カテゴリ:大学・研究所等での実習

データサイエンス実習・生物薬剤学実習(日本薬科大学)に参加しました

 9月27日(土)に日本薬科大学で開催された、「データサイエンス実習」「生物薬剤学実習」に本校の生徒が参加しました。他の高校からの参加者と一緒に、1人1台のパソコンを使い、2人の学生さんにも補助していただきながら実習を行いました。

◆午前はデータサイエンス実習でした。「生活の中のデータサイエンス技術」について、具体例を用いてパソコンで解析しました。
 アメリカの州ごとの、人口、犯罪率、高等教育を受けている者の比率、寿命、収入などのデータを与えられ、それぞれのデータがどのように関係しているかをデータ解析ソフトに入れて解析しました。
 後半は、文章に出てくる単語の相互関係を調べました。商品のレビュー(購入した人の感想)から、よく出てくる単語の関係を調べました。ソフトから単語の相関関係が図で表示されると、その図をもとにどう解釈したらよいか、参加者みんなで話し合いました。

◆午後は生物薬剤学実習でした。「薬の効くメカニズムのコンピューターでのシミュレーション」という副題で、薬が体の中で時間とともに体内にどのように広がっていくか(薬の成分の血中濃度の変化)を人体を使って実験で求めるのではなく、計算によって求めました。
 計算には微分・積分の知識が必要となります。今回参加した生徒はみな1年生で、まだ学校で微分・積分を学習していなかったのですが、講師の先生から「細かい計算でなく、考え方が重要である」と説明を受け、薬学専用のソフトを使い、様々に条件を変えて薬の血中濃度の変化を求め、グラフ化していました。

 

 

 

【参加した生徒の感想】

 今までにない見方で薬学について考えることができた。薬学以外の応用としてこのような経験を活かして行きたいと思う。(1年)

【大学研究室体験】東京農工大学農学部

9/10㈬、東京農工大学の農学部の研究室体験として、府中キャンパスに訪れました。

 

午前は生物生産学科の伊藤先生の蚕に関する研究室を訪れ、午後は環境資源科学科の水川先生の海洋プラスチックに関する研究室を訪れました。女性の大学生や大学院生による座談会も行ってくださり、大学生活や高校時代にやっておいた方がよいことなど、お聞きすることができました。

 

