カテゴリ:大学・研究所等での実習

SSH 京大研修・関東女子7高交流

関東の女子高校が7校集まり、京都大学にて研修を行いました。

 

7/23~25の3日間、本校からは10人の生徒が参加し、京都大学理学部の各分野に分かれ、それぞれ講義を受けるとともに、京都大学の女子大生との交流を行いました。関東の他校の生徒とも交流を行い、一人ひとり、充実した研修となりました。

【以下、生徒の感想(抜粋)】

・今まで授業で習ってきたことをどんどん深めてびっくりするような新しいことを知ることが出来てとても面白かった。また、宇宙や地球や太陽について、自分の目では見ることが出来ないことを目に見えるものに変換して、それを研究して実際のものがどのようになっているかを知るというプロセスが今までの私にはあまりなかった考え方だったのでいい学びになったと思う。

・自分のやりたいことや行きたい大学を決めるヒントにしたくてこの研修に参加して、講義や実験を通して化学の面白さを知れたのでよかった。また、SSH行事の中でもこの京大研修は他県の高校生と話す機会が多いと思うので、とてもいい経験になった。

・自分が前に調べたこのあるものについて、違う観点からアプローチ(実験)したり調べていて、「解けないものに対して別のアプローチで色々な性質を知ることが出来る」という言葉に感銘を受けました。特に4次元空間と結び目についての講義では、自分が以前宇宙空間と繋げて調べたことのある4次元空間について、結び目を通して研究していて、自分が知らなかった結び目の面からもアプローチできると知り面白かったです。また、物理にはあまり興味を持っていませんでしたが、超伝導体に関する講義を受けたらとても面白くて興味を持てたし、その実験を見たことでより理解出来ました。今回の研修では、同じ課題や問いに対してさまざまな面からアプローチできるということを実際に見て理解できたことが1番大きな収穫だったと思います。

 

【SSH】日本薬科大学 医薬品合成実習

1月21日(日)に日本薬科大学で「高校生 医薬品合成実習」が開催され、7つの高校から約40名、本校からは14名の生徒が参加しました。

 解熱鎮痛薬として身近なところで使われている「アセチルサリチル酸(アスピリン)」「アセトアミノフェン」を化学反応で合成し、出来た化合物の構造を呈色反応、薄層クロマトグラフィー、NMR(核磁気共鳴を使った分析装置)を使い確認しました。准教授の熊本 浩樹先生に指導いただきました。日本薬科大生のSA(スチューデント・アシスタント)の方が各班に1人ついて、実験の補助を担当して下さいました。
 午後には「高校数学ほんとうの使い道 ー 指数・対数&微分・積分編(体内での薬の動き方を聞き目の関係性を例に)」という題で 准教授の佐古 兼一先生に講義していただきました。

 

 

【参加生徒の感想】

・今回初めてSSHの行事に参加しましたが、初めて会った人と協力して色々なことをする面白さを感じました。また、私は薬学に興味があるので、今回の実習は、将来の事を考えるのに参考になりました。解熱鎮痛薬という普段から使うことがある薬の構造や作り方を知ることができ、他の薬についてももっと知りたいと思いました。特に、自分で作った結晶をNMRで解析するのが面白いと思いました。また機会があれば、SSHの行事に参加したいです。・実際に自分たちが作った薬を使って、NMR(分析装置)で調べることができてよかった。
・私は将来文系の学部等に進学したいと考えていますが、今回は「医薬品合成」ということで、中々体験できないと思い興味を持ち参加しました。実習では今後専門的な分野でないと触れることのない器具や最前線の大学の先生方の講義など高校生では経験できないであろうことに触れられました。普段科学や数学に関心が薄い私でも楽しく、充実した時間になりました。今回の経験は自身の視野を広げるものになりました。・化学は学校ではまだ学んでいなかったから実験をちゃんとできるか少し不安だったけれど、作業を細かく教えてもらえたのでスムーズに実験をできて良かったと思います。今回初めて知ることも沢山あって本当に楽しかったので、2年生からの化学の授業も積極的に取り組んでいきたいと思いました。
・今やっている数学の勉強が将来どんな役に立つのか知ることができました。未来のために、一生懸命数学や理科の勉強をしたいと思います。また、アスピリンやアセトアミノフェンの合成という、滅多にできない経験をすることができて良かったです。
・私はまだ化学を学習していないので今回の合成の実験は新鮮でとても面白かったです。印象に残った点は、実験器具が学校にあるものと同じものでも少し違った点や、知らない器具を使って実験した点です。
・反応式に出てくる化合物の形がどのようにして出来ているのかずっと疑問に思っていたので、実際に実験して得られた結晶をNMRを使って解析し、自分たちで組み合わせをするのが難しかったけれど仕組みが分かったのでとても為になりました。まだ授業では使ったことがない器具や、学校にはない大きな機械も扱えてよかったです。
・今回の実習では化学の専門的な実験を行うことが出来たので、さらに薬学への興味関心が高まりました。また、将来の進路も確信を持つことが出来た良い機会になりました。
・サリチル酸からアスピリンを合成して、バファリンと同じ性質を持つ物質を作ることができて感動しました。薬学の勉強のイメージがつきました。

