し、グループで研究を続け、本日は全体での発表会となりました。学年の先生方をはじめ、多くの先生方が発表活動を見守りました。
「虹色の研究」「感動する動画」「白雪姫の変化」「ミョウバンの研究」「羅生門の魅力」等、色鮮やかな発表ポスターを活用しながら、一生懸命に発表する姿がありました。仮説をたて、アンケートを実施し、考察を行うというサイクルを通して、物事を論理的に考える力や発信する力に磨きがかかったと思います。どの発表も刺激的なものばかりでした。
校長日記 令和3年度入学許可候補者・説明会にて
3月18日(木)令和3年度入学者選抜において、見事に合格となった入学許可候補者を対象とした説明会が本校体育館にて行われました。受検番号で前半・後半に分散し、同じ内容の説明会を2回実施いたしました。正門前の桜並木の桜の蕾が大きくなり、開花を待つ中、次々と候補者が保護者(各家庭1名)と共に来校されました。
中学校での卒業式を終え、本日は入学説明会。目まぐるしい日々が続いていますが、少しずつ高校生になる自覚と心構えを持ち、これからの川女生活の準備を進めていって欲しいと思います。健康管理をしっかりと行い、4月7日(火)の入学式に会うことを楽しみにしています。皆さんのご入学を心から歓迎いたします。
校長日記 第73回卒業証書授与式にて
3月16日(火)第73回卒業証書授与式が行われ、卒業生393名が学び舎・川女を旅立っていきました。様々な制約の中でしたが、在校生による事前の準備、保護者の御協力もあり、川越女子高校らしい卒業式となりました。
保護者1名・座席1席空け・手指消毒設備・時差入場・換気徹底など、感染対策を講じながらの卒業式となりました。開式の言葉ではじまり、静粛な雰囲気の中、国歌・卒業証書授与・式辞(下段参照)と進みました。そして、在校生代表(2-2佐々木華さん)の卒業生への感謝の気持ちを織り込んだ送辞と続きました。そして、卒業生代表(3-1岡田凜さん)の川女や後輩への熱い思い、両親への感謝という気持ちのこもった答辞。「貴女がいて良かった、と思われる人」になります、という言葉が印象的でした。
天候にも恵まれ、保護者や先生方に見送られ、晴れやかな卒業式・旅立ちの日となりました。在校生の参加は叶いませんでしたが、皆で卒業生を送り出した素晴らしい式でした。ステージ操作等でサポートいただいた放送部・演劇部の皆さんにも感謝いたします。卒業生に幸あれ。
《番外編》
正門付近に立て看板(メッセージボード)出現、という情報を得て確認したところ、学校隣接のディサービス(りこ)さんからの贈り物と判明。早速、皆川学年主任と小野事務室長と3人でご挨拶・お礼に伺いました。利用者さん(高齢の方々)が作成したボードだそうです。ボードに気が付いた卒業生のメッセージがたくさん書かれていました。温かい贈り物、本当に感謝します。地域の皆様方にも川女が愛されていることを実感しました。
第七十三回卒業証書授与式・式辞(概要)
この佳き日に、保護者の皆様の御臨席を賜り、ここに埼玉県立川越女子高等学校第七十三回卒業証書授与式を挙行できますことは、私たち教職員にとりまして、大きな喜びであります。保護者の皆様におかれましては、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。
ただ今、393名の皆さんに卒業証書を授与しました。本校に入学以来、不断の努力を重ねてきた卒業生の皆さんに敬意を表し、教職員を代表して、お祝いと餞(はなむけ)の言葉を申し上げます。
本日は卒業証書授与式という、いわば最後の授業です。この最後の授業をもって、川女での生活に終止符が打たれます。旅立つ皆さんを見届けることは、大変嬉しくもあり、大変寂しくもあります。本日、卒業を迎えられた皆さんに、三つお話をします。
まず、第一は、これからも「学び」を止めないで欲しい、ということです。「学び」は何も学問に限ったことではありません。興味関心を持ちながら、知識や知恵を蓄えて欲しい、と思います。十六世紀から十七世紀に活躍したイギリスの哲学者・政治家であるフランシスコ・ベーコンのいう『scientia est potentia』、すなわち「知は力なり」を実践していくことを皆さんに期待しています。ベーコンの活躍しはじめたヨーロッパは、感染症「ペスト」の第二次パンデミックの真っ只中でした。その後パンデミックは収束しますが、収束の力となったのは、ある意味で、『scientia est potentia(知は力なり)』の実践の賜物であったと確信しています。
第二は、「出逢い」を大切にして欲しい、ということです。私は、「出逢い」は偶然でなく必然だと考えます。今から三年前、平成三十年四月九日に皆さんは川女に入学され、沢山の「出逢い」を経験してきました。「出逢い」を通して、共に喜び感動し、励まし合い助け合ってきたことでしょう。しかし、その「出逢い」は偶然だったのでしょうか。自ら努力し、自己を高めていく中で、誰かが寄り添ってくれたのではないでしょうか。魅力ある人には、人が集まってきます。これからも、自分を磨きつつ、「出逢い」を大切にして欲しい、と願っています。