研究室の体験以外にも、東京農工大学で作成されているアイスを食べたり、広大な農地を見学させていただくなど、充実した一日を過ごしました。

 【以下、生徒の感想】

・ゲノム編集が思っていたよりも簡単な作業ですることができることに驚きました。勉強のモチベーションに繋がったので良かったです!
・具体的にどのような学びができるのかを知ることができて学習意欲が上がりました。ゲノム編集がこんなに簡単にできるとは思わなかったです。
・今日参加してみてとても良かったなと思ってます。普段生活してる中では絶対にできないような実験をしたり話を聞いたりすることが出来て有意義な時間になりました。ほんとに素敵な学校で、周りの学生の人も良い人ばかりで感動しました。本当に来てよかったなと思います。
・今回参加して凄く良かったなと思いました。ゲノム編集体験が思ったより簡単に出来ることに驚いたし、各研究室に入ったり、現役の大学生方にたくさん質問をしたりすることが出来て良かったです。新しい体験ばかりでとても楽しかったです!
・東京農工大学を志望していたので実際の学校や学生の方々の様子を見ることができたのが勉強になりました。このことを思い出してしっかり勉強を進めていきたいです。
・実際に大学に行って講義を受けたり、実験をしたりなど普段できない貴重な経験ができて嬉しかったです。東農工のミルクアイスを買い損ねたので機会があったら食べたいです。カイコのこともプラスチックのことも、浅い知識しかなかったけれど今日の講義で興味深い内容をたくさん聞くことが出来ました。ありがとうございました。
・ゲノム編集が、自分が思っていたよりも簡単にできると知って驚きました。だから、扱いには十分注意していかなければならないと感じました。マイクロプラスチックも、少し調べただけでもかなり細かいものが多く、それを食べてしまっている魚の多さを想像して、かなり深刻な問題なのだと実感しました。この行事を通して、自分が将来行きたい分野が、少し定まりました。
・元々、農工大がとても気になっていて農学部も工学部も夏休みのオープンキャンパスに行ってたくさん話を聞いたりしたが、そのときには得られなかったかった新たな発見を得られることができてよかったです。また、今まで見たことがなかった実験器具を見たり扱ったりすることができてとてもいい経験になったと思います。農工大生の方々は皆さんとても親しく接してくださり、将来に有益な話をたくさん聞くことができました。
・今回、ゲノム編成をするのは初めてで最初聞いた時、どんなやばいことをするんだろう!?難しそう!?と思っていて、さらに自分にとって身近なものだという意識がなかったので今回このような実験ができてとても嬉しかったし、ゲノム編成は意外と簡単で身近なものなんだとも実感することができました。また、私は遺伝子学にあんまり興味なかったのですが、今回の実習実験を通してこの分野の楽しさや面白さに気がつくことも出来ました!
・今回志望校である東京農工大学で研究室見学をして、大学生活をイメージでき、受験へのモチベーションを高めることができました。生物生産学科では、ずっと触ってみたかった蚕の成虫に触れて良かったです。研究室は知らない機械がたくさんあり、研究者の方の生活が感じられました。精密に見える顕微鏡でゲノム編集の練習のような体験をさせていただきましたが、こんな簡単に遺伝子操作ができるのかと驚き、少し怖かったです。環境資源科学科では難しい講義を聞かせていただき、大学の講義のイメージを持つことができました。砂の中からマイクロプラスチックを探すのはできそうですが、それが何からできているか判定することはなかなかできない経験だったためできてよかったです。どちらの学科でも、教員の方と学生の方がとても優しく面白くて、改めて農工大に行きたいなと思いました。
・前回オープンキャンパスに来させていただきましたがやはり話を聞くだけじゃ分からないような内面的なことを知れたり実験経験させていただけたりととても楽しく学ぶことが出来ました。今回の経験を踏まえてこれから先、どの大学を目指しどんな研究をしたいか少しずつ決めていきたいと思いました。とりあえず苦手教科の英語と友達になれるよう努力します。
・1年次に蚕を育てていたおかげで、今回の講義をより興味を持って聴くことができました。様々な蚕も見ることができて嬉しかったです。また、ゲノム編集が簡単にできてしまうことや、蚕の卵の表面がつぶつぶしていたこと、卵が硬いこと、そしてキーエンスの機械で10円玉を見た時の鮮明さなど驚くことがたくさんありました。また、マイクロプラスチックに洗濯排水やタイヤの摩耗なども含まれていることに驚きました。海に落ちているようなものや小さいカラフルなかけらのイメージがあったからです。また、砂の中を探していると次から次へと新しいものが出て来て、大きいものも出てくるため、果てしないなと感じました。今回の経験を今後に活かしていけたらと思います。ありがとうございました!

【関東SSH女子7高校交流】夏のお茶の水女子大学研修

8/22㈮、お茶の水女子大学にて、関東近県でSSHに携わっている7高校の女子高校で研究室体験を行いました。

 

大学で行われている授業を垣間見るとともに、他校の生徒たちと交流を行う、貴重な一日となりました。

 

【以下、生徒の感想】

・情報の講座は難しかったけどとても見識が深まった気がする。
・去年も参加させていただきましたが、今年は以前より知識がある状態で講義を受けることができたので、興味を持って、楽しみながら研修に参加できたと思います。
・研究室での実験や講義を通して、大学の研究を体感できました。説明や先生からの問題提起は難しいものも多かったですが、一つ一つの可能性を消していくことで一つの結論が導けるという先生のお言葉の意味が理解できたような気がしました。交流会では、他校の人たちと研究から学校生活のことまで幅広く話し合うことができ、とても有意義な時間になりました。
・コロナウイルスの遺伝子だけを学び続けるのは高校の授業より専門性が高くて大学の授業の雰囲気を味わえた。
・ビュレット滴定法について、講義を受けたり、実習をしたりしましたが、まだ勉強したことのない単位や計算があり、とても難しく感じました。しかし、教授や先輩が丁寧に教えてくださったのでなんとか理解することができました。まだ使ったことのない実験器具も使えて、勉強になったし、楽しかったです。水質浄化など自分の研究テーマに似たお話も聞けたので今回の経験を活かしていきたいです。
・講義で知らなかったことを少し知ることができて面白かったです。他校の生徒との交流を通して様々な意見に触れることができました。
・普段の滴定より難しい指示薬を使ったのでなかなか上手くいかなかったけど上手くいったらとても楽しかった
・最新の科学研究について知ることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。また、意見交流の場では普段お話しする機会のない他分野の研究課題を吸収し、新たな視点を獲得することができました。