 
・高校ではやらないような成分の合成や装置を使って本当に合成できているのかを確認できたのが楽しかったです。
・前回の遺伝子解析実習は内容が難しくて理解できない部分も多くありましたが、今回は内容も分かりやすくて非常に学びになりました。また、私は薬学に進学したいと考えていますが、数学が苦手で少し不安でしたが、今回、数学の面白さを知り、数学を勉強することにも前向きになれそうです。
・化学や微分積分は高校でまだ習っていなかったため理解が少し難しかったですが、とても勉強になりました。今日習ったことをこれからの勉強や生活に活かそうと思います。

SSHつくばサイエンスツアーに行ってきました

令和5年9月30日(土)2年生SSHクラスでつくばサイエンスツアーに行ってきました。

  川越からバスで往復し、JAXA筑波宇宙センター・地図と測量の科学館・サイエンススクエアつくば・地質標本館 の4か所を見学することができました。

  JAXAでは、宇宙飛行士の養成エリア・きぼう運用管制室・併設されているスペースドーム見学などを行いました。人工衛星の開発やロケット開発など様々な研究事業を知ることができ、興奮しました。見るところが多くて、時間が足りなかったぐらいです。日本の宇宙事業の成果や宇宙飛行士だけでなく宇宙の仕事に携わる現場を肌で感じてきました。

 地図と測量の科学館では、地図の変遷や伊能忠敬の足跡、日本列島の海溝の深さや国土の広さ、建材の測量の方法などを学びました。

 サイエンススクエアつくば(産総研の施設)では、さまざまな最新の研究の紹介が展示されており、説明を聞いたり体験したりできました。すでに実用化されているものが多く、研究について係の方に熱心に質問する生徒が多かったです。

 地質標本館では、ちょうど地学基礎の分野の勉強と重なっている内容でした。地質や鉱物の展示がたくさんありました。様々な鉱物の結晶を必死に写真に収めている生徒もいました。化石なども多くあり、触ることができるレプリカも置かれていて興味深かったです。また、液状化の簡単な実験を紹介していただきました。天気も良く、一日たっぷり学習することができ有意義な研修となりました。

 

東京農工大学研究室体験に行ってきました。

9月13日(水)紫苑祭の代休日に東京農工大学工学部の研究室体験に行ってきました。

午前中は機械システム工学科の田川義之教授に研究室の体験をさせてもらいました。田川研究室では流体を扱っていて、打撃ジェットの様子を実際にハイスピードカメラで撮影する様子を見せてもらったり、液滴浮遊の実験を実際に体験させてもらったりしました。
また、田川研究室には川女OGもいらっしゃり大学生活など様々な話を聞くことができました。

    

