カテゴリ:出張講義

「心とは?」特別講義 県立川越高校と合同

4/26(日),5/10(日)の2日間にわたり、現 帝京大学 教授(東京大学 名誉教授)の 岡ノ谷一夫 先生より、「心は一人ではうまれない」というような講義をいただきました。

 

朝日出版社様より、県立川越高校との合同企画となりました。2013年にも同様の企画があり、13年を経て、「コミュニケーション」そのものが変質した中、改めて高校生と考える機会を創りました。

 

「心とは?」という答えのないような問いに対し、生物学,文化,音楽,他の動植物,人間の歴史など、さまざまな観点から、県立川越高校の生徒とともに考えました。

 

【以下、本校生徒の感想】

・道徳的な観点でよく耳にする「心」というワードについて深く考えることができた。心の定義について明確な答えはなくともいくつかの要素を含んでおり、それらを根拠付ける実験の話が面白かった。初対面の人とじっくり話し合うという機会が今まであまりなかったので今回の活動では将来に必要なそういった力を養える貴重な経験だった。
・長く話を聞くのは大変だったけど、本やインターネットだけでは知ることができない話を聞くことができたのが良かった。本格的な研究をしている人の話は新鮮でより職業のイメージが広がった。
・当たり前のようなことから専門的な難しいことまで色々なことを知れて良い経験になりました。特に脳をつなげる研究に興味が湧きました。
・今回の講義を聞いて(特に2回目の講義)今まで自分で感じていた心や死に対しての様々な考えや事実を教えて頂きまだ自分の知らない世界を知ることができたキッカケになってとても嬉しかったです。心や言語など見えたり見えなかったりするものをとことん考えることができて難しいところもありましたが、楽しく学びある時間を過ごせました。また思春期リセットが面白い内容だと感じました。賛否両論になる所もまた興味深く未来の人がどうなっているのかとても気になるものでした。沢山の学びをありがとうございました。

【KDDIによる出張講義】何気ない会話をデータ分析できる?!

12/19(金)、KDDI総合研究所の西村様にご来校いただき、「会話をデータ分析してみるとどんなことがわかる?」のテーマで実施いただきました。

実際に行った会話のテーマは、2つの「哲学対話」でした。この日に行われた会話のデータ分析はこれからとなります。

会話の後には、西村様より、「人と人との会話をどう見ているか」などを研究者の視点から講義をいただき、会話そのものを数値化することができること、データ分析をしていくことで会話の質のようなものを測定することのできる可能性があることなどを知ることができました。生徒とともに「こうした分析ができるのか!」と驚きつつ、一教員としても、普段の授業で行っているペアワークやグループワークなどの会話がどこまで効果的かなど、今後の参考になるのかなと期待しております。

 

【以下、生徒の感想】

・めっっっっっっっっちゃ面白かったです!!!!!今まで意識したことないようなことで、研究者の方の研究内容をうかがって、なるほど!!って思うことが沢山ありました!色んなことを数字と結びつけて、無意識なことも根拠があることがわかって、面白かったです!!
・今回、自分から進んでのSSHの参加ではなかったけれど、想像していたよりもとても興味深く、面白いと思いました。はじめて聞く単語ばかりのところもありましたが、新たに学べるばかりでたくさん考えることができ、掘り下げて学ぶことが出来ました。
・話し合いでは意見を深め合うことができてよかったです。話し合いをどう分析するかという話は聞いたことがなかったので面白かったです。
・結論を出す上では20分はちょうどよかったように感じました。人と話し合って根拠を言い合うことで自分とは違う考えを蓄積できたことが良かったです。自分もこういう系にも興味を持っていきたいなと思いました。

KEKキャラバン【高エネルギー加速器研究機構】多田先生、来校!

11/8(土)、高エネルギー加速器研究機構(KEK)に所属されている、素粒子物理学者の多田将先生が今年も本校にて講演をしてくださいました。

10年以上にも渡り、毎年講演をお願いしています。今回の題は、『今年のノーベル物理学賞~量子コンピューターのトンネル効果について~』

理数好きであれば興味をそそられる「素粒子物理学」の研究者の講演を直接聞くことができました。本物の研究者に触れる大切な時間となりました。

 

 

以下、生徒の感想

・自分もSSHで研究しているから参考になった、これからも研究に力を入れたい。
・物理学への興味をそそられた。とても意義のある講演であったと思う。
・今生物の授業で学習している内容と結びつけて考えることが出来たのでとても楽しく学べました。
・本日はご講演ありがとうございました。物理に対して苦手意識が取れて、興味が湧きました。来年は物理選択なので、頑張ります。本日はありがとうございました。
・今まで聞いたことはあるけどそれがどんなものなのかよくわかっていなかった、量子やトンネル効果について、とてもわかりやすい例えを使ったお話を聞けてとても貴重な機会になったと思う。小難しく見えるテーマもその分野の背景などについてから説明を受け、知ることでよりその研究のすごさがよく分かった。自分の関心のある分野だけでなく、いろんな分野について興味をもって学んでいきたいと思う。
・ノーベル賞について色々なことが知ることができて良かったです。

【本田技研工業】工業の研究は?進路選択をどのように?

10/24(金)、本田技研工業(株)の研究者の方々が本校に来校し、講演をして下さいました。本校の卒業生の方でもあり、本田技研工業(株)に勤めるまでに至る過程や、企業や大学での連携による研究など、実社会で最先端科学がどのように生かされているかを学びました。

OGの方々が実社会で活躍されている場面や、進路選択をしていく中で自身の人生を豊かにしていく様子など、卒業生の姿を知ることができ、今後の進路を考えていく契機となっていました。

 

 

 

以下、生徒の感想です。

・もっと色々な理系の仕事を知りたいなと思った。
・車の排出ガスを無害化するためにこれほど力を注いでいると初めて知り、奥が深い分野だなとおもいました。将来の夢が明確でなくても、理系の学部に入ればさまざまな選択肢があると知ることができました。
・ホンダという理系の職業の説明やそのための進路選択を聞けて、自分の将来についてより深く考えることができた。
・理系の魅力を改めて感じることができ、とても面白かったです。
・本田技研工業さんの話は大変参考になった。理系の視野をもっと広げてみたい。
・楽しかったです。もともと文系志望だったんですけど、理系の「好き」を貫く姿勢や待遇の良さに心が動かされました。ちょっと迷っていきました。
・今までの学校の実験などは教科書に載っているものをなぞるだけで失敗することはなかったけれど実際にやる研究や開発はまだ誰もやったことのない新しいことをやるので失敗したり直接の結びつきにならなかったりすることも多くあると知りました。そこで、失敗してしまうことを恐れないで挑戦してみることが大切だと思いました。また、失敗してしまったとしてもその失敗を活かして改良したりすることができるので失敗というのも大事な結果であり重要なデータだと思いました。
・今まで興味がなかった工学系の学部やものづくりの仕事について知れてよかった。もっとたくさんのことを知ってさらに視野を広げたい。
・今回の授業で自分の進路についてさらに深く考えることが出来ました。

 

【OGによる出張講義】アクチュアリーとは?明治安田生命

7/12(土)の放課後、本校OGで現在は明治安田生命保険相互会社のアクチュアリーとして活躍されている井出様、公益社団法人日本アクチュアリー会より芹澤様に来校いただき、講義を行っていただきました。

 

高校生にとってはまだ馴染みのない保険やこれに携わるアクチュアリーとは?といった内容で、数学を用いた女性の活躍しやすい業界として、職業選択の参考となりました。また、本校OGとして、進路選択の仕方や勉強の心積もりなども触れていただき、生徒たちにとっても刺激のある講演となりました。