そして、第三は、「失敗」を恐れないで欲しい、ということです。恐れるどころか、「失敗」を楽しんで欲しい、と思います。失敗の繰り返しの先には、必ず「成功」が待っています。渋沢栄一翁は、晩年次のように語っています。「若い時に失敗を繰り返していくことで、晩年が充実して過ごすことができるようになる。晩年が充実して美しく過ごせば、その人の価値はあがるものだ」この言葉は漢詩の書として、今も保存されています。卒業生の皆さん、どうか若い時期だからこそ、失敗を恐れず、困難な課題にも果敢に挑み続けて欲しい、と思います。
結びに、先ほど紹介した渋沢栄一翁の言葉を添えて、式辞といたします。
『天意重夕陽人間貴晩成』(天意夕陽(せきよう)ヲ重ジ、人間晩成ヲ貴(たっと)ブ)
令和三年 三月十六日 埼玉県立川越女子高等学校 校長 桑原 浩
校長日記 「送別会」にて
3月15日(月)1限終了後、生徒会主催の「送別会」が行われました。コロナ禍のため、会議室をベース局として各HRにライブ中継という形で進んでいきました。まず初めに、3年生から学校へ記念品贈呈。代表の上野真歩さん(3-3)から校長へ記念の品が渡されました。記念品は、教室棟の階段付近に「8台の大きな鏡」です。毎日自分の姿を確認し、鼓舞していきたいと思います。
そして、送別会の開会宣言となり、いくつかのイベントが行われました。まずは「謎解きメッセージ」。各クラスに掲示されたクロスワード・クイズに答え、さらに隠されたキーワードを答えるというイベント。上位入賞クラスには景品が出ました。その後、今までお世話になった先生方からのメッセージ・コーナー。異動された先生方をはじめ多くの方々から心温まるメッセージをいただきました。 フィナーレは「3学年団からの歌あり・踊りあり」の最後のメッセージ。
明日は、いよいよ卒業式です。3年間の思い出ととに旅立ちです。3年生の皆さんの活躍・飛躍に期待します。川女は皆さんをいつまでも応援しています。
校長日記 祝・毎日新聞社主催「読書感想文コンクール」埼玉県・優良賞受賞
3月12日(金)「読書感想文コンクール」毎日新聞社主催にて、埼玉県・優良賞を本校生徒である奥村日菜乃さん(1年9組)が見事に受賞しました。「最後の医者は桜を見上げて君を想う」(二宮敦人著書)を読み、医療の在り方についての感想文でした。
校長室で表彰式を行い、1年生の学年団の先生方もお祝いに駆けつけていただきました。これからは、様々な意見や考えを学び、かつ自分の意見をしっかりと主張・発信する力が大切になります。奥村さんのさらなる飛躍を期待しています。受賞おめでとうございます。
校長日記 1学年対象「進路懇談会」にて
3月10日(木)1学年を対象とした「進路懇談会」が各教室で行われました。現在大学3年生である本校卒業生37名に来校していただき、進学先での勉強内容や生活状況、卒業後の就職状況などの幅広い進路情報を提供していただく良い機会となりました。
参加いただいた卒業生には、九州や北海道から駆けつけていただいた方もいました。憧れの先輩たちの生の話を1年生の生徒たちは聴くことができる、まさに本校の恵まれた環境ならでの進路行事です。
進路懇談会は2部構成で、1部は13に分かれた分科会(外国語系、心理・教養系、法学・経済、教育系、理学系、工学系、医歯薬系、家政など)にて、先輩たちの生の声を聴くという講義形式。2部は、卒業生の話を踏まえての生徒を交えた懇談会形式。どの分科会も興味関心を持ちながら、生徒たちは一生懸命に聴き入っていました。
生徒からは、「大学で今学んでいる具体的な内容」「受験勉強の仕方」「進路選択のポイント」「進路決定の時期」などについて、次から次へと先輩に質問をしていました。この春には2年生になる生徒たちにとって、今やるべきこと・これから目指すべきこと等について、具体的なイメージが湧いたことと思います。有意義な貴重な時間を創っていただいた先輩たちに感謝いたします。さらに、川女生が飛躍していくことを期待します。
校長日記 令和3年度入学者選抜・入学許可候補者発表(合格発表)にて
3月8日(月)朝9時からWEBにて、10時からは本校の掲示板で合格発表を行いました。入学許可候補者となられた合格した皆さん、心からお祝いを申し上げます。今までの努力や苦労が報われた瞬間だったと思います。小雨の中でしたが、分散会場に次々と合格者が来校され、大きな混乱もなく、笑顔で入学に関する書類を受け取っていました。
WEBで確認後の来校という状況で、余裕をもって書類を受け取り、掲示板で確認し、記念写真を撮る姿が多くみられました。もうすぐ川女生になる皆さん、入学式に笑顔の皆さんに会えることを楽しみに待っています。緊急事態宣言の延長など、制限のある日が続きますが、実りある高校生活を送っていきましょう。合格おめでとうございます!