午後は知能情報システム工学科の矢田部浩平准教授に研究室の体験をさせてもらいました。矢田部研究室手は音響工学を扱っていて、スペクトログラム(発した音をリアルタイムで解析するソフト)について説明していただき、生徒が持ち寄った音源で実際に見てみました。数学の知識が音響解析においてどのように活用されているのか、大学数学でどのようなことを習うのかをTAの皆さんが高校生向けに説明をしてくださいました。

  

参加した生徒の感想(一部)です。

・川女生の質問で自分が疑問を持たなかった部分や、自分が持っていない知識を知ることができ、新しい気づきを得ることが出来た。田川研は学生の研究だけでなく社会貢献にも繋がっていたので、このような研究室に入り研究をしたいという目標を持つことが出来た。「針なしの注射があったら」など思ったこともなかったので、目から鱗だった。修士号があった方が就職に有利だということを初めて知ったので、学部課程までで終わらせようとしてた私は修士課程まで進むことを視野に入れなければいけないと思った。
・機械工学と情報知能システム工学について、どういった研究分野があるのか、どういうアプローチで研究していくのかを学ぶことができた。話を聞いている中で、自分の知っている知識と繋がったり、新しい視点を得られたりして、良い経験になったと思う。川女の先輩から話を聞けたのも良かった。博士課程まで進んで博士号を取る、という選択肢も考えてみたい。

令和5年度 SSH指定女子高校等研究交流会 に参加してきました。

8月21日(月)にお茶の水女子大学にて、SSH指定女子高校等研究交流会が行われました。近隣のSSH指定経験のある女子校(お茶の水女子大学附属高校・水戸第二高校・浦和第一女子高校・川越女子高校・熊谷女子高校・宇都宮女子高校・前橋女子高校)で集ってお茶の水大学の講義・実習と交流会を行いました。

 

講義・実習は分野別にいくつか開講され、生徒たちは興味のあるものを選んで参加しました。

開講された講座
・工学「ドーム構造(屋根構造)の原理を学ぶ」
・数学「暗号を作ろう」
・物理「実は使える数学」
・化学「不動の地位を維持するビュレット滴定法」
・化学「金属配位結合の魅力:構造と色と機能」
・生物「生きたままの細胞内を観る」
・生物「動物細胞の培養と細胞伸展」
・情報「コンピュータ・グラフィックス」

      

普段扱ないような実験器具に触ったり、大きな構造物を作ったりと楽しい体験ができました。その後の交流会では県を超えて様々な学校の生徒と交流ができ、満足して帰ってきました。

高校生遺伝子解析実習(日本薬科大学)に行ってきました。

8月1日(火)に日本薬科大学で行われた高校生遺伝子解析実習に行ってきました。

川越女子高校だけでなく、浦和学院高校、昌平高校も同日に参加しており、各校混合の班での実習でした。RNAの抽出、PCRを用いたDNAの増幅、電気泳動による確認を行いました。マイクロピペットなどはじめて使う機器もあり苦戦している場面もありましたが、各班についてくれたSA(実験補助の大学生)が優しく指導をしてくれました。他校の生徒と交流したり、SAから大学の話を聞いたりと楽しく実験をした1日となりました。

 

参加した生徒の感想(一部)です。

・遺伝子実験と言うワードにひかれて体験を申し込んだけど、参加するまで難しかったらどうしようという不安があありました。でも、仕組みや使い方まで丁寧に教えてくださり、どんな質問にも答えてくださったお陰で、自分なりに理解しながら、実験を進めることができました。この実験を通して新たな興味もわいたので、参加してとても良かったなと思いました。

・薬学の分野には以前から興味があったのですが、今回この実習に参加することで、普段の研究の様子を具体的に知ることが出来てさらに興味が湧いた。また、今まで知らなかった本格的な実験器具を使う事ができてとても楽しかった。SAの方がとても優しくて、楽しく作業出来た。

・わからないところがありながらも、班の人と協力しながら成功させることができました。進路についてより真剣に考えるきっかけになったので、今後もこのような活動があったら積極的に参加していきたいです。