 

 

【以下、参加した生徒の感想】

・興味深く聞けました。楽しそうだと思いました。

・すごく説明がわかりやすくて初めて聞いた職業だったけれどすごく理解ができました。今後もこのようなイベントに参加して将来の仕事の視野を広げていきたいなと思います。

・OGの方がアクチュアリーという数学を活用した職業に就いていて、とてもかっこよかった。私も自分の就いた職業を胸張って言えるようになりたいと思う。
・アクチュアリーという職業自体、聞いたこともなかったので、どのような仕事内容かなど、知ることが出来て、とても面白かったです。これからも、様々な視点で、たくさんの職業について調べていきたいと思いました。
・理系の職業としてのアクチュアリーの知識を深められた。私は将来理系の職業に就きたいと思っているので、これからもアクチュアリーを含む様々な職業の知識を深めていきたい。
・今まで聞いたことがなかった職業について知ることが出来るいい機会でした。
・初めて今回アクチュアリーについて聞いて、数学を実際に活かせる仕事があるのだと知れました。
・アクチュアリーという職を初めて聞きました。数学系はプログラミングや教師ぐらいしか職に活かせないのではと思っていましたが、アクチュアリーのような資格が取れるものもあると知り、これを機に他の職も調べてみたいと思いました。
・川女のOGの方だったこともあり、進路選択からアクチュアリーという仕事を選んだ理由まで詳しく知ることが出来て今後の進路選択のためになりました。
・保険数理士のお仕事は、自分の職業の適性検査で1番に出てきたので知った。今回詳しく知ることができて良かったと思う。
・知らない理系の職業について深く知れて良かった。理系の職業にも様々な分野があることを学べて有意義な時間を過ごせた。
・アクチュアリーって奥深いんだなと感じました。将来数学を使いたいと思った時に思い浮かぶのは、医者だったり薬剤師だったりするのですが、アクチュアリーも視野に入れたいと思いました。
・私は理系の進路選択で非常に悩んでいるので、貴重なお話を聞くことが出来て視野が広がりよい経験になりました。
アクチュアリーという職業について今まで聞いたことがなかったけれど知ることができてよかったです。数学を使う職業には興味があったので進路選択の幅が広がったと思いました。
・私はアクチュアリーという職業を知らなかったので、今回の講演で自分の進路の選択肢が広がりました。コーヒーブレイクのお金の問題で、お金の価値が時間によって変動するということがとても興味深かったです。
・アクチュアリーという職業を今まで知らなかったので、新たな知識を得ることができてよかったです。理系に行きたいけど、将来について悩んでいる状態だったので、いろんな道があるということが知れて大変ためになりました。
・この企画を知るまでアクチュアリーという仕事を聞いたことがなかったけどお話を聞いて興味が湧いてきました。海外ではたくさんいる所もあると知って驚きました。私はどちらかというと理系がいいけどどんな仕事がいいのかわからないのでこれからもいろいろな話を聞いていきたいです。
・理系の先輩の実体験を聞くことができてとても参考になりました。また、職業についての話を深く聞くことができて、理系に少し興味が湧きました。
・アクチュアリーという仕事は初めて聞いたので、多くのことを学べて良かったです。思ったより数学を使う仕事だったので、これからも数学は逃げず頑張ろうと思いました。もっと理系の仕事とか大学について調べようと思います。
・アクチュアリーがどのような職業なのか分かった。難しく大変な仕事だと思ったけど、興味を持った。SSH行事に参加するのは初めてだったけど進路について考える事や直接お話を聞くことができ、とても良い経験になった。
・アクチュアリーという仕事を今回初めて知り、とても重要な仕事であると分かりました。夏休み前に講演を聞くことができ、勉強の意欲が湧きました。ありがとうございました。
・私は今まで理系についての知識がほとんどなかったけど、今回の講演会を通して、アクチュアリーの人がどのような仕事をしているのかを知って、自分自身の進路の幅を広げることができました。
・アクチュアリーと言う数学を使う職業があることを知り、知識が増えました。理系に進んだほうが職業選択の幅は増えることは頭に入れておきたいと思いました。
・貴重なお話が聞けてよかったです。進路について考える参考になりました。
アクチュアリーという仕事を知らなかったが、私も数学が好きなので、数学を生かせる仕事のひとつとして、良い仕事だと思った。
・アクチュアリーという職業は今まで知らなかったが今回の講演会を通じて理解が深まった。興味が湧いたので自分でも調べたい。
・今回は川女出身でアクチュアリーで活躍されている方のお話な聞いて、女性から見た理学院の様子を知れてとても貴重な経験になったと思う。また自分の将来について考えることで勉強のモチベーションにもなった。

 

「食の安全」について 出張講義

内閣府食品安全委員会の小島様より、「食の安全について」の講義をいただきました。

普段、口に入れている食品がどれだけの安全性を担保されているのか、私自身も驚きながら講義を受けました。遺伝子組み換え食品に関してもどこまでも注意深く管理をされながら行われていることも知ることができました。

また、生徒たちの声も聞きながら、世代や年代によって「食の価値観」が大きく異なるのだろうなというのを改めて認識した講義となりました。

今後、どんどんと食品の科学は進化していくのだろうなと感じるとともに、知識をもって『正しく恐れる』ことを肝に銘じていきたいと思います。

 

【以下、生徒の感想】

・表やグラフを読み取り、食の安全について知ることが出来た。これからの実生活に活かせる内容であったので、とても勉強になった。
・食品の安全を守るためにさまざまな人が関わっていることを知り、普段私たちが口にしている食品の安全さを再認識することができた。身近な「食品」でも、私がまだまだ知らないことが多いということに気づきました。ヒョウ柄リスQんはとてもインパクトがあって可愛かった。食品安全委員会のホームページなども活用して学びを深めていきたい。
・今まで名前しか知らなかった遺伝子組換え食品やゲノム編集について知ることができ、自分が遺伝子組換え食品に対して持っていたイメージなどが変わり知らないままにせず調べることが大切だと思った。
・魚介類も調理の前に洗わなければならないことに驚いた。
・面白かったです。遺伝子組み換えの方法、ゲノム編集の方法の説明が詳しくてわかりやすく、興味を持つことができました。
・食品について興味があったので、普段得ることが出来ない、正しい情報を得ることができて参加して良かったと思いました。
・今まで、遺伝子組み換え食品について危険だという間違えた知識を持っていましたが、今回の講義を受け、遺伝子組み換え食品の仕組みや、私たちのもとに届くまでに厳正な審査を通っていると知り、遺伝子組み換え食品だからといって避けるのではなく、積極的に食べていきたいと思いました。
・身近なものでありながらも、今まで詳しく学ぶ機会がなかったので良い経験になったと思う
・途中からの参加になってしまいましたが、関心のある品種改良関係のお話が聞けて、やはり大学は農学部に行ってみたいなと思いました。配布してくださった資料も興味深い内容が多く、今まで食中毒は加熱すれば防げると思っていたが、全ての食中毒を防げるわけではないこと、そして適切な加熱をしないと食中毒は起こりうることが知れてよかった。また、今回初めてSSH講義に参加したが、たくさんの知見を得ることができ、自分の視野を広げられたのでまた参加したいと思った。
とても身近だけど奥深い食の知らない部分に触れられてもっと知りたいと思った。

 

SSH サイエンス・ダイアログ 出張講義

「サイエンス・ダイアログ」は、日本の大学等へ研究のために滞在している優秀な若手外国人研究者を講師として、自身の研究や出身国に関する講義を英語で聞くことで、生徒たちに大きな刺激を与え、研究への関心や国際理解を深めることを目的としたプログラムです。

