生物部


 んにちは 川越女子高校生物部です。

 伝統ある生物部は1952年に生物クラブとして記録が残っており、川越女子高校で70年以上続く歴史ある部活動です。埼玉県の高校7校で結成しているチームアライグマに所属し、外来生物であるクビアカツヤカミキリの調査を行うほか、合同合宿や合同調査を行い、さまざまな自然を体感して生態系についての理解を深めています。また、小中学生に外来種問題や生物多様性、生態系保全に関する啓発活動を実施しています。

 現在、川女独自の研究として、2015年から埼玉県の河川に生息する2cm~3cmサイズのエビである、外来種のカワリヌマエビ属のエビと在来種のヌカエビに注目した調査研究を継続しています。埼玉県内では、中国から飼料や観賞用として輸入されたカワリヌマエビ属のエビが侵入し、在来種のヌカエビの生息域を脅かしています。また、立正大学と共同研究を行い、カワリヌマエビ属のDNA解析を進めています。

 2024年から新たに始めた研究として、準絶滅危惧種のヌカエビの保全があります。ヌカエビの生息域が現在高麗川に限られていることがわかっているため、その生態をさぐり、どのような環境であれば在来種が生息できるのかを調べています。また、日本生態系協会、企業(株)TOPPAN朝霞工場(テクセンドフォトマスク(株)、TOPPAN(株))と連携して、工場内のビオトープにヌカエビを放流し、繁殖状況を観察しています。今年度は、エビの研究のほか、クビアカツヤカミキリの調査、校内の鳥類調査も行っています。

 毎年本校文化祭では、展示を行っています。2022年には「外来種希少種かるた」を新たに作成しました。現在も新しい部員が入るごとに、新しいカードを増やして更新しています。このかるたは、冬休み科学教室や県内小学生向けのイベントで実施し、好評を得ています。

 これらの研究は、科学展、校内SSH発表会、SSH関東合同発表会、SSH生徒研究発表会(全国)、理科教育研究発表会、関東近県SSH探究発表会、日本生態系学会、かわごえ環境フォーラム等に参加し、その成果を発表しています。

  県民投票の結果、「リバサポアワード2024 県民賞」 

          「リバサポアワード2025県民賞」 2年連続受賞しました!

   2025年度水環境文化賞 児童生徒の部 (みじん子賞)を受賞しました!

 生物室では、カメ・エビ・メダカ・ウーパールーパー、ときどきカイコを飼育しています。

 生物研究や環境問題に興味がある人は是非生物部へ!! 途中入部大歓迎です。一緒にフィールドに出かけましょう!!

    

 活動場所

   生物室

生物部の活動日

   月・水・金 (実験時期は変動有、遠方調査は土曜・日曜に行っています)

部員 令和8年3月現在

   1年生2名 2年生10名 3年生3名 計15名

 

★チーム アライグマについて★

 2014年に発足。「外来生物問題について多くの人に知ってもらう」ことを目的として結成された。当初はアライグマの駆除を目的とした調査研究が中心であったが、アライグマが埼玉全域に広がってしまったこともあり、現在はサクラやモモの樹木を荒らす「クビアカツヤカミキリ」を中心に調査研究している。2025年は12年目の活動となる。アライグマに限らず、「埼玉県の外来生物問題に取り組むことや希少生物の保護などの生態系の保全について考える」ことを主たる目的として、生徒の自主性を重んじ、お互いの生物部がつながりを持ちながら活動を続けている。また、それらの成果は、日本生態学会、日本森林学会、植物生理学会の高校生ポスター発表などを通じて発信している。また、外来種問題や生態系保全に関する啓蒙活動を小中学生や一般に展開するほか、合同調査、合同ミーティング、合宿、高校生によるシンポジウムの開催など、積極的に活動している。

 令和6年度 彩の国埼玉環境大賞 優秀賞受賞 大野埼玉県知事から表彰されました!