校長日記 新年度を迎えるために
3月4日(木)、学力検査(2/26)が終了し、1・2年生の久しぶりの登校日。本日は、次年度用の(個人)証明写真の撮影を行いました。晴天の中、業者の方のご協力で予定通り撮影が進んでいきました。また、本日は各HRにて「1年間を振り返って」のまとめを行いました。久しぶりの登校でしたが、元気な笑顔を沢山見ることができました。
3月8日(月)には入学許可候補者発表(合格発表)が予定されています。新たなる年度を迎える準備が少しずつ始まっています。一方で、3年生は受験の真っ最中。3年生全員の進路実現を心から祈っています。
校長日記 令和3年度入学者選抜・学力検査にて
2月26日(金)令和3年度入学者選抜・学力検査が始まりました。早朝から受検生が来校し、集合会場では参考書等を開き学習事項を確認する姿がありました。いよいよ本番の入試です。自信をもって全力で臨むことを願っています。
新型コロナウイルス感染症防止のため、様々な予期せぬ制限の中、受検生の皆さんはよく頑張ってこられたと思います。ゴールはもう目の前です。受検生の皆さんに春が訪れますように。
校長日記 第四考査はじまる
2月19日(金)本日から25日(木)の日程で第四考査が始まりました。今年度最後の考査となります。新型コロナウイルス感染症の拡大防止により、様々な制限のある中、今年度を締めくくる考査となりました。3年生は家庭研修の期間に入っており、1・2年生対象の考査です。
廊下は静まり返り、各教室では、真剣に考査に取り組む生徒の様子がありました。この考査を経て、いよいよ新学期を迎えることとなります。悔いのないように、全力を出して臨んで欲しいと願っています。もうすぐ春です。川女生のさらなる飛躍を期待します。
校長日記 職員対象・進路研修会「共通テスト分析」にて
2月8日(月)放課後、過日終了した共通テストについて、先生方による「共通テスト分析」研修会が進路指導部のもと実施されました。共通テスト終了後まもなく、各教科による教科間分析が行われ、その後各教科の分析を全教員で情報共有するために、校内研修が行われました。
今回の研修会は先生方を7班編成し、校内の7会場(教室)で分散会の形式で実施されました。予め編集された「共通テスト分析」冊子を用いて、教科を超えて他教科の発表・分析に真剣に耳を傾けました。出題内容・形式・難易度・必要な力などの他、今後の授業の在り方・進路指導の在り方にまで発展した協議を行いました。
各会場では、各教科の分析報告の後、意見交換となり、今後の授業の在り方・進路指導の在り方などが話題となりました。「教科を超えて指導を続け、柔軟な思考回路を育むことが重要」「出題の意図を把握する力・読み取る力の育成が重要」「結局は、基礎力が確実に定着していることが大切」といった意見がありました。研修会を通して、今後の指導に向けて有意義な時間を共有できました。
校長日記 SSH出張講座「四次元空間について」
2月6日(土)放課後、第一化学室にてSSH出張講義が行われました。今回は横浜国立大学の根上生也先生(横浜国立大学大学院・教授・副学長)による、「四次元空間について」の講義を拝聴することとなりました。今回の講義はオンライン講義でしたが、数学者からみた「四次元空間」という魅力あふれる講義に、参加した川女生も興味津々でした。
まずは、プラトン・デカルト・ニュートン・アインシュタインと四次元(多次元)へ発展していく導入では、様々な図柄や概念を用いて分かりやすいお話をしていただきました。また、様々な絵画・建築物などを通して、芸術と四次元空間の関係についてのお話も新鮮でした。「四次元空間を想定すれば、様々なことが考えることができる」という視点にたち、「自分が学んできたことだけで世界を見なければ、目の前に見える世界はもっと広がる」ということを学びました。「学ぶことによって新しいことを学ぶが、それによって考え方・視点が限定されてしまうことになる」という根上先生の言葉が印象的でした。川女生の皆さんも、「真の学び」をさらに深めていきましょう。
校長日記 PTA役員会(本部会)にて
1月30日(土)午前にPTA本部役員会及び推薦委員会が視聴覚室にて行われました。開催の可否にについて議論しましたが、少人数限定で広い場所、短時間実施ということで実施となりました。関係の方々におかれましては、ご多用の中、ご参加いただき誠にありがとうございました。
まず本部会では、各委員会からの今年度の事業や次年度に向けての活動等について、報告がありました。コロナ禍で様々な行事が縮小・中止となっていますが、それぞれの活動を可能な範囲で摸索しながら実施されています。後半には、推薦委員会が行われ、各部門の次期会長・副会長・委員長等の推薦及び承認がなされました。学校側からは、学校の現状・取組の様子などを報告させていただきました。次年度に向けて、チーム川女としてご協力をお願いします。