今年度は、東京大学 大学院工学系研究科  Dr. Qing HE さんにお越しいただき、「Developing Global Tools for A Better Water Future(より良い水の未来に向けたグローバルツールの開発)」という題で、ご講演をいただきました。

<生徒感想>

・初めは講義を理解できるか心配でしたが、動画を予習しておいたり単語を調べながら聞くことでおおむね理解できたと思います。世界の水問題についても興味が湧きましたし、大学や自己の向上についてもQing Heさんのメッセージから学ぶ事ができました。また自信をもって、努力して世界で活躍するHeさんにとても憧れました。自己の陶冶やこれからの人生に活かしていきたいです。

・世界の抱える水問題やそれに科学がどう貢献するかという科学的知見が得られただけでなく、自分の進路に関して深く考える貴重な機会になった。英語の有用性や、それを使っていく大切さを再認識し、進路実現やこれからの学びの励みになった。

・英語での研究講義は初めてでしたが、聞き取れた単語から少しずつ理解することが出来ました。私は、将来気候や、水の循環についての研究をしたいと思っています。今日の講義では地下水の仕組みや、水不足についてでしたが、自分の探求を突き詰めていてひとつひとつの研究の関係性が深く聞き手も納得できる内容でした。私も将来大学で深い研究をしてみたいです。

【 Wishing you continued success in all your endeavors.    by Qing 】

SSH大学講義やっぱり世界は数学でできている・横浜国立大学根上教授【今年度2回目】

11/19(火)、横浜国立大学の根上教授から、今年度2回目となるご講演をいただきました。

 

「数式を使わない」数学として、タブレットなどを用い、図形の不思議について一緒に学びました。数学を ❝探究❞ することの、面白さ、不思議さを感じながらの講義となりました。根上教授の最新の研究を行わせていただける場でもあり、図形の“見方”を数学的に考える楽しさをいつも感じさせてもらっています。

 

人生訓や自分の生き方を考えさせる内容も講演してくださり、どう生きていくかの指針を改める機会ともなっています。

 

【以下、生徒の感想】

・最初の星を作るものや、完全グラフを作るものなど楽しめるものが多くとても良い時間になった
・前回の講義に引き続き意欲的に楽しんで参加することができた
・計算しない数学が授業で習うものと大きく異なり理解するのが難しかったです。
・普段はほとんど気にしない平面図形のことを深く考えるきっかけになりました。私は数学が得意ではないのですが、考えたりすることは好きなのでとても有意義な時間になりました。来年も参加したいなと思います。
・私が授業で習っている定理や公式はほんの少しだけでどんどん新しい公式や定理が証明されていることが分かった
・数学は好きなので楽しく受けられました
・この講座では前回も今回も普段触れないような世界に触れることができるため、最後まで楽しく受けさせていただきました。
・物事全てを暗記するのでなく、物事の本質を知り、そこから類推していく力をつけることが大切だとわかりました!
・すごく楽しかったです!!!!来て良かったです。
・今日の講座を通して、物事を本質的に理解することの大切さを学びました。確かに、本質的に理解しておけば、テストで公式を忘れてしまっても、大丈夫だなぁと思いました。このことを改めて知れて良かったです。
・グラフから鳩の巣原理を知ったときに、最初はどういうことなのか分からなかったけど最終的に理解出来て、数学の面白さを再認識しました。学校で勉強する数学以外でも色々と調べてみたいなと思いました。
・図形が好きなので、先生のお話を聞けて楽しかったです。
・平面図形は、見方を変えれば様々な種類、考え方があることを学ぶことができました。点の位置が格子状にあり、辺の中点が格子状にないことで「いい感じ」の図形が出来るなんて考えたことがありませんでした。初めはそんなのか、と思っただけだったけれど、解説を聞いて今回の講義の面白さを知ることができました。教科書どおりの勉強にあきたら、息抜きに探求学習をやってみようと思います。
・今回の講義を通して、今までは机上で黙々と1人で取り組むイメージがありましたが、みんなで意見を共有しながら手元で実際に図形を動かして考えることができたので、先生のおっしゃっていた未来の数学のおもしろさを体感できたように感じました。自分自身は数学に苦手意識がありましたが、計算しないということで抵抗なく取り組むことができました。今後は公式や定理を覚えるのではなく、考え方を学ぶ気持ちで学んでいきたいと思いました。
・2回目の講義で大体同じ内容なのかなと思っていましたが、完全グラフや車輪グラフから四色問題を証明できることを知れて、とても充実した時間になったと思います。
教科書を読んでいるときとは異なる驚きと高揚を感じることができました。普通、私達が数学をするというと、参考書の問題に取り組んで、反復し、パターンを記憶することですから、先生のお話はとても興味深かったです。また、講義とは直接関係ありませんでしたが、先生の職業観についてのお話が一番印象に残っています。私は確固たる夢がまだないので、最終的につく職業を運命だ言えるようになりたいです。

KEKキャラバン【高エネルギー加速器研究機構】多田先生、来校!

10/26(土)、高エネルギー加速器研究機構(KEK)に所属されている、素粒子物理学者の多田将先生が今年も本校にて講演をしてくださいました。

10年以上にも渡り、毎年講演をお願いしています。今回の題は、『今年のノーベル物理学賞~AIの機械学習~』

理数好きであれば興味をそそられる「素粒子物理学」の研究者の講演を直接聞くことができ、最後の質問コーナーでは、素粒子物理学の質問をする生徒もいました。さまざまなメディアで活躍される、多田先生の幅広い経験や知識からの講演内容に、圧倒されました。