  現在の参加校) 川越女子高校 越谷北高校 所沢北高校 大宮高校 熊谷西高校 松山高校

         越ケ谷高校 蕨高校 

 

生物部 最近の活動

【生物部】2025年度水環境文化賞 児童生徒の部 (みじん子賞)授賞しました

3月10日(火)中央大学多摩キャンパス クレセントホールにて

このたび、日本水環境学会から、2025年度水環境文化賞 児童生徒の催(みじん子賞)をいただきました。10年続くカワリヌマエビ属、ヌカエビの調査研究の継続と、ヌカエビの保全活動、外来生物問題や生物多様性、生態系の保全に関する啓発活動を評価されました。栄誉ある賞をいただきまして、大変感謝しております。

現役の生徒たちは、研究熱心で、活躍は目を見張るものがあり、主体的に研究にかかわっています。また、現役の頑張りはもちろんですが、生物部卒業生が粘り強く調査を続けてきた延長上にこの賞があると思います。また、前顧問の故矢野光子先生が手掛けた研究の情熱を引き継ぐことができ、形になったことは現顧問としても大変うれしいです。今後とも生物多様性や生態系の保全に寄与できるよう、継続してモニタリングを続けていきます。

研究を続けるにあたり、ご協力いただいた立正大学の関根一樹先生 城西大学の真野博先生、日本生態系協会の佐久間元成様、TOPPAN(株)朝霞工場様、テクセンドフォトマスク(株)鈴木俊宏様とスタッフの皆様、埼玉県水環境課、川越市環境政策課、かわごえ環境ネット、荒川地水資料館、NHK埼玉放送局、民宿川波様、その他かかわっていただいた皆様に深く感謝申し上げます。

 

【生物部】リバサポアワード2025 授賞しました!

2026年2月14日(土)埼玉会館にて 「川の再生交流会」

「活動部門 リバサポアワード2025」 表彰式がありました。生徒は授業があったため、顧問が代わりに参加することになりました。活動の頑張りを県民の皆様から認めていただいたこと。2年連続での受賞で大変うれしいです。3回いただくと殿堂入りということですので、3回目目指して頑張っていきます。

 

【生物部】チームアライグマ 高校生によるシンポジウムアンケートまとめ

11月9日(日)チームアライグマ 高校生によるシンポジウムのアンケートがまとまりました。

関わっていただいたたくさんの方々のおかげで、シンポジウムが有意義なものになりましたこと、改めて感謝申し上げます。

R7チームアライグマシンポジウムアンケート集計まとめ.pdf

 

 

【生物部】探究活動生徒発表会で発表を行いました

令和7年12月25日(木)日本薬科大学で行われた探究活動生徒発表会にて口頭発表を行いました。

2年生だけの発表は初めてでしたが、落ち着いてしっかりと自分たちの研究を伝えることができたと思います。

スライドを作成するために、2か月かけて考えて内容を工夫し、直前まで何度も発表練習を行いました。本番が1番うまくできていたと思います。

「クビアカツヤカミキリの体調調査」 小池ひかる 中村碧音 菊池圭

「荒川水系における在来エビと外来エビの分布調査と準絶滅危惧種ヌカエビの保全」野中和奏 日下友結 吉廣咲希 滝口遥

 

【生物部】2025年度 前期活動報告

2025年度前期 生物部の活動

2025年4月18日(金) 新入生入部!!