薬理実習

8月8日(金) 日本薬科大学 さいたまキャンバスにて

参加生徒 1年生8名 2年生2名

動物実験に対する生命倫理に関する講義・マウスの麻酔投与実習と解剖実習に行ってきました。普段の生物の授業では、哺乳類の解剖はほとんど扱えない状況であるため、貴重な実習を体験することができました。実習は、体重を測り、マウスにどのぐらい麻酔をするかを計算し、実際に一人一人注射針を使って麻酔しました。マウスに注射するのは、全員が初めての経験で一番気を遣う作業で、勇気がいりましたが、なるべく苦痛を与えないように慎重に行いました。解剖では、口から肛門までの消化管はもちろんのこと、大腿骨の神経や骨、脳の構造まで丁寧に解説を見ながら解剖をすることができ、体のしくみについて詳しく学習することができました。

生徒の感想から

・自分は獣医師を目指す上でこのような経験は重要だと思うし、未来の役に立ったと感じられました。特に動物実験では動物倫理を学ばなければならないことやそのおかげで私たちが使う医薬品などは安全に使えることをより一層理解しました。動物へのいろいろな考え方を知り、広めることができました。

・実習前の倫理講義で動物を使った実験が世界的に制限されているという話を聞き、今回高校生である私たちがこのような実習に参加できたのはとてつもなく貴重な体験なのだと自覚しました。本当に参加して良かったです。他校の人との交流の機会にもなり知識の幅も広げることができ、最高でした。

埼玉大学理学部研究室の体験・見学

8/5(火)に埼玉大学に生徒13名が訪れ、理学部の研究体験および見学を行いました。

 

はじめに、理学部基礎化学科の藤原先生から講義をいただきました。キレートレモンの「キレート」の由来を知るとともに、自然の謎を解き明かしていく研究の先に製品が開発されているなど、大学の研究の意義や面白さを学びました。その後、EDTAによる実験を大学院生2名にも教えていただきながらおこなっていきました。お歯黒で使用していたとされる木酢酸の使用、純水を作る過程を実際に行うなど、大学ならではの実験を体験させていただきました。

その後、理学部生体制御学科の田中先生よりアカパンカビの研究室を見学させていただくとともに、理学部分子生物学科の是枝先生より植物の研究室を見学させていただきました。

 

終了後、大学の生協にも訪れ、学食で大学生たちと混ざりながらお昼ご飯を大学で食べました。大学の研究室を体験および見学を行うことができ、生徒たちの進路選択においても非常に参考となる機会となりました。

 

 

【以下、参加した生徒の感想】

・大学の広さや設備の充実さを感じました。
・大学の研究室を実際に先生から紹介してもらったり、実験室で実験をさせてもらえて貴重な機会を体験することができた。
・特段、理系に興味があったわけではないですが、とても味のあるお話を聞けてよかったです。
・今回はこのような機会を作ってくださりありがとうございました。普通のオープンキャンパスでは分からないような所まで知ることができ、進路を考える上での貴重な経験を得ることができました。
・もともと化学に興味があったけど、今回のプログラムで更に興味を持ちました!色の変化が特に面白いなって思いました。理学部に行きたい気持ちが強くなりました
・EDTAを用いてカルシウムイオンがどのくらい含まれているのかという実験がとても面白かったです。また、イオン交換樹脂でカルシウムイオンを一部取り除けたという内容にも驚きました。この実験内容が原発処理問題と結びついているということを知れたので、1つの単元・分野がどこと結びついているのかを意識してみようと思いました。
・大学に初めて訪れ、学習内容や研究の具体的な内容を知ることが出来て自分の進路を少しだけ明確に考えることが出来た
埼玉大学の研究室を見てみたかったので今回詳しくみて先生のお話も聞くことができて嬉しかったです。実験では楽しみながら新たなことを学べて興味が広がった。
・高校と違って、より精密そうな機械がたくさんあってワクワクしました。初めて大学というものを見て、今までより、やることを自分で考えて自分のしたいことができるいい意味で自由な場所だなと思いました!大学はとても広いので、迷子になりそうだなと思いました。もともと埼玉大学は進路の候補に入っていたので、とてもいい経験になりました。これからの進路選択が楽しみになりました!
・元々参加する予定はなかったのですが、参加して思っているよりも化学が身近にあることを知れて面白かったです。
・大学のしくみだったり、大学で何を学ぶのか来る前まではなにも想像できなかったけれど、実際に見て少し知れたことがよかったです。実験は今まであまり楽しいと思ったことがなかったけれど、今回は変化を目で見れて『もっと知りたい!』と思えました。特に紫外線ライトは光の色が違って面白かったです。
・埼大は自分の家が近いこともあって、少し気になっていたけど今日の活動で理学部はどんな場所でどのような実験、観察をしているのかわかりました。とても興味深いと思いました。
・ひとつの事について研究することについて知れて、やりたい事の視野を広げることが出来ました。また、同じ学科でも、別の研究をしていて驚きました。