【以下、生徒の感想】

・最後に人間にしか出来ない仕事は責任を取ることとあって深いと思った
・AIについて興味があったので楽しかったです。
・身近なことから専門的なことまでたくさんの知識を得ることができてよかったです
・AI とか全然知らなかったから興味深かった
・AIといえば私たちの身の回りにありよく使っているものだが実際どういうものなのか分からなかったのでそこの部分を詳しく知ることができたので良かったです。説明がとても分かりやすかった。
・今話題になっているAIについて詳しく知ることができて面白かったです。また、多田先生の研究も聞けて私が全く知らなかった分野だったので新しい知識を得ることができました。今回の講義で学んだことを将来の進路や就職を決めるときのヒントにしたいなと思います。
・非常にわかりやすく、最後まで楽しく聞くことができました。来年の講義も参加したいと考えています。
・今回の講義は、特に興味があり将来の候補にもなっていた分野だったので聞いていてためになる話ばかりでした。素粒子物理学については、漠然としたイメージを持っていたのですが、今回の講義を聞いて少し具体的なイメージを掴めたような気がします。
素粒子は元々少し興味があったので面白かったです。
・AIに絶対に奪われないことが、責任を取ることというのがすごく印象的でした。また、AIと単純なプログラムの違いは成長することだと知ったのも衝撃的でした。AIの発展すごいなぁと思うけれど、やっぱり発展しすぎても怖いと思いました。楽しかったです。
・私は今回物質など化学や物理の話だと思っていましたが、AIについても新しいことを知れてよかったです。ありがとうございました
・AIは興味ありましたが、人工知能の仕組みや活用方法を知ることができて嬉しかったです。また、人間にできることは責任を取ることだという言葉が印象に残りました。
初めて知る内容が多く、とても面白かったです。AIという身近なものだからこそ家族や友達に教えたくなるような興味深いお話でした。次回の多田さんの講義があれば、ぜひまた参加させて頂きたいです。
・まだ物理を習っていないので知らない単語が出てきたから、理解できるように頑張りました。難しい内容だったけど説明がとても上手で勉強になりました。
・講演ではないですが、終わったあとの雑談タイムで多田先生が過去に戻らないからこそ、価値があると言っていたのがとても印象的でした。確かに、過去には戻れないからこそ、今やりたいことや、やるべきことをやろうと思えました。また、AIについては、自動運転の話に深く考えさせられました。確かに、自動運転をしているときに事故が起きたら、責任はどこへ行くのかと思いました。まだその答えは見つけられていないのですが、もう少し考え続けてみようと思います。
・今まで物理の分野に興味を持ったことがあまりなく、選択科目でも選ばなかったけれど、今回楽しそうだなと思うことができました。AIの話も、私の知らない話ばかりで、さまざまなことを知ることができました。また参加したいなと思いました。
あまり興味のない分野だったのですが、食わず嫌いだったのだと気付かされました。苦手分野でも、人間の脳など生物学と結びつけて考えると身近に感じられて面白かったです。
・物理学とAIが繋がる要素が、人工知能という面で見ると全く思い浮かばなかったが、その物理学にもAIと関連があることを知れたが、そのことからよりAIが幅広く私たちの生活に浸透してきているんだなと改めて感じた。。
・去年に引き続き講義を受けましたが、学校の授業で昨年よりも知識のある状態で聴くことができたので、より内容が面白く感じました。そして、ノーベル賞の解説の中で物理学賞でも生物学や統計学から応用されていることを知って、学問の繋がりを感じることができました。どの教科も大切にして勉強したくなりました。
・色々な分野の人工知能の働きなどを学ぶことができました。また、今年のノーベル物理学賞について詳しく解説してもらいその内容について知ることができました。
・今回は素敵な講演会をありがとうございました。今まではAIについて十分知っているつもりでしたが、この講演を聞いて自分がAIについてほとんど知らなかったことに気づくことができました。最近開発された機能、このような状態になるまでの過程など、さまざまなことを知ることができました。
・まだ、習ったことのない物理の面白さを知ることができた。素粒子は難しかったがとても興味深かった。
・AIの生成画像が以前見た時よりも随分とリアルになっていて、すごいと感心する一方で恐ろしさも感じました。先生が分野外の内容でもわかりやすく講義なさっていて、ぜひ次回も公演があったら受けてみたいと思いました。ありがとうございました。
・今回の講義を通して、難しそうで敬遠してしまっていた物理学の世界の面白さを感じることができました。特にAIは最新のイメージがありましたが、古くから研究がなされていると知り驚きました。AIは人間にとって敵とみなすのではなく、悪魔で助けてくれるような、共存していけるような方向で今後生きていけるように、今のうちから知識を蓄えて行きたいなと思いました。

SSH サイエンス講義(3Mジャパン/日経サイエンス)

ポスト・イットで有名な3Mジャパン(株)ディスプレイ製品事業部の方々にお越しいただき、ディスプレイの構造や最新技術について実験を交えながら講義をしていただきました。

スマートフォンやTVのモニターとして使われているディスプレイの内部構造は、実際に分解していくと何種類ものシートやフィルムによる層構造からなることを実験を通して知り、光を利用した技術について多くを学ぶことができました。

生徒達にとっては、身近にある製品に導入されている技術について理解を深めつつ、気になった疑問を技術開発に関わる方々に直接聞くことができる機会となり充実した時間となりました。 

サイエンス講義

ディスプレイの観察フィルム

観察結果

プリズムフィルム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<生徒の感想>

・今回3Mの講演を聞いた事で普段私たちが何気なく使用しているディスプレイにこんなにもたくさんの技術が使われていたのかということを知ることができてとても驚きました。たくさんの人の知識を寄せ集めて作られたものなんだということを感じられて面白かったです。また、物事を様々な視点から見る事で新たな発見をすることができたのでとてもよかったと思います。

・初っ端からディスプレイの解体という滅多にできないことができてとてもワクワクしました。あんなに薄いフィルムの一つ一つに技術者さんたちの工夫が凝らされているとわかりました。自分の知らない分野のことを学ぶのはとても面白かったので、これからも積極的に触れていきたいです。

・とても楽しい講義でした!普段生活しているだけではあまり考えないところの知識をたくさん得ることができてよかったです。どんな質問をしても分かりやすく答えて説明してくれてためになることがたくさん聞けました!

・今日の講座では、ディスプレイの仕組みについて学ぶことができました。ディスプレイがどうして色々な色に光るのか、どのような構造になっているのか不思議に思っていたので、今日、実際にフィルムなどを触って見ることができてよかったです。疑問に思ったこともその場にすぐに聞いて教えてもらうことができたので、より理解を深めることができたと思います。

 ・今まで何気なく使用していたスマホやタブレットの液晶には、できるだけ少ない電力で明るくすることでバッテリーや電力の消費を抑えることが出来るよう工夫されているということを知り、驚きました。実際に違いを見てみたり、端末を分解してみたことで、感覚として違いが分かりやすく、初めて知ることや初めて聞く単語が多かったにも関わらず理解しやすかったです。

SSH大学講義やっぱり世界は数学でできている・横浜大学根上教授

6/24(月)に大学出張講義として、横浜大学の根上教授より、「やっぱり世界は数学でできている」を講義いただきました。

 

根上教授には、毎年、本校で講義を行って下さっています。ドラマや映画などで、数学の監修を務めるなど、多岐に渡ってご活躍されている方でもあります。お話しもユーモアあふれ、数学のおもしろさ、大学で学ぶことの意味、ご自身がなぜいわゆる数学者となられたのかなど、魅力的な内容でした。

 

参加生徒は64名、多くの生徒が参加し、パソコンやタブレットを扱いながら、数学を“体験”しました。

【以下、生徒の感想(抜粋)】

・今回の講義の内容とはズレていますが、数学が好きという人の話を聴く度に、人々がどれだけ全く違った感性を持って生活しているのかを実感します。しかし、最後の質問の中で、根上さんが仰っていた、将来のことを考えるときに、大人の納得する選択肢だけを見るのではなく、幼い頃に純粋に興味を持っていたものを思い返してみると、今の自分を形成しているものが見えてくるという話から、自分の進路を考える一つの新しい見方を教えてもらったような気がしました。

・図形は数学の中で苦手分野でしたが、コンピュータを使って簡単にトライできる状況だと、私の苦手な図形要素もあまり感じず飽きずに挑戦できました。今回の問題のような一貫性のないような事象にも公式があると知り、なんでも計算で求められかつ法則性もある数学の奥深さを感じました。また終盤には、シンギュラリティなど人工知能に関連した話が出てきました。私は今のままだと知識や経験の量で勝負するAタイプだと思いましたが、初見の問題があっても自分で自信を持って考えられるような勉強を今後していきたいです。・普段の数学の授業、テストなどでも、公式を丸暗記するのではなく根本の考え方から理解していくことも重要だということがわかりました。中学の数学までは根本の理解まで意識的に行うようにしていたのですが、高校になって難易度が上がり、公式の内容の理解も追いつかなくなって丸暗記することが多くなりました。最近では授業で先生が公式の内容説明をしていても私には理解できないと始めから諦めていました。しっかり理解していればいざ本番で公式が曖昧になった時に自分を助けてくれるとわかり、これからは授業でもちゃんと聞こうと思いました。また、AIが発達し単純計算なら機械がやってくれるような世の中になった時の私たちの数学との関わり方の変化について考えるきっかけにもなりました。その計算自体に勉強する意味全てが詰まっているわけではなく、計算の過程の思考能力が将来役に立つと学校の先生が言っていたことを思い出し、今回の講義とその言葉が結びつきました。私は数学が苦手ですが、もっと前向きに取り組んでいこうと思う良い機会になりました。