 今年は4人が入部しました。

4月より 鳥の調査を開始します。月2回 朝の中庭を中心に学校内に訪れる鳥を調査し、都市部における生態系を考察します。よって、鳥班、クビアカ班、エビ班に分かれて調査を行うことにしました。

4月20日(日) 午前 第1回チームアライグマ合同ミーティング in 川越女子高校生徒ホール

  生徒52名参加 (川越女子 越谷北 熊谷西 大宮 松山 所沢北高校)

  講演会「「自然共生サイト 30by30」日本生態系協会 佐久間元成 様

  昨年に引き続き、ネイチャーポジティブを実現するため、自然共生サイト申請に関する情報を教えていただきました。今年度の目標を設定し、年間スケジュールの確認を行いました。

 午後 三つ又沼 火入れ後の希少樹調査 in 荒川三ツ又沼

 日本生態系協会主催のボランティア活動にチームアライグマのメンバーで参加しました。河川敷で比較的攪乱が多い場所ですが、定期的に火入れをして希少種を保護しています。希少種の分布を調査し、地図にプロットする作業を行いました。

 4月27日(日)午前 川越市内希少種調査 in 川越森林公園予定地

 講師 かわごえ環境ネット 賀戸 様 中西 様

 川越森林公園予定地における希少種の調査を行いました。この時期にしか見られない植物を見ることができました。かわごえ環境ネットの方々が定期的に下草の手入れをしていることで、雑木林の生態系が守られていることを実感しました。

 

午後 エビの調査 川女フィールド 新河岸川 in 川越市内

 1年生は、初めてのエビ調査でした。例年よりもエビが少ないことが気になります。昨年からの傾向です。水温が高いのも理由ではないかと考えています。 

5月11日(日) エビの調査 高麗川 in 飯能市~日高市

 1年生は、高麗川デビューです。上流組と下流組に分かれて調査を行いました。高麗川水路の生態系が大きく崩れており、1匹もエビがいませんでした。藻もなくなり、貝類もほとんど見られませんでした。原因ははっきりはしませんが、農薬の影響ではないかと考えられます。しかし、なぜか水路の壁でタイコウチ(絶滅危惧種)が見つかったので、それは不思議でした。

 

 6月1日(日) チームアライグマ合同調査 槻川 in 東秩父村

  生徒 32名参加 (川越女子 越谷北 熊谷西 大宮)

  講師)埼玉県川の博物館 藤田 宏之 先生 

埼玉県絶滅危惧種植物種調査団 三上 忠仁 先生

チームに分かれて、昆虫班、植物班、水中生物班それぞれで活動しました。埼玉県の希少種であるホトケドジョウも採集でき、槻川は豊かな生態系であることがわかりました。残念ながら、ヌカエビは見つかりませんでした。

 6月8日(日) チームアライグマ 探鳥会 伊佐沼 in 川越

  生徒 35名参加 川越女子 熊谷西 越谷北 大宮 所沢北 越ケ谷

  毎年冬に開催している探鳥会ですが、今年は夏鳥を観察しました。

 6月14日(土) クビアカツヤカミキリ調査 in 川越中心部

  例年調査している、川越女子高校前、蓮馨寺、氷川神社裏、川越成田山 喜多院 中院を2班に分かれて

調査しました。市内中心部はクビアカツヤカミキリは見つからず、少し安心しました。しかし、今年は気候の関係でまだ出ていないとも考えられます。要警戒です。

 6月22日(日)  クビアカツヤカミキリ調査 in 行田

 昨年230匹採取した同じ場所(武蔵水路沿い)で、同じ日にち同じ時刻での調査を行いました。6名3時間で84匹採取できました。サクラが枯れて葉もつかない木が昨年より多くなり、被害は深刻というより、すでに壊滅状態でした。新しく植えた若木にはクビアカツヤカミキリは産卵しないため、まだ被害はありませんでした。桜並木が将来こうなってしまうのかと思うと、大変なことになるということを実感しました。

 6月28日(土) クビアカツヤカミキリ調査 in 川越市郊外

 川越の桜の名所である 川越水上公園、昨年度に成虫が見つかっている御伊勢塚公園の調査を行いました。今年の2月の段階では川越水上公園もフラスは1本でしたが、6月にはフラスのでている木は全体の1割と増え、同時に成虫が複数見つかりました。御伊勢塚公園もすでに被害木に対して網を張る対応ができておりましたが、成虫が複数見つかり、もう待ったなしの状態でした。なお、川越総合公園にも成虫も6匹が見つかっており、今年は爆発的にクビアカが出てきてしまっています。川越もいよいよという感じです。

