★今日のSSH

SSH 地学実習

8月6日(金)、7日(土)に地学実習を行いました。
 例年は泊を伴い天体観測も行っていましたが、本年は新型コロナウイルス感染症防止のため、20人ずつ2日程に分け、のべ40人がそれぞれ日帰りの実習を行いました。
 テーマを「長瀞は日本の窓? 露頭から地球内部をのぞく」とし、長瀞・秩父周辺で見られる様々な岩石をめぐりました。この地域では、かつて海洋プレート上でできた岩石が多くみられ、広域変成作用を受けているものもあります。なぜこのような多様な岩石が埼玉県で見られるかについて考察しながら全5種類の岩石をめぐりました。
バスの中では見られた岩石や講師の沢田先生(海洋研究開発機構)が持ってきていただいた岩石について、研究室での生活や研究者になるためのキャリア教育について講話を頂きました。
 昨年度と本年度はコロナ禍により様々な校外行事がなくなっているので、生徒は現地で実物の岩石を触ってめぐることができる実習に喜んでいました。実習後は、今までただの石と思っていたものにも成り立ちと歴史があることを知り、岩石に対する見方が変わったという声が聞こえました。

 

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京都大学研修、お茶の水女子大学研修

 SSHで例年夏休みに実施している、京都大学研修、お茶の水女子大学研修(SSH等7女子高校連携)はどちらもオンライン開催となりました。

◆京都大学研修

 7月27日(火)に理学部のコース(2コース)、28日(水)に放射線生物研究センターのコースが開催されました。27日は9名、28日は19名の生徒が参加しました。

◆お茶の水女子大学 夏の研修会

 8月17日(火)、18日(水)の2日間、理学部、生活科学部の合計8つの講座が開催されました。延べ30名の生徒が参加しました。

 ↑(左・右)身近な材料で体験する、酵素のはたらき

↑(左)コンピューター・グラフィックス (右)パスタで橋を架ける

↑(左・右)パスタで橋を架ける

【参加生徒の感想】

 大学の先生方の説明も分かりやすく、とても面白かったです。 実際に実験を行って自ら手を動かすことができ、 講習中のグループワークではグループのみんなと協力して有意義な 時間を過ごすことが出来ました。 このご時世の中でこのような機会を設けて頂き、 様々な準備をしてくださった先生方にとても感謝しています。 次回もこのような機会があれば是非参加したいと思いました。(2年生。「パスタで橋を架ける」他4つの講座に参加)

 私は今回の講義を通して、CG(コンピューター・グラフィックス)やCGとAI(人工知能)との関連、 そして情報科学の分野についてなど、 たくさんのことを学ぶことが出来ました。中でも印象に残ったのは、 CGは私の思っていたよりも色々なことに使われているということ です。私はCGで作られたアニメーションというと、「トイ・ ストーリー」 などのようにリアルで立体感のあるものを想像していたので、 一見全て手書きのように見える「サザエさん」 のアニメーションの中でもCGが巧みに利用されていることを知り 、とても驚きました。
 また、同じく印象に残ったことがあります。 それはAIの利用に際して1番恐れられていることが、 実はデータの偏りによって起こる格差だということです。 そのため、 情報科学分野ではそういった差別や男女格差を防ぐために女性が重 要視されているそうです。 私は情報科学分野に元々興味があったのですが、 このことを知ってより学びたいという気持ちが強くなりました。この講義で知ったことを、自分の進路に生かすと共に、 CGについてより深く知りたいなと思いました。(2年生。「コンピューター・グラフィックス」講座に参加)

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SSH臨海実習(リモート)3日目

SSH臨海実習3日目(最終日)の7月31日は、午前中は引き続きウニの発生の続きを観察し、午後は前日に宅配便で送っていただいた36種類もの海の生物を、お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センターの吉田先生のご指導で観察しました。吉田先生には講義の途中で研究センターを出て、目の前にある海にwebカメラを持っていき、生物を採取した場所で生中継していただきました。

 

<左>吉田先生による講義  <右>生き物の観察 

 

 <左>生き物をスケッチしている <右>カニやヒトデ、ウミウシなど様々な種類の生き物

  

 <左><右> ウニの幼生(受精から3日目)

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SSH臨海実習(リモート)2日目

  臨海実習2日目の7月30日は、午前は昨日の続きでウニの発生を観察し、その後清本先生(お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センター教授)による講義がありました。

 午後は嶌田先生(お茶の水女子大学理学部生物学科教授)が海藻類、実験道具をたくさん持って直接来ていただき、講義及び実験を行いました。TA(ティーチングアシスタント)として生物学科3年の2名の学生さんも来てくださいました。
 海藻は緑藻、褐藻、紅藻の3種類に分類され、持っている光合成色素がそれぞれ異なります。TLC(薄層クロマトグラフィー)によって色素を分離し、見た目の色だけではわかりにくい海藻をそれぞれどの種類かを調べました。