【SSH】埼玉大学出張講義「脳の性差ができる仕組み-性の多様性を考える-」

1月29日(月)本校第2化学室にて埼玉大学出張講義「脳の性差ができる仕組み-性の多様性を考える-」が行われました。

埼玉大学理学部生体制御学科の塚原 伸治 教授にお越しいただき、講義をしていただきました。

体の性や心の性といろいろな性差があるけれども、脳のつくりに性差はあるのだろうか、という話題から始まりました。脳の構造的には性差が見られ、これらの違いにはホルモンが関わっているということが現代の科学でわかってきている。遺伝子の違いだけでなくホルモンのはたらきによって脳のつくりに違いが生まれる。また、人間の脳に性差があるように動物の脳にも性差がある。脳の性差が性的思考に関わっている。などなど非常に興味深いお話をしていただきました。

【参加生徒の感想(抜粋)】

・とてもためになる授業でした。今後の生活に活かそうと思います。ありがとうございました。
・性分化からジェンダーにつながるのが聞いてて面白かった。
・今話題になってる性について聞けてよかったです。受け入れられる世界になればいいなと思います。
・興味深い内容でおもしろかったです。
・メスラットの内メスが好きな個体は、性行為をしようとしないから分からないのだろうなと思いました。そこはメスが求愛行動を示す種類の動物で見てるのか、気になりました。
・初めて脳を研究している人の話が聞けて面白かった。
・今回の授業で、性自認は考え方だけでなく脳の構造が直接関わっていることに初めて聞きました。
性自認に環境も関わってそうだということでどのように研究するのか気になりました。
・脳の性差について深く知ることができました。
・LGBTQA+という性別のことは知っていたけれど、こんなにも多くの人が当てはまっていると答えたことを知って驚きました。心を科学的に研究しているのが、面白かったです。共通点や相違点も分かりやすくて、何度もなるほどとなりました!
・性の違いで脳のしくみも違っているということに驚きました。生物基礎でやったホルモンや受容体も関連していて復習するいい機会になりました。今後もっと性と脳の関係について色々な発見がされればいいなとおもいました。
・脳の多様性がとても面白かったです。
・人の性別は環境による要因が多いと思っていたが脳の部位の大きさも変わっていることに驚きました。
・脳の性差には先天的な遺伝子によるものだと思っていたが、ホルモンの微妙な違いによっても影響されることを初めて知りました。
・世間では心の性と呼ばれているものを、脳の性差の観点から見ることで、どのような違いが生まれるのかを改めて考えることが出来、どれほど多様になるのかを考えることが出来ました。
・心の性と脳の構造について興味があったので参加してみましたが、要点を掴んだ説明を聞き理解することができたのでよかったです。自分だけ調べる時間はないので、正しい知識を短時間で知ることができ、疑問を解決することができました。
・脳にはひとりひとりみんな違うから、全く同じものはないから多様性はあって当たり前だという言葉が1番印象に残った。はっきりと何かが違うというものがないから同じヒトであるけどその中にもいろいろな個人によって差があるのは面白いことだなと思った。
・やっぱり生物って面白いなと思いました。今回の講義に参加してとても良かったなと感じました。性をLGBTQ+にいつも分類してしまっていたけど、女性でも少しは男性らしさもあって、男性でも女性らしさはあって、そうだよなと気付かされました。とても学べることの多い講義でした。ありがとうございました。
・心や性の多様性など、目に見えないものを目に見える形で解き明かしていくのがとても面白いと思った。
・LGBTQA+にシスジェンダーが含まれていないのは意外だった。先生も仰っていたが、マイノリティのみの総称をつくるのは若干差別的な感じがするので、最適ではないと思った。
・履修済みの内容が多く分かりやすかったです。生物にも多様な性があることを知りました
・LGBTQまでは知っていたが、Aと+があることには驚いた。またその人たちの割合が高いと知り、逆になぜ今まで隠さなければいけないようなことだったのか、そうなってしまったのか、それとも年々増えているのか気になった。
・大学レベルの内容を聞けて楽しかった。
・脳の性差は、環境も関わるということを知り、驚いた。5歳児が描く内容が異なっていて、面白かった。脳の性差は、男性の型がすべて決まっている訳ではなく、モザイクのようなのだなと分かり、驚き、自分はどのような脳のしくみになっているのか気になった。
・同性愛男性は脳の部分が異性愛男性と比べて違うところがあるということや、家畜化されたオスヒツジの約8%がメスよりもオスが好きということが興味深かったです。
・受験科目に生物を選択して学んできたことが、今後の研究をするにあたってだったり、ほかの研究者の話を理解するのに必要なんだということを改めて実感して、今後の生物学の学習へのモチベーションが上がった。
・今回、性分化が遺伝だけでなくホルモンが大きく関係している事にとても驚きました。
・私は社会学や心理学に興味があり、今回の講義はその学問に関係すると感じ、知識として知っておきたいと思い参加しました。LGBTQA+や脳の構造の違い、またなぜそのような「性差」が起こるのか、など今後活かせそうなものが数多く知ることが出来たため、とてもいい機会になりました。
・脳の違いはほんのちょっとの違いやタイミングの違いだけで、大きな個性になるということが知れて、とても興味深かったです。人間と他の動物との脳の共通している部分があるということも初めて知って驚きました。こころを科学的な研究でも追求していけるのは面白いなと思いました。
・性の多様性について、知らない面から知ることができたので良かったです。
・なかなか聞くことのできない内容の講演を、聞くことができてよかった。
・そもそも男性と女性の脳はどこが違うのかを考えたことがないので、全視床下部間質核の細胞の密度や、ホルモンの差で変わってくるという点を知ることができ面白かった。脳は、やはり面白いなと思ったので今後もう少し情報を集めたい。
性自認や性的指向が脳のつくりやホルモンの働きに影響される仕組みが知れてとても面白かったです。まだわからない、という分野も多かったのでこれからの研究がとても興味深いです。
・今回の講座は、LGBTQA+という世間でも話題になっているテーマであったため、身近に感じることができ、楽しく講座を聞くことができました。脳のほんのわずかな違いにより、性自認なのが決まっているかもしれないと考えると凄いと感じました。難しい実験ではあると思いますが、結果が分かることを楽しみにしています。

【KEK出張講義】「アト秒レーザーと物理学」

11月11日(土)の午後に本校第一多目的室にてKEK出張講義「アト秒レーザーと物理学」を実施しました。

例年、KEKの多田將先生にお越しいただき物理学関係の講義をしていただいています。今年は10月に発表されたノーベル賞にちなんで「アト秒レーザーと物理学」という内容で講義をしていただきました。

最新の物理学を理解するためには生徒たちがまだ習っていない基礎的な内容が必要なのですが、基礎的な内容から丁寧に話をしてくださり、アト秒レーザーとはどのように発生させるのか、ノーベル賞受賞の科学者がそれぞれどんな研究で受賞したのかなどわかりやすく説明してくださいました。