 7月13日(日) 埼玉県水環境課主催 リバサポ5周年記念行事参加 in 越谷レイクタウン広場KAZE

 リバサポの5周年記念行事のお手伝いとして生物部全員で参加しました。外来種希少種かるたや川越女子高校生物部の活動紹介などを行いました。ヌカエビの保全を通じて川の環境を守っていこうという取り組みや、クビアカツヤカミキリの脅威についての啓発活動ができました。また、外来種希少種かるたは今回新たにリニューアルしました。買い物に来ていた家族連れや小さいお子さんにも人気で、みなさんに楽しんでもらえました。また、ミニ講演会では、五箇紘一先生のお話を聞くことができ、川の再生交流会以来の再会ができました。

 7月20日(日)  第2回チームアライグマ合同ミーティング in 川越女子高校視聴覚室

生徒34名参加(川越女子 越谷北 熊谷西 大宮 松山 所沢北高校) 

次の内容で協議を行いました。

*8月17日(日)東松山市環境会議に参加する越谷北高校・松山高校からの経過報告

*クビアカツヤカミキリの調査のまとめ方についての協議

*10月5日(日)川の博物館にて 生物多様性や外来種問題についてのイベントの参加の有無の確認

*夏合宿についての事前説明

7月21日(月) エビの調査 in 越辺川

 ヌカエビの生息が期待できる越辺川(黒山三滝)の調査を行いました。上流には、エビが全くいませんでしたが、越生梅林付近の川では外来種に交じって在来種も見つかりました。12:30で気温が38℃、水温が28℃で過酷な調査となりました。

 7月25日(金)26日(土)立正大学 DNA解析実習

 2日間にわたり1年生3名が参加しました。エビをサンプルに大学生、大学院生に丁寧に教えて頂きながら実習を行いました。生徒は、マイクロピペットや電位委泳など、初めて体験することばかりでした。実験室は快適でしたが、熊谷はとにかく暑かったです。

7月31日(木) 川越市役所環境政策課訪問 in 川越市役所

  今シーズンの川越市内のクビアカツヤカミキリの調査報告と同時に、早急に対策を立てる必要性について生徒代表が市の担当職員の方々にお伝えしました。今シーズンのクビアカツヤカミキリの侵入は、南部ふじみ野市付近からと北部桶川市付近、さらに西北部の鶴ヶ島市付近からも迫ってきています。新河岸川の桜は、観光名所となっており、こちらに被害が及ぶことが危惧されます。今年対策できる薬の注入などのほかにも、もっと市民に情報を広める必要があることが大切であると訴えました。川越女子高校では、注意喚起のポスターなどを作成し、市に提案して協力する予定です。

8月5日(火) SSH全国生徒研究発表会 in 神戸国際展示場

  「埼玉県荒川水系におけるカワリヌマエビ属の侵入状況と準絶滅危惧種ヌカエビの保全」というタイトルで生徒3名と顧問1名で2泊3日で神戸市内に宿泊し、ポスター発表を行ってきました。1日目は、受付とポスター展示、2日目は、全国の223校のポスター発表、3日目は16校のプレゼン発表がありました。全国の性とか集まる大会で自分たちの研究を発表させていただき、素晴らしい経験となりました。多くの方々に私たちの発表を興味を持って聞いていただき、全国の高校生と交流も叶い、ご意見や励ましをいただきました。この経験を後輩に伝え、活かしていきたいと思います。

 8月18日(月)―8月20日(水) チームアライグマ合同夏合宿           in 埼玉県立総合教育センター江南支所

  生徒37名(川越女子・越谷北・大宮・熊谷西) 