【SSH】日本薬科大学 生薬学実習

 1月29日(日)日本薬科大学にて行われた生薬学実習に参加しました。生薬である甘草(カンゾウ)を用いて根と根茎(地下茎)の構造上の違いを顕微鏡で確かめた後、キャンパス内の漢方資料館にて貴重な文献や様々な生薬を見学しました。

  

 午後には、漢方の歴史を学びながら「十全大補湯」を12種類の生薬から実際に作り、薬膳をいただきました。薬学・生物学・化学・歴史そして家庭科と教科を横断した内容で、薬学に興味のある生徒達にとって良い刺激となる1日でした。
*「続き」部分に参加した生徒の感想を掲載しました。

 

【参加生徒の感想】

・以前興味を感じた漢方について知ることができて良かった。化学や生物、世界史、古典と繋がりがあり、勉強したことがフルで活用されているのを実感できた。
・普段なかなか触れることの出来ない漢方を作ったり観察したりできて、とてもいい経験になりました。また機会があったら参加したいなと思いました。
・昔飲んでいた漢方がすごく苦くて、自分の中では体には良いけど、とても苦い(まさに良薬口に苦し)ものだと考えていて、とても苦手だったのですが、今回、生薬学実習で薬膳カレーとか薬膳スープを食べて、美味しく健康になれるということがとても印象的でした。
・今日は初めてSSHの行事に参加して普段触れられ触れられない漢方を見たり、食べたりして貴重な体験ができました。初対面の人との班で緊張しましたが、それも良い経験になったと思います。まだ、進路を考え中なので何か興味のある行事があったら参加したいです。
・私はまだ理系と文系で悩んでいますが、今回の実習に参加したことで今後の進路決定の参考になると思いました。
・薬学の楽しさを知ることができたことから、今後の勉強のモチベーションに繋がると思う。とても良い経験だった。
・漢方を実際に観察したり食べたりすることが他ではできない良い体験になりました。初対面の人と協力して作業するのは緊張したけど、たまには外部の人と話すことも大事だなと思いました。
・漢方は中国から伝わったものだと思っていたけれど、日本独自に発達したもので、自分たちが知らないことがまだまだたくさんあることがわかった。
・薬学に興味があったので参加しましたが、自分が想像していた学問とは少し違っていて驚きました。でも、こんな研究もあるんだと思って将来の参考になりました。
・普段は漢方薬をあまり飲まず、飲んだとしても苦いイメージだったので、今日煎じた薬を飲むのも少し抵抗があったのですが、想像と違い普通に飲めたので驚きました。また薬膳は初めて食べたのですが、案外美味しく食べられたので良かったです。
・最初はいい香りーと思っていたけれど、だんだん臭くなっていきました。でも、歴史や漢文のことを学ぶと、興味深いことが多く、自分も調べて煎じてみたいなと思いました。
・今回で3回目の参加だったけれど、毎回分野が異なってそれぞれの魅力を知ることが出来て楽しかったし良い経験ができました。理系文系と分けるのではなく、様々な知識を多くの場で活かせるように学んでいきたいと思いました。初対面の後輩と大学院生の方と一緒に、良い雰囲気で実習ができて良かったです。
・実習を通して、生薬について大学レベルで学ぶことができ、とても貴重な経験となった。特に印象に残ったのは、薬膳肉うどんを作って食べる実習。漢方の入ったスープで肉うどんを食べた後、30分ほどで体が芯から温まり、漢方の効果を自分自身の体で実感することができた。また、漢文を扱ったのが印象的だった。薬学というと理系のイメージがあるので、文系のイメージがある漢文を扱ったことに驚いた。今後進路について考えるときも、学部の名前にとらわれず、詳しく調べてみたい。
・初めて漢方というものに触れ、昔の人たちの知恵や技術の素晴らしさを学んだ。また、植物を直接見たり、味を知ることで現代ではできない貴重な体験ができた。
・大学生と一緒に学べるという貴重な経験も出来ました。
・のんびりとした雰囲気で班の人とも楽しく実習が出来ました。普段知る機会が無いような漢方の細かい知識を得られてとても充実した時間となりました。1番印象に残ってるのは資料館です。動物から菌類、植物までが漢方となることに驚きました。
・漢方薬という普段はあまり慣れ親しんでいない話題の実習だったけれど、今回の生薬学実習に参加したことでこれからの進路選択や職業選びなど新たな視野を広げることができたのでとても貴重な経験を積むことができて充実した一日になった。
・漢方は病気を治すだけの効能しかないと思っていたが、病気を予防する効能もあると知った。漢方を煎じているときや、神農本草経について、学んでいるときなど、とても楽しかった。行って良かったと思った。
・漢方を調べると聞くと堅苦しそうで非日常だと思っていたけど、他校の方々との講義や実験を通して漢方はとても身近なもので味も良いということを知れました。また、薬学部へのイメージも少し変わり、より一層薬学部に行ってみたいと思うようになりました。
・一番楽しめたのは漢方資料館に行って実際に本物の漢方をみることができたことです。他にも今までやったことのない経験ができて本当に行ってよかったなたら思います。