参加した生徒の感想です。

・説明分かりやすかったしユーモアがあって楽しかったです。
・自分の職業を自分の好きなものにして、おしゃれと職業を両立していることがとても良いと思い、憧れた。私も将来、そのようにいきたい。
・最初は何も知らなかったけれど講演を聞くにつれて段々理解できて嬉しかったです。良い経験になりました。
・ニュートリノは、新聞でみて、少し知っていたのでそれが繋がって嬉しかったです!
講演会は新しい知識が増える、とてもいい場でした。
・少し難しい内容なのかと思っていたけれど、先生の講義はとても分かりやすかったので面白かったです。失敗してしまっても原因を解明して、やり続けることも大事なのだと学びました。今回の講義で新たに知ったことなども生かして、今後の進路選択に役立てていきたいです。
・今回の体験がなければそのことを知る機会もないわけで本当に貴重な体験をすることができたと思います。話を聞いて面白なと思いました。
・化学の授業で金属の炎色反応については習いましたが、どうして各金属で出る色が異なるのか、光が出るのかは知らなかったため本日の講演でその仕組みがわかり面白かったです。
・とても面白かった。アト秒レーザーの話が詳しく聞けてよかった。とても面白かった。1つ1つのことが段々納得されてくる感じがとても楽しかった。自分のこれまでの知識も生かされてよかった。この前の山守さんと違って1つの研究にあたり必要な人数が全然違うし、単なる大きさという意味では研究の規模もはるかに大きいので、色々な分野があるんだなあと思った。色々ある中でもトップレベルの大きさだろうけれど…
質疑応答の時の、失敗しても生かしようによっては生きるよ、という話も印象的。その生かしようによってノーベル賞とったんだからなあ… チャンスになるものを見逃さない精神を身につけたいなと思った。
・最も印象に残ったのは、「ノーベル賞を取るような研究の基礎には、何がしたいのか分からないような地道な勉強がある」ということです。普段の勉強も、将来に繋がると信じて頑張りたいです。
・ノーベル賞について、詳しく、分かりやすく知ることが出来ました。物理について詳しく学習したことがないので、説明を完全に理解することは正直出来なかったのですが、図やグラフ、動画により、何となくではあるものの、視覚的に理解することが出来たのではないかと思います。また、「ニュートリノ」という言葉を聞いたことがあったのですが、内容については知らなかったため、このようなもしかしたら将来役に立つかもしれないような研究をされているなんてすごいと感じました。私は2年で地学を選択したので物理についてこれから詳しく学習することはありませんが、楽しく物理について知ることができ、とても有意義な時間となりました。

【SSH出張講義】本田技研の訪問授業が行われました。

6月26日(月)の午後に本田技研工業の川井 春菜 先生を迎えて「訪問授業」が行われました。川井先生は川越女子高校のOGで、高校時代は水泳部に所属していました。

本田技研では、操縦席周りのHMI(Human Machine Interface)を研究されています。どのようなデザインであれば人が使いやすいのか、機能的な面だけでなく、使っていてわくわくするようなデザインはどのようなものかなど考えて研究をされているそうです。

本田技研で研究されていることだけでなく、高校時代から就職するまでの話もしてくださりました。大学時代は生物を専攻しており、車とは直接関係がないことを研究していました。その状態から就職のときにどのようなことを考えて進む道を決めたか、車の開発にどのように興味を持ったかなどをお話しいただきました。将来の仕事を考えるときは1つの科目で考えるだけでなく、複数の科目を組み合わせて考えると良いという話や、得意か苦手かどうかよりも自分の興味があることを大切にすると良いといった話で生徒の進路選択の視野を広げてくださりました。

 

参加した生徒の感想(一部)です。

・私は文系科目の方が好きで、理系科目は難しいと、感じていたので今回の出張講義も少し理解するのが難しいのかなと思っていましたが、お話を伺って物理が苦手だったけどエンジニアという仕事に就いていてHMIの開発などをしていると教えてもらい、興味を持ちました。今苦手科目があったとしても将来楽しいと思えることをやればいいのだと感じました。今日の講義を将来また思い出して役立てたいです

・川女卒の先輩が、進路や自分の選択理由を教えてくださったり、職場の雰囲気を説明してくださったり、とても良い経験となりました。私も進路選択は、今見えているものだけで決めずに、自分のやりたいこと、好きなことを極めていきたいです。

・一見物理に見えるような部署でも、生物や情報の知識を組み合わせていることを知り、学ぶことと関係ないからとどこかの分野を疎かにせずどの分野にも興味を持って学ぶことが大切だと分かった。好きな学びを掛け合わせて考えるなど、進路について興味を持って調べたり考えたりする。

・先生が物理が苦手なのに理系を選んだことに驚いたけれど、興味を持ったことを苦手というだけで諦めないほうがいいと言われて、これからの進路選択に活用していこうと思った。自分の好きを大切にして、これからも考えていこうと思った。

横浜国立大学 根上先生 出張講義

6月9日(金)放課後に、横浜国立大学名誉教授 根上生也先生と、同大学教授 山本光先生お招きし、「chromebookを使った数学探究」という題で出張講義を行っていただきました。
普段の授業とはひと味違う数学の探究の授業に生徒も興味津々でした。
根上先生、山本先生ありがとうございました。

  

【SSH】横浜国立大学名誉教授 根上生也先生 出張講義

 2月4日(土)午後(13:10-16:10)に、横浜国立大学名誉教授 根上生也先生による出張講義「やっぱり世界は数学でできている (5)」がありました。根上先生の本校での出張講義は平成26年度(2014年度)から行われていて、今年度で9回目です。

 

 先生が監修された様々なテレビドラマ、映画の裏話から始まり、高校での勉強と大学以降の勉強はどう違うか、これからAIにとって代わられないためにはどんな力を身に付ければよいか、今後の数学教育はどう変わっていくべきか、など、生徒、教員のどちらに対しても、とても興味深いお話をしていただきました。
 今回の講義の中心は、根上先生が作られた数学のアプリ(nの値を指定すればn個の点を結ぶすべての線を引き、交差している点の数と交差がない辺の数が表示されるものなど)を生徒が各自のクロームブックを操作して答を見つけ、そうなる理由を考えるものでした。数学の講義でアプリを使い手を動かす学びは、生徒にとって新鮮だったようです。

 

 
講義の最後に、フリーハンドでできるだけ正確な円を描く競争を行い、アプリでの点数が900点以上の生徒には先生から賞品が贈られました。

 