  1日目 午前:植物・昆虫採集 午後:観察と同定 夜:ライトトラップと夜の散策

  2日目 午前:水生生物の最終 午後:観察と同定 夜:レクレーション

  3日目 午前:ミーティング 合宿のまとめの発表 午後:畜産実習

  暑い熊谷で、熱い実習を行うことができました。自分の知りたいことを自分で見つけていくスタイルの実習でした。埼玉の生態系を様々な角度からアプローチすることができました。また、他校の生徒と交流しながら班で協力して実習ができ、一層親睦が深まりました。

 8月23日(土) 高麗川調査

  今年2回目の高麗川調査です。前回は、水路に1匹もエビがおらず生物が壊滅状態でしたので、心配でしたが、ちゃんとエビも戻り、生態系も回復しておりました。白子橋は、これまで在来エビ100%でしたが、今回の調査で、外来エビが目視で確認できました。水量が減り、水位が異常に下がっているため、エビが遡上したものと考えられます。数が広がらないことを祈ります。

 8月25日(月)トッパン((株)朝霞工場ビオトープ訪問

ビオトープ訪問を行いました。地下水からのくみ上げ水の水質が保たれている様子や、エビが順調に育っている様を確認しました。川越女子高校の研究成果の発表と生態系協会からの荒川治水資料館へのエビの展示に関する説明をしていただき、情報交換をしました。

 9月6日(土)7日(日)紫苑祭

 2日間で900名弱の来場がありました。これは、紫苑祭に来てくださった人の1割に相当します。たくさんの方が生物部の活動や生き物に興味を持っていただけたら嬉しいです。今年は気合を入れて、エビのオブジェを作成しました。なかなかリアルだったとの評判でした。また、クビアカツヤカミキリの関するアンケートなどを行い、啓発活動を行いました。ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

 9月17日(水)科学展論文提出

「荒川水系における外来カワリヌマエビ属の拡大状況」                 吉廣咲希 日下友結

「ビオトープにおける準絶傑危惧種ヌカエビの保全と水質変化がもたらす影響」 野中和奏 瀧口 遙

「クビアカツヤカミキリの雌雄の体長調査」                  中村碧音 菊地 圭 小池ひかる

「川越市におけるクビアカツヤカミキリの分布状況と対策」                     小池ひかる

「川越女子高校内における鳥類の飛来調査」               三浦珠稀 早坂真佑美 服部ふたば 

 

9月21日(日) 第3回チームアライグマ合同ミーティング in 川越女子高校生徒ホール

 生徒 39名参加 (川越女子・越谷北・大宮・所沢北・熊谷西・松山)

 シンポジウムのテーマを決定し、学校ごとの役割分担を決めました。

 テーマ 「チームアライグマと考えよう 現在・過去・未来から考える 自然に対して私たちにできること」

   討論会 テーマ   1.もし100年までに戻れたらどうしたいか。

              2.神なら未来をどうしたいか。

              3.現代の私たちに何ができるのか。

       午前中はこのテーマに会う先生の講演会を聞きたいということが確認されました。

  

 

【生物部】荒川治水資料館にビオトープで増やしたヌカエビを寄贈してきました!

11月14日(金)荒川治水資料館amoa(アモア)にて ヌカエビ・キンブナ寄贈式 

 川越女子高校生物部、テクセンドフォトマスク(株)、日本生態系協会と、荒川下流河川事務所、北区ふれあいマネジメントグループが一同に会して ヌカエビ・キンブナ寄贈式が行われました。TOPPAN朝霞工場のビオトープにて保全している希少種のキンブナとヌカエビを館内の水槽に展示するための寄贈式でした。2年前に川越女子高校の生徒が捕獲しビオトープに放流したヌカエビが順調に繁殖できているため、今回荒川の生物として寄贈する運びとなりました。この施設は、北区の小学生の社会科見学が多く、より詳しく知っていただくために生徒がヌカエビの説明のフリップを作り、一緒に展示しました。