【SSH】国立科学博物館サイエンスツアー

    

9/30(金)秋休みに、2学年SSHクラスである2-8にて、上野にある国立科学博物館のサイエンスツアーを行いました。

 

国立科学博物館の設立は、「自然史・科学技術史の認識を深める」「地球と人類の望ましい関係について考察をする」 ということにあるようです。貴重な資料をよく観察し、考察をしていました。自分たちもまた、歴史に存在する1人として、今後に羽ばたいていっていくことでしょう。

 

以下、感想等(抜粋)====

・学校で習ったこととリンクしている部分が多く、もっとしっかり学んでおけばより深まったなと思いました。教科書では平面的だったのが全て立体で見ることができて興味が湧きました。最初は課題を意識しながらだと自由に見れなくて嫌だと思っていたけど、最初から意識していないとわからなかった発見が多く、考えるのも楽しいと感じました。

・日本の近い将来を担う人になってくださいとよく言われるけど、どんな風に生活してもそれが歴史として残るので何をしても意味はあると思う。自分で責任をもって人生を全うしたいのはどの生物も本能で考えて種存続してると思う。時代ごとに環境も変わるので適応しながら生き抜いてきた者たちはすごいなと思った。

・何回も行ったことがある場所だったけど、今回は目的を持ってまわったから今までの何倍も学びがあったし、楽しかった。目的も壮大で難しかったから、細かいところまで見ようと思えた。やっぱり何事も目的を理解することが大切なんだなと感じた。

 

  

 

 

【SSH】東京農工大学工学部研修

 9月13日(火)は紫苑祭代休でしたが、2年生の生徒10名が参加し、東京都小金井市の東京農工大学工学部で研修を行いました。最初に、グローバル教育院 アドミッション・専門基礎教育グループ 教授の藤井先生から、東京農工大学の概要について、農学部、工学部それぞれの特徴、女子学生比率が比較的高いことや、理系の大学の研究室とはどんなところか、などの説明がありました。

 午前は、化学物理工学科教授 清水大雅先生の研究室を訪ねました。光の変化を検出することで、ガスの濃度を測るセンサを小型化する研究についての説明を聞き、実験装置を実際に動かしていただきました。

 午後は、機械システム工学科 安藤泰久先生の研究室で摩擦についての講義、実験を行いました。実験に使った金属の表面を、原子間力顕微鏡やレーザー顕微鏡で観察しました。

 様々な実験装置を間近に見て、操作することで、生徒たちは理系の大学に進学して研究することのイメージをつかめたようでした。

 