 最後に海藻を自由に組み合わせて標本づくりをしました。

 

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SSH臨海実習(リモート)1日目

 7月29日(木)から31日(土)まで3日間の日程でSSH臨海実習(リモート)が本校生物実験室で開催されています。2年SSHクラスから13名の生徒が参加しています。本当はこの実習は千葉県館山市の「お茶の水女子大学 湾岸生物教育研究センター」で行う予定でしたが、リモート開催に変更になりました。

 1日目の29日(木)は、午前は本校教諭の指導の下、人工海水づくりを行いました。一部の元素(カリウム、カルシウム、ナトリウム)だけ入っていないものもつくり、ウニの発生の実験で違いがみられるかを調べる予定です。

午後は宅配便で送られてきたウニを使い、精子と卵子を採取し、湾岸生物教育研究センター教授の清本先生の指導により、受精させてウニの発生を行い、変化を観察しました。ウニは長旅にもかかわらず大変元気でした。

<左>清本先生の指導をオンラインで受けているところ<右>卵子を採取しているところ

<左>顕微鏡で見た受精直後の卵  <右>受精卵をシャーレに移している

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6/22(火)本田技研 研究員 川井先生 オンライン講義

 6月22日(火)の午後、本田技研 研究員の川井春菜先生によるオンライン講義
「NV(Noise & Vibration)=力学×感性」が開催され、生徒22名が参加しました。

 

 川井先生は本校の卒業生です。高校の時は水泳部で、理科では生物が好きで、大学ではカニの群れについて研究していたそうですが、自動車を作ることは「モノづくりの集大成」であることの興味を感じ、本田技研に就職しました。栃木の研究所で車の音や振動やその対策について研究されています。生物系の学科に進学し、どちらかというと物理は苦手でしたが、今は物理をたくさん使って車の研究をしています。その経験から、「今何が得意か考えるよりも、何に興味があるか、を考えて自分の将来を決めよう」と話されていました。

 車の開発というと、何でも実際に車を使って実験をするのかなと思いがちですが、例えば車の振動や音についても、コンピューターに様々な条件を入力してシミュレーションを行って解析することができるそうです。音や振動が全くない車よりも、人の感覚を刺激し、操作に対して適切な応答がある車を目指して研究を進めているそうです。自動車の開発は、世界中にそれを使ってくれる人がいて、製品に対する反応が返ってくるのでやりがいがあるとおっしゃっていました。

【参加した生徒の感想】
・苦手な分野でも興味があることをやるのが大事ということを聞いて理系の進路に対する意識が高まった。
・生物という一見自動車には関係なさそうな分野を大学で学ばれた方が、自動車エンジニアとして活躍されていると伺い、理科は様々な分野がつながっていて面白いと思った。
・理系は好きなこと、学んだことを仕事に生かせる可能性があることを知り、もっと視野を広げていきたいと思った。 

 

 

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英語プレゼンテーション講座(1日目)が行われました。

6月12日(土)英語プレゼンテーション講座(1日目)が生徒ホールにて行われ、1・2年生の希望者53名が参加しました。

今年も講師はGary Vierheller先生とSachiyo Takiguchi Vierheller先生です。

  

「Education is Participation(教育は参加すること)」をテーマに、失敗を恐れず、どんどん積極的に自分の意見を英語で主張してみようということで、グループで即興プレゼンテーションを行いました。

  

「Science」という共通のテーマから、各グループが連想したキーワードをもとに、3つのトピックを発表していきました。発表の際には、話し方(声の大きさ、速さ、抑揚など)、聞いている人たちへの視線、歩き方、身振り手振りを交えた表現の仕方等、多くのことに注意しなければいけないことを学びました。

  

Gary先生は、良かったところを一人一人丁寧に褒めてくれました。Sachiyo先生は、全体の様子を見て、生徒たちをフォローしてくださいました。お二人の先生方の熱心なご指導に、心から感謝いたします。

次回は6月26日(土)に行われます。

 

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【研究発表会、運営指導委員会】令和3年度第1回SSH課題研究発表会及びSSH運営指導委員会が開催されました!