寄贈式後には、amoaの施設内の展示や災害対策室、北区子供の水辺などを見学させていただきました。荒川の治水についても学ぶことができました。

災害対策室北区 子供の水辺旧岩淵水門

作成した説明フリップ展示水槽展示したヌカエビ

【生物部】チームアライグマ 高校生によるシンポジウム報告

11月9日(日)チームアライグマ 高校生によるシンポジウム

    「現在、過去、未来から考える 自然に対して私たちができること」

  今年度もテーマの設定や内容、司会やレジュメ、ポスターの準備を生徒が主体的になって取り組むことができました。

 参加高校 川越女子 熊谷西 越谷北 大宮 所沢北 松山 越ケ谷 

 参加者 生徒45名 一般19名 教員7名

 

講演会 早稲田大学 教授 平塚基志先生  「身近な森林生態系から考える私たちの役割」

 大学で行っている調査方法や結果、昔の写真などを交えながら狭山丘陵周辺や三富新田など例に人と自然と農業とどのようにかかわりあってきたのか、また、里山の実態や野生動物と人間のかかわりなど現代における問題点についてなど、わかりやすく解説してくださいました。

 生徒の感想から

・森林は人間生活に深く関わっていることがわかりました。

・関東地方の人間と里山の関係の歴史を詳しく説明してくださり、とても面白かった。また、その内容から私たちがこれからどう自然と関わっていくべきか考えることができた。

・私は普段、外来生物・在来生物のことについて考えることが多く、里山などに目を向けたことがあまりなかったため、とても勉強になりました。また、部活外での自分でできる活動について考える良いきっかけになりました。

・過去、現在、未来の生態系のあり方を共有できてよかった。

・討論会のテーマの一つである「もし100年前に戻れたらどうしたいか」にある程度沿って、《身近な森林生態系から考える私たちの役割》というテーマで、三富新田や早大所沢キャンパス内や狭山丘陵の実態調査資料を基に話して頂き、興味深いお話しをお聴きして大変参考にぬり、午後のグループ討論が活発になりました。有り難うございました。

・とてもわかりやすく、興味深い講演でとても参考になりました。

・人間の活動によって森林が常緑樹から落葉樹へ変わってしまうということに驚いた。森林の種類によって住む生き物が異なるので、どちらの環境も保全していくことが大切であると思った。

・森林の変遷や生態系との交わりについて学ぶことができた。ネズミを使って明るい場所と暗い場所のどちらにどんぐりを運ぶかという実験が面白かった。

 

高校生によるポスター発表 各学校の活動紹介

 それぞれの学校がポスターを作成し、学校で行っている研究について発表しました。

 一般の皆様は、生徒たちの説明を熱心聞いてくださいました。それぞれが、外来生物問題や生物多様性を意識した研究を行っています。また、生徒同士の交流を深めることができました。

  

討論会

 6名ずつのグループで3つのテーマについてそれぞれ話し合い発表しました。

 テーマは、生徒が合宿の話し合いを含めて、5時間ぐらい話し合って決めた内容です。

「100年前に戻ることができたら、あなたはどうしたいですか。」

「もしあなたが神だったら、未来をどうしたいですか」

「現代の私たちに何ができると思いますか」

 

生徒感想から

・他の人の意見や神だったらと非現実的な議題もあったため様々な考え方があるなと改めて感じ、環境問題に前向きに関わっていこうと思った。

・近い年代だが考え方が違う人と話し合う機会がとても珍しく、楽しかった。

・議題が難しく、考えるのが大変だった。

・ほかの学校の方々、そして大人の歴史的知識などを元に、良い話し合いができた。

・様々な年齢や職業の方とお話しすることができて、良い経験になった。

・討論の内容をどう具体に持ち込むかが少し難しかったですが、逆に話題の幅が広がって楽しい討論だった。幅広い討論をするためには、多様な知識が必要であると実感したため、様々な情報を関連させて自分に取り入れていきたいと考えた。