【参加した生徒の感想】
・お話全体がとても面白かった。先生が仰った学校教育の考え方や勉強のあり方は、一理あるどころでは無いと思った。勉強によって出来たはずのことを出来なくしてしまっているのはたまに実感することがあり、固定観念や今までの経験に囚われすぎないようにしたい。円描きでは900点までいけなくて悔しかった。
・走れメロスを数学を使って考えてみたりだとか、コーヒーカップに月を浮かべるなど、今まで数学で考えたことがなかった分野を数学を使って考えていたのが面白いなと思いました。円描き大会もとても楽しかったです。
・日本の教育方針はやっぱりちょっとおかしいなと思いました。
・数学などの特に人の能力が問われるものは飛び級にしてもいい気がします。
・実際に自分で理解するということを体験できて、やっぱり理解するというのは楽しいなと感じました。それと同時に、理解してないで暗記した公式はすぐ忘れてしまい、しっかり理解して身についた公式は忘れずらいということを根本から理解出来たような気がしました。
・実際に自分で図形を動かしたりして考えるのが楽しかった。数学の研究者は机に向かっているイメージが強かったが、世界の人と繋がったり、ドラマや映画に携わったりと数学の世界は広いと感じた。
・昨年はオンラインで参加し、今年は対面で参加できてとても楽しかった。根上先生の教育論は自分でも実践できるところがあると感じました。
・新しい数学の視点を得られたと思います!
・自分が元々考えていたことも実は固定観念なのかなと思いました。でも自分の生き方で行きたいです、
・数学は未知の領域を知るための手段であるという考え方に新たな気付きをもらった。
・計算で問題を解くことをせず、アプリを使って「計算しない数学」に取り組んだのがとても新鮮で、楽しかったです。また、先生からさまざまなお話をいただけて、貴重な機会となりました。その中で特に印象に残ったのは、「家に帰ったら学校以外のことをしろ」です。今までの私は、学校だけで生活がほとんど完結していました。しかし、根上先生のお話を聞いて、それでは主体性は育たないと思いました。これからは、学校の外の世界に関心を向け、趣味など自分がやりたいこと・気になることに積極的に取り組んでいきたいです。その一つとして、今回のようなSSHの活動にも自分から参加していきたいです。
・完全2部グラフの無交差辺数が、最後まで1.0にできなかったのが悔しかったです。
・図形をいじって考えながら色々操作できたのが楽しかったです。
・大学の先生からの授業を聞く事はなかなかないので、とても有意義な時間となりました。
・数学の「実験」ができて新鮮だった。新しい数学のあり方を私たち高校生も考えていくべきだと思った。また、根上先生の教育観や、数学の価値についても話を聞くことができ良い機会だったと思う。
・考えることは楽しいし、そうやって数学をやっているが、考え続ける時間も気力も限界があるのでなかなか難しいなと思った。
・個人で考えつつ、周りの人と考えを交換しあって考えを深めることができました。また、先生の経験談が面白くて来年も参加してみたいと思いました。
・計算しない算数や数学という初めて聞いた言葉に最初は戸惑いましたが、計算しないという言葉の裏には大きな努力やそれに至るまでの大切な経緯があると知ることができました。数学は好きなので、好きという気持ちばかり先行してしまうのではなく、それに見合うようにまずは学ぶことを大切にしていきたいです。
・何かを学んで、できなくなることを恐れずにのびのびと学びたいと思った。
・実際に自分の手で動かして考えられたことで、普段の勉強では体験できないようなことが経験できて良かった。
・私自身数学がすごく好きなので参加したのですが、普段習うようなペンと紙を使ってガリガリ書くような数学とは違ってまた面白いなと思いました。また、私は何かを得たり、より深く理解するために、いわば自分の視野を広げるために勉強していたので、何かを学ぶと何かを失うということにとても衝撃を受けました。根上先生の教育観も勉強になりました。ありがとうございました。
・教育によって視野が狭まるというのは、小学生の研究発表などを見聞きして感じていた疑問を解消された気がしました。
・私にはまだ赤ちゃんの妹がいるのですが、妹には学校だけが全てではないことを教えてあげたいと思いました。
・数学が苦手で、嫌いです。だけど、今回の講義に参加してみて、自分が最近数学のことを「解法を覚えて当てはめる」だけのものだと捉えていたのではないか、と気づきました。なんだか億劫になってしまって、数学のテスト勉強をまだ始めていなかったのですが、今回気づいた「新しい捉え方」を忘れないうちに、今日帰ったら始めようと思います。アプリを使って、手計算ではない数学をするのはとても楽しかったし、新たな発見でした。こういう、苦手だと捉えられやすい分野を、いつもとは違う方法でアプローチしてくれる講演会や講義は面白いので、また参加したいと思いました。
・内容は難しくてよくわからなかったが、数学が世の中でたくさんのことに使われているのがわかった。
・最近は計算も複雑になってきて、数学に対してとっつきにくい感じがしていたけれど、今日の講義では実際に自分で動かしてみたり視覚的にも分かりやすくて親しみやすかったです。普段の授業では公式をなんとなく理解して受動的に受けていたけれど、どうしてそうなるのか、どんなことが考えられるのか、知識としてだけでなく自分で考える数学ができるようにしていきたいです。
・やっぱり数学って面白いし、美しい!と思いました。今のところ私は数学科に行きたいと思っており、その気持ちがより一層強くなるきっかけとなりました。ありがとうございました。
・「数学を使うと現実では手の届かない部分について知ることができる」というのが印象に残りました。それを聞いて、数学は宇宙船やタイムマシンのようなものになり得るんだなと感じました。
・私は今まで、数学は正しい答えを導くために公式や解法を身につけていくものだと思っていました。しかし、今回の講義で自分で考えることの意義を学べたと思います。
・数学は計算力が必要という先入観がとても強く、苦手意識を持っていた時期が私にもありましたが、数学の面白さ、醍醐味を見た気がしました。実際にパソコンのアプリを用いて試行したり、その理由を考察したりすることが出来、面白かったです。
・一つの捉え方だけでなく、色んな捉え方をしてこれから生活していければいいなと思いました。
・自分には無い視点が得られて楽しかったです
・そんなに乗り気でなかったが、実際講義に参加して多くのことを学べてすごく楽しかった。参加して本当に良かった。これから数学をより深く楽しく学んでいけると思う。
・初めてSSHの講義に参加して、とても為になりました。私自身、数学が苦手でしたが今回の講義はとても興味深く、数学の面白さを味わうことができました。また、先生の経験や教育についてのお考えを伺って、自分の考え方を改めるきっかけになりました。参加して良かったです!
・普段、学校では聞けない話や授業ではできない自分でコンピューターを用いて実験するという体験ができて有意義な時間になった。
・私は数学が苦手なのですが、講義で教わった完全グラフなどはとても理解しやすかったので、解法を教わる前に自分の体験を通して法則性を掴むことの大切さがよくわかりました。
・これからの時代、知識を蓄積するのではなく、知識を活かして新しいことをすることが重要だとおっしゃっていたので、私は文系の知識を使って仕事をしたいと思っているのですが、理系の仕事でなくても出来る新しい取り組みには何があるかなと考えるきっかけになりました。
・交差する辺の数が減っていくのをアプリで実際にやって確かめることができよかった。
・数学に対する考え方が変わり、これから問題を解くとき、探究をすることもしてみようと思った。
・答えを提示される前に自分で模索して最適なものを見つけるのは非常に楽しかったし、これが本来あるべき学びの形なのだと深く実感しました。数学は元々好きだったけれど、根上先生の講義を受けてさらに興味がわきました。昨年はオンラインで拝聴させていただきましたが今回は実際にお会いできたのでとても嬉しかったです!!また、数学だけでなく将来役立てられるような学び方や教育のことなども教えていただいたので、これからの探究活動や学校生活に生かしていきたいです。

KEK多田先生 出張講義

 

10月29日(土)の午後に高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所准教授 多田 將先生の出張講義『量子もつれとは?』が開催されました。
 

 

【参加生徒の感想】

・物理は苦手だし、まだ知っていることも少ないから難しかったけれど、普段そんなに高度な実験がされていて、私たちの身近に応用されていることを知らなかったので、驚きが大きかったです。
・とても興味深い内容でした。この世には、私の知らないにわかに信じ難い事が沢山あるのだな、と感慨深くなりました。これからのSSHの行事への参加願望も高まりました。
・今回は、量子力学という今まで学校でやってこなかった学問について色々と学ぶことができました。考えたこともなかった壮大な思考を知ることができ、物事の新しい見方に気づけたような感じがしてとても面白かったです。
・量子力学は理論の内容を聞いても具体的に想像しづらく抽象的に聞こえるため腑に落ちない部分もありますが、どの学者がどのようなことを発表したか大まかな知識を得ることができました。
・化学で習った炎色反応が出てきて、またそれが量子力学と関わっていると知り、驚き、また嬉しかったです。今まであまり興味を持っていませんでしたが、今回の講演で少し興味を持つことができ、良かったです。
・とても難しい内容が多く、深く理解することは出来なかったけど、初めて知ることや自分で調べたいと思うことが沢山あり、面白かった。
・物理についてはあまり知らなかったが今回の講義を通してたくさんの物理学の仕組みを知ることができた。天才と言われたような物理学者たちも沢山考え、間違えたことで今このようにたくさんのことが解明されていると思うと感慨深かった。
・観測していないときは別のものになっていると解釈するのも、それを巡って物理学者たちが議論しているのも興味深くておもしろかった。
・先生の説明がとてもわかりやすく、楽しかったです。とても難しい内容を学ばせていただきましたが、原子や素粒子の知識が乏しい私にとっても、例を挙げながら分かりやすくかみ砕いて説明していただきました。そのおかげで、全ての基礎となっている原子というものにとても興味を持てて、来年から始まる物理の教科がとても楽しみになりました。
・量子は分からないことも多くて難しいけれど、興味があるので、今回は面白い例えがあって楽しく学ぶことができました。ノーベル賞の3人の実験なども自分で調べてみたいなと思いました。