令和3年5月8日(土)
令和3年度第1回SSH課題研究発表会及びSSH運営指導委員会が行われました。
今回は、新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置の実施に伴い、ZOOMによるオンライン形式での開催となりました。

  

発表会では2年生SSG1、3年生SSG1、地球天文部の発表が行われました。

  

  

1週間前のリハーサルでは、悪戦苦闘しながら発表していた生徒も、しっかりと自分の言葉でプレゼンテーションしていました。

   

  

質疑応答は生徒たちを中心に行われました。
2,3年生はもちろん、1年生からも積極的な質問が飛び交っていました。非常に闊達な研究発表会となりました。

   

  

【発表テーマ一覧】
(2年生)
 ①日本の制振技術~法隆寺の心柱について~
 ②ルミノール反応が強く長く続く条件
 ③銅の錆の再利用について
 ④川越女子高等学校敷地内における新規乳酸菌の探索
 ⑤川越女子高等学校敷地内における新規有用酵母の探索
 ⑥かたい泥団子の作成
 ⑦感情を読み取って動くAIを作る
(3年生)
 ⑧オリジナルチャットポットによる解析
 ⑨病気の死亡率と食品消費量の回帰分析
 ⑩糖アルコールと糖類との還元性の比較
 ⑪紫外線を防ぐ
 ⑫細胞群体から探る分化・未分化の境界線
 ⑬オジギソウはなぜ葉を閉じるのか
 ⑭バナナの皮に含まれるタンニンのなめし作用について
 ⑮果物由来の新規バクテリアセルロース合成細菌の探索
 ⑯雪の結晶
 ⑰文書のレイアウトと内容理解
(部活動)
 ⑱ROSEE Arduinoを用いた自動雨水採集装置の開発

 

 

 引き続き、第1回SSH運営指導委員会が行われました。
今年度の事業計画、教科間連携、SSHクラスとSSGの課題研究、SSGの指導について報告を行いました。
また、第4期申SSHについて、現時点における方針や概要をお示しいたしました。
委員の先生方からのご指導・ご助言を参考にして、より一層充実したものとなるよう、検討を進めてまいります。

運営委員の皆様、教育局関係者の皆様、SSH総務の先生方、そして生徒の皆さん
大変ありがとうございました。

教頭

 

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サイエンスツアー 理化学研究所一般公開に参加!! 

4月17日(土)1,2年生約80名が理化学研究所の一般公開に参加しました。

今年はウェブ開催ということで、1年生は教室でChromebookを使って参加しました。

  

   

1年生の中には、Chromebookを使うのが初めてという生徒も多く、最初のうちは操作に戸惑っている様子でした。

でも、先生や、まわりの生徒に聞きながら、いろいろなコンテンツに参加していました。

コミュニケーションをとりながら、課題を解決することの大切さを感じることができたのではないでしょうか。

  

  

2年生はコンピュータ室で行いました。研究室見学やライブ配信、研究者の方とのZOOM講義に参加していました。

参加した生徒たちからは、

「難しい話が多いのかなと思ってましたが、わかりやすく説明してくれて面白かったです。」

「こういう世界があるんだということが分かって、良かったです。」

「ZOOMを使って話を聞くのは初めてでしたが、クイズにも参加できて楽しかったです。」

と、いった感想が寄せられました。

コロナ禍における新しい取り組みに参加し、有意義な時間を過ごせたのではないかと思います。

最先端の科学に触れる良い機会となりました。

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関東近県SSH指定校合同発表会に参加しました

 3月21日(日)に、本校1,2年生SSG1の生徒が、オンライン開催された「関東近県SSH指定校合同発表会」に参加しました。この発表会には21校のSSH指定校が参加し、全体で52件の口頭発表、580件のポスター発表がありました。

 本校からは、口頭発表2件(「糖アルコールと糖類との還元性の比較」、「雪の結晶」)、ポスター発表9件(「銅の炎色反応と錆について」、「文書のレイアウトと内容理解」ほか)の合わせて11件の発表を行いました。
口頭発表の2グループはオンラインでの発表は初めてだったので、大変緊張しながらもパソコンに向かって発表し、質問に答えていました。

【口頭発表に参加した生徒の感想】

・とても緊張しました。今まで校内の発表会しかなく、他校の人、先生方に見てもらう機会がなかったので良い機会でした。コロナの影響で他の生徒の発表を聞けていなかったので、久々に刺激を与えてもらいました。

・相手の反応を見ることができなかったので、どのくらいのトーンで話したらよいのか、また質問に答えるタイミングを計るのが難しかったし、不安だった。コンピュータの動きが止まってしまい、焦った。

・今まで何度も発表してきたが、オンラインでの発表は初めてでとても緊張しました。他校の発表を見たら、川女とは少々違ったテーマが多く、地学では実際に山に登って研究している人もいて、自分もやってみたいなと思いました。自分の発表では何人もの人が質問してくれました。答えた内容がどういう風に伝わったかは分からないけど、今後の研究に生かせることも得られたので、残りわずかですが頑張ろうと思いました。

・パソコンやアプリの使い方に慣れていなかったため、発表中に戸惑ってしまいました。聞き手の様子を見ることができなかったので、学校での発表とは全く異なる緊張感がありました。もっと練習することが大事だと感じました。ポスターをじっくりと見ることができたのは良かったです。

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