・絶対良いという案はないとは思うが、活動できることとして意識することにはつながった。

・他の人の意見が聞けたり、話したことがない人とも話せて良かった。また、去年は討論会を聞くだけであまり積極的に意見が言えなかったが、今年は自分の意見も言えるようになっていて自身の成長を感じた。他の班も想像力豊かな意見を出していて面白いと思った。

・外来種の問題について話し合うだけでなく、政治問題や教育課題についてなどの幅広いことも話せたため、いい意味で予想外の時間を過ごせました。

・班それぞれがバラバラな意見でしたが、同じような軸があると感じました。大人の意見を 聴く機会があまりないので新鮮で面白かったです。

・別の地域の高校の生徒や実際に活動していらっしゃる大人の方など、様々な種類の人の意見を聞くことができて、とても有意義な活動になったと強く感じました。

・自分一人ではかんがえつかないような意見に触れることができた。学校や世代を超えて交流することができ、良い経験になった。

 生徒アンケートから 

 2年生は、生態系の保全や外来種問題について、自分の意見を持ち、積極的に行動しようという力がついてきているように思います。1生徒の皆さんが、チームアライグマの活動にとどまることなく、将来にわたりこのような問題にかかわれる市民になってくれること、また、この中から研究をしてくれる人材が輩出されることを大いに期待したいです。

 たくさんの方々にお集まりいただきありがとうございました。一般の方々からの温かい助言や感想をいただき、大変感謝しております。今後ともチームアライグマをよろしくお願いします。

【生物部】リバサポ5周年イベントに参加しました

7月13日(日)埼玉県水環境課主催のリバサポ5周年記念イベント In 越谷レイクタウン KAZE広場

 川越女子高校生物部として参加しました。「カワリヌマエビ属とヌカエビの研究成果と生態系保全の重要性についてのポスター発表」「クビアカツヤカミキリの脅威についての啓発活動」を行い、多くの一般の方々に説明をすることができました。クビアカツヤカミキリのカードは大人気であっという間になくなりました。また、生物部員が自作した「外来種希少種かるた」を実施し、親子連れをはじめ小さなお子様から中高生に体験していただき、大変好評でした。また、各企業のブースのお手伝いを行い、イベントを盛り上げることができました。外来生物の脅威や生態系の保全の必要性について少しでも伝えることができました。このような機会をいただき、感謝しています。

リバサポ5周年ページへ

【生物部】2024年後期の活動報告

生物部 2024年後期の活動報告

 

10月6日(日)アユ漁体験ボランティア

 荒川流域ネットワーク主催のアユ漁体験ボランティアに有志で参加してきました。アユの塩焼きの仕込みや、小学生の漁のお手伝いなどを行いました。高麗川の獅子岩橋付近の調査も同時に行い、一石二鳥でした。

10月20日(日)科学展の結果

 優秀賞 準絶滅危惧種ヌカエビの生態と保全

優秀賞 荒川水系における外来カワリヌマエビ属の拡大状況

 優良賞 クビアカツヤカミキリの体長調査

  優秀賞を2つとることができました。大変うれしい結果です。

 11月3日(日)高麗川調査

 高麗川の調査は5か所行いました。天神橋付近を調査したところ、2019年の台風で崩れた護岸を工事したことにより、4年前には1匹もいなかったエビが戻ってきていました。

 

 

11月9日(土)自然科学部課題研究発表会

SSGの生徒に交じって1年生は初めてのポスター発表会に参加しました。2チームに分かれて、生物部の活動を説明しました。

11月10日(日)チームアライグマ 高校生によるシンポジウム

 テーマ 「ネイチャーポジティブ ~私たちにできることとその未来~

 ポスターのデザインは本校生徒のH.Kさん

午前 埼玉県環境科学国際センターの三輪誠先生 

   ポスター発表会(各高校の活動報告)

午後 グループセッション 討論会

    未来への宣言を参加者全員が行いました。

R6シンポジウムアンケート結果へ.