【参加した生徒の感想】
・大学がどんな所か何となく知ることができた。分野によって扱っているものや研究機材が違って大学に入った後も様々な選択肢が広がっていると思った。研究テーマや範囲が今までのサイズと全然違っていて面白そうだった。
・工学部のぼんやりとしたイメージがはっきりとしたものに変わったので、進路選択に活かしていきたい。
・専門的な設備で研究ができることは楽しそうだと思った。
・パンフレットを読んだだけだと分からないことをたくさん質問できて良かったです。実際に研究室に入って機械を見ることができて楽しかったです。一般入試のことばかり考えていたけど、他にも選択肢はあるんだなと気付きました。
・興味本意で参加したのですが、参加してよかったなと思いました。午前に研究室を見学したのですが、身近なところに工学があるんだなと思います。難しい言葉が多くて理解は大変だったけど、わかるようになりたいです。
・午後の摩擦の実験では摩擦のことがもっと良くわかった気がしました。普段の物理の授業で法則とか何も考えずそのまま覚えてしまいがちですが、実験を通して、どうしてそうなるかが良くわかるし、他の法則も背景をちゃんと覚えたいと思いました
・実際に農工大に行って研究室を見ることができて良かった。実験をして、研究室で行うことも知ることが出来、大学生になったらどう過ごすのか想像できたことも良かった。ありがとうございました。
・工学部の研究内容に触れることができ、貴重な経験となった。金属や光を利用してガスを検知するデバイスや摩擦を減らす工夫が、これからの社会に役立つものになりそうなことがわかり、そこに目をつけたことと材料を組み合わせて独自の装置を作り出したことがすごいなと思った。
農工大全般では、女子率が高いのが理系や工学部に進学したい女子に良いなと思いました。午前中の講義では、センサーの小型化を可能にするために様々な方法がありそれぞれにメリットやデメリットがあることを知りました。物理で波の分野をやるのが楽しみになりました。午後の講義では、摩擦についての講義で、実験をしたり、レーザー顕微鏡やAFM(原子間力顕微鏡)を使って表面を見てみたりと楽しかったです。アモントンクーロンの法則が経験則なので、摩擦についてはまだまだ謎なんだと思いました。今後理論的に説明できると良いなと思いました。
・1人での参加だったので楽しめなかったらどうしようと思っていましたが、講義をきいている時はそんなことは気にならないくらい集中できて楽しむことができました。これから志望校や志望分野を決める時のひとつの選択肢だなと思うことが出来ました。
・普段見られないような機械や実験を間近で見ることができてとても興味深かったです。
学生の方に受験や勉強、将来のためのアドバイスなどをもらえたのも心強く、今回得たものを最大限活かして今後に繋げていきたいと思いました。

【SSH】令和4年度SSH指定女子高校等研究交流会が行われました!

8月17日(水)お茶の水女子大学にて、令和4年度SSH指定女子高校等研究交流会が行われました。

8年前から行われているこの行事は、関東近県のSSH校等の女子校7校が集まり、大学の先進的な研究に触れたり、お互いの課題研究について情報交換をする会となっています。
一昨年度は新型コロナの影響で中止となり、昨年度はオンラインでの実施となりました。対面での開催は3年ぶりとなります。今回、本校からは12名の生徒が参加しました。

 

まず、8つのコンテンツ(人間工学、建築デザイン、数学、物理、化学、生物1、生物2、情報)に分かれ、午前、午後と講義や実習が行われました。

 

情報の担当はお茶の水女子大学理学部情報科学科の工藤和恵准教授です。
工藤先生は、本校の卒業生であり、SSH運営指導委員のメンバーでもあります。
工藤先生からは、「新時代のコンピューティング」というテーマで、最近研究・開発されている量子コンピュータについてお話を伺いました。
また、量子コンピュータの仕組みを理解するため、「組み合わせ最適化問題」を解く実習を行いました。

 

その他のコンテンツでも、非常に充実した内容の講義・実習が行われました。
他校の生徒たちともすぐに打ち解け、協力しながら課題に取り組んでいました。

   

 

生徒たちが交流している中、引率教員たちとも高大接続や各校の取り組みについての意見交換を行いました。
生徒たちにとっても、教員にとっても、直接交流する機会に参加できたことは、非常に有意義であったと思います。

開催にあたり、ご準備いただいた関係者の皆様、どうもありがとうございました。
参加した生徒の皆さんも、今日得られたことを今後の課題研究や高校生活に活かしていただければと思います。
大変お疲れさまでした。