【SSH】本田技研 訪問授業が行われました。

 6月22日(水)の午後、本田技研工業 四輪事業本部 パワーユニット開発統括部 研究員の川井 春菜先生を迎えて「訪問授業」が行われました。川井先生は川越女子高校のOGで、高校時代は水泳部に所属していました。
 大学は生物系の学科を卒業し、現在はホンダの栃木にある研究所で、主に車の音や振動を改善する研究をされています。授業では、高校から大学、就職という進路選択の時にどんなことを考えて進む道を決めたか、車の開発になぜ興味を持ったか、開発に必要な物理の基礎知識、電気自動車の開発はエンジン車と比べてどう違うか、開発の現場では実際にどんなふうに仕事をしているのか、などについて話されました。生徒からは多くの質問が出ました。最後に先生が、「今の時点で得意なことや、これをやれば就職に有利だとか考えず、自分は何が好きか?を一番に考えて自分の進む道を考えよう」とおっしゃっていたのが印象に残りました。

【参加生徒の感想】

・理系に対して苦手意識があったけれど今回の話を聞いて興味が出ました。とてもおもしろかったです。
・進路選択で迷っているけれど、じっくりと考えようと思えた。いろんな分野の人がいろんなところで活躍しているのだと知った。
・川女を卒業した方のお話を聞けて、いろいろな職業の道があることを知ることができた。気になっていたことが質問でき、とても有意義だった。
・ものづくりに興味があったので、とても参考になりました。
・とても有意義な時間でした。まだ完全には理系に進むとは決めていませんが、こんな進み方もあるのだなと参考になりました。実際の経験も聞くことができ、とても参考になりました。
・知らない言葉や車づくりの工程を知ることができた。
・自分の好きなことを諦めなくて良いのだと分かった。
・好きなことを使ってどう解決できるのかを考えていきたいと思う。
・普段CMなどでしか見ない車について、どんな研究開発がされているのかを知ることができた。思いもしなかったことが考えられており、とても興味をそそられ、自分の身になって考えることが出来た。良い経験ができたと思う。
・どのような評価基準で商品を作っているか知ることができて楽しかったです!
・貴重なお話を聞く事が出来て、将来に関してポジティブに考えられたように思います。まだ進路で悩む部分もありますが、自分が興味のあるものを生かせるような考えが持てるように、これからの生活で様々な経験していきます。
人によって感じ方が違うことから、開発する時には複数の視点を持つ事が大切だと考えた。
・自動車のプロペラシャフトの仕組みを知ることが出来て良かったです。また、沢山のことに興味を持っていきたいと思います。
・講師の方がおっしゃっていた「生物専門の自分だからこそ仕事において活かせている部分がある。」ということから、自分が持っている独自の視点を将来自分がつく職業でどのように活かせるかを考えながら、職業選びをしていこうと思いました。

 

 

SSH出張講義 横浜国立大学 根上生也先生

 2月12日(土)午後に第1化学室で オンライン講義『やっぱり世界は数学でできている④』が、横浜国立大学 根上 生也 先生により行われ、自宅からのオンライン接続も含め、21名の生徒が参加しました。
根上先生は、日本における位相幾何学的グラフ理論のパイオニアとして精力的に先駆的な研究を続ける一方で、新たな数学教育の流れを作る活動を行っています。講義では、根上先生の数学者としての幅広い活動を紹介し、繰り返しの宇宙を想像して、位相幾何学(トポロジー)について学びました。また、オランダの版画家エッシャーの作品(平面を敷き詰める不思議な作品)を鑑賞し、実際に折り紙を使って、平面に敷き詰めることが可能な図形について考察しました。質疑応答では、現実で用いられている数学の例、数学の学び方などについて教えていただき、これからの数学活動でのヒントになりました。普段の授業では、なかなか味わえない数学を楽しむことができる講義でした。

【生徒の感想】
どうしても数学は暗記というイメージを持ってしまうけれどその逆で自由になることが数学の力を向上させるのだと思いました。
球面、平面の他に双曲平面というものがあることを初めて知りました。既に学習した複素数が使われていると聞き、興味が湧いたので調べてみようと思います!
計算をしなくても数学は楽しめるのだとわかりました。
地球が本当の地球なのかを確かめる方法を考察していて面白かったです。
地球を取り巻く環境が球じゃない場合を考えることがあったので色々仮定してお話ししてくださったのがしっくりきました。面白かったです。
質問コーナーで先生がおっしゃった、数学はひとりでやるものと考えて公式をすべて暗記しようとする人は伸びない、ということを聞いて衝撃を受けました。これからさらに授業が難しくなるので、根上先生のお言葉を心に留めて勉強に励みます!!

SSH出張講義「素粒子物理学の研究」

 

 11月13日(土)の午後、茨城県つくば市にある 高エネルギー加速器研究機構(KEK) 素粒子原子核研究所 准教授の多田 將先生をお迎えして、SSH出張講義「素粒子物理学の研究」を行いました。1年から3年までの生徒46名が参加しました。多田先生は、「すごい実験 ―高校生にもわかる素粒子物理の最前線」などたくさんの本を書かれている有名な方です。

 素粒子物理学とはどういう学問分野か、素粒子というものすごく小さな粒子について知るためには、山手線の一回りと同じくらい大きな研究施設が必要なこと、素粒子物理学の研究では日本は世界の最先端にあり、日本人が取ったノーベル賞もこの分野が大変多いことなどを、物理をまだ習っていない1年生の生徒にもわかるように説明していただきました。先生はニュートリノという素粒子について研究されています。地球も通り抜けてしまうほど透過性の高いニュートリノを使い、福島の原子力発電所の原子炉内部や、エジプトのピラミッド内部の様子を調べることができるそうです。

 終了後、「加速器はなぜ丸いのか?」、「粒子と反粒子が生成してもすぐに消滅してしまうのではないか?」など生徒からたくさんの質問が出て、先生は1つ1つに丁寧に答えていただきました。

 

【生徒の感想】

*原子の中の中性子をさらに分けることができるなんて驚きました。ニュートリノが物質にあたる確率はとても低いので、体に害を及ぼすことはないと聞いて安心しました。

*中3の時に「ニュートリノ ~最も身近な物質でもっとも謎の物質~」という本を読んだのを思い出しました。今日の先生のスライドで表が出てきたあたりで、多田先生の著書だと気づきました。

*学者と聞くと研究室に閉じこもって研究しているイメージがあるが、今回の講義で学者の仕事も様々なんだと思いました。ニュートリノの性質についての話が特に興味深かったです。

*物質と反物質の話にとても興味がわきました。見方を変えただけのものなのに、寿命に差があるのは不思議でした。

*新聞には、「日本は素粒子物理学にかける予算が少ないため、世界との競争に勝つのは大変だ」と書かれていたけど、日本は素粒子の研究の先頭を走っているのだなと思いました。