 12月21日(土)22日(日)中谷財団成果発表会 口頭発表見学・ポスター発表会 

川越女子高校の生徒と熊谷西高校の生徒でチームアライグマを代表して参加しました。日ごろの活動を心を込めて、ポスター発表を行いました。

 12月25日(水)冬休み科学教室 参加

 外来種希少種かるたを行いました。みなさんに外来生物のクビアカツヤカミキリについて知ってもらうことができました。小学生や親子連れには大変好評でした。「このかるたはどこに売ってるのか。」という質問を受けていますが、このかるたは完全に生徒が自作したオリジナルカルタです。

 12月26日(木)埼玉県課題研究発表会 日本薬科大学

生物部として、口頭発表を行いました。2年生にとって大きい会場でやるのは初めてでしたが、よい発表ができました。

 12月27日(金)チームアライグマ 高校生環境フォーラム参加 in 埼玉県環境科学国際センター

 午前は、埼玉県環境科学国際センターの施設見学を行いました。午後は、講演会と、ポスター発表による地域の環境活動を行っている団体や環境科学国際センターの先生方との交流会を行いました。大人の方々と研究について様々な感想やアドバイスをいただき、励ましの言葉をかけていただきました。

1月1日(水)毎日新聞に川越女子高校の生物部の活動が紹介されました。

1月12日(日)高麗川調査

水温は0.2℃でした。寒い中の調査ですが、ちゃんとエビは見つかります。

  

 1月19日(日)チームアライグマ合同ミーティング

 シンポジウムの振り返りを行いました。 来年度の代表者を決定し、来年度の方針を話し合いました。

1月26日(日)チームアライグマ 探鳥会 in 伊佐沼

  

2月7日(金)チームアライグマ 令和6年度 彩の国埼玉環境大賞 優秀賞受賞しました。

 大野県知事より、チームアライグマの代表として、川越女子高校と越谷北高校の生徒が表彰式に参加しました。

 

 2月 8日(土)川の再生交流会 事例発表

 埼玉県水環境課主催の川の再生交流会にて本校の部活動の取組について発表しました。

 県内の河川にいる2cm~3cmのエビの調査の方法や外来種在来種の分布、企業連携によるヌカエビの保全、本校生徒が自作した外来種希少種かるたについて広く皆さんに知っていただくことができました。また、記念講演をされた、ダニが御専門の五箇公一先生と交流することができました。

リバサポアワードの授賞式では、活動部門で賞をいただきました。大変光栄なことです。

これからもエビの研究を続けて、外来生物問題に取り組み、生態系の保全に寄与していきます。

 

3月 1日(土)かわごえ環境フォーラム参加

かわごえ環境ネット主催のかわごえ環境フォーラムに参加して、クビアカツヤカミキリの脅威についてとカワリヌマエビ属とにヌカエビの分布状況について、説明をさせていただきました。特に、クビアカツヤカミキリについては、今年の夏がカギになると予想されます。フォーラムに参加されている皆さんからはこれまであまり知らなかったという声を聴きました。皆さんに知っていただくいい機会となりました。

 

3月22日(土)公開講座 秩父武州日野駅周辺調査 

 早春の植物や昆虫の観察を行いました。セツブンソウを見ることができました。

 3月16日(日)埼玉新聞に記事が掲載されました

3月23日(日)関東SSH指定校課題研究発表会 in 工学院大学(新宿)

 口頭発表「荒川水系における外来エビと在来エビの分布と絶滅危惧種ヌカエビの保全」というテーマで行いました。発表者の3名は緊張していましたが、自分たちの研究をよく理解し、わかりやすく発表できました。質問も多く、自分たちの研究に関心を持っていただけたと思います。ポスター発表「荒川水系における外来エビと在来エビの分布と 絶滅危惧種ヌカエビの保全」「クビアカツヤカミキリの雌雄の体長の違いについて」を行いました。1年生が成長して、堂々と発表ができました。