こんにちは 川越女子高校生物部です。
伝統ある生物部は1952年に生物クラブとして記録が残っており、川越女子高校で70年以上続く歴史ある部活動です。埼玉県の高校8校で結成しているチームアライグマに所属し、外来生物であるクビアカツヤカミキリの調査を行うほか、合同合宿や合同調査を行い、さまざまな自然を体感して生態系についての理解を深めています。また、小中学生に外来種問題や生物多様性、生態系保全に関する啓発活動を実施しています。
現在、川女独自の研究として、2015年から埼玉県の河川に生息する2cm~3cmサイズのエビである、外来種のカワリヌマエビ属のエビと在来種のヌカエビに注目した調査研究を継続しています。埼玉県内では、中国から飼料や観賞用として輸入されたカワリヌマエビ属のエビが侵入し、在来種のヌカエビの生息域を脅かしています。また、立正大学と共同研究を行い、カワリヌマエビ属のDNA解析を進めています。
2024年から新たに始めた研究として、準絶滅危惧種のヌカエビの保全があります。ヌカエビの生息域が現在高麗川に限られていることがわかっているため、その生態をさぐり、どのような環境であれば在来種が生息できるのかを調べています。また、日本生態系協会、企業(株)TOPPAN朝霞事業所(テクセンドフォトマスク(株)、TOPPAN(株))と連携して、工場内のビオトープにヌカエビを放流し、繁殖状況を観察しています。また、2025年度には、荒川治知水資料館にて、ビオトープで繁殖したエビを寄贈しました。エビの研究のほか、クビアカツヤカミキリの調査、校内の鳥類調査も行っています。
2022年から部員のアイデアで「外来種希少種かるた」を作成しています。これは、「生物多様性の問題に関心を持ってもらうためには、小学生のうちから啓発活動を行う必要があるのではないか」という部員の考えからスタートしました。名詞カードを利用してPCで作り、ラミネートして手作りしています。現在も新しい部員が入るごとに、新しいカードを増やして更新しています。緑が希少種、赤が外来種で色分けされており、イラストもかるたの読み札もすべて生徒たちの手で作成しています。絵札の裏には、生物の説明が書いてあります。2026年7月には、2025年度までに作成したカードを三菱UFJ銀行のご支援を受けてかるたとして成形し50部印刷し、川越市内の学童クラブ32か所に寄贈をしました。当初からの学童クラブに寄付したいという部員の夢が実現できたことはありがたいことです。三菱UFJ銀行の皆様、要望に応えて印刷をしていただいた須賀印刷様、川越市役所教育財務課の皆様には大変感謝しております。小学生のみなさんに楽しんで希少種や外来種の名前を覚えてもらえたら嬉しいです。このかるたは、毎年川越女子高校の文化祭、川越市冬休み科学教室、埼玉県水環境課主催のイベントなどで実施し、好評を得ています。
川越女子高校の研究は、科学展、校内SSH発表会、SSH関東合同発表会、SSH生徒研究発表会(全国)、理科教育研究発表会、関東近県SSH探究発表会、日本生態系学会、かわごえ環境フォーラム等に参加し、その成果を発表しています。
県民投票の結果 「リバサポアワード2024 県民賞」
「リバサポアワード2025県民賞」 2年連続受賞しました!
2025年度水環境文化賞 児童生徒の部 (みじん子賞)を受賞しました!
生物室では、カメ・エビ・メダカ・ウーパールーパー、ときどきカイコを飼育しています。
生物研究や環境問題に興味がある人は是非生物部へ!! 途中入部大歓迎です。一緒にフィールドに出かけましょう!!
活動場所
生物実験室
生物部の活動日
月・水・金 (実験時期は変動有、遠方調査や発表会参加は土曜・日曜に行っています)
部員 令和8年4月現在
1年生7名 2年生2名 3年生10名 計19名
川越女子高校生物部の活動が新聞・雑誌に掲載されました
2025年1月 1日 毎日新聞 埼玉版 サステナブル埼玉特集
2025年3月16日 埼玉新聞 リバサポアワード受賞
2026年7月23日 埼玉新聞 希少種外来種かるた
2026年7月 191号環境ニュース<一般社団法人 埼玉県環境検査研究協会> p10-11 川越女子高校生物部の活動紹介
2026年6月 水環境学会誌 第49巻(A)6号 p192 2025年度みじん子賞を受賞して
★チーム アライグマについて★
2014年に発足。「外来生物問題について多くの人に知ってもらう」ことを目的として結成されました。2026年は13年目の活動となります。当初はアライグマの駆除を目的とした調査研究が中心でしたが、アライグマが埼玉全域に広がってしまったこともあり、現在ではサクラやモモの樹木を荒らす「クビアカツヤカミキリ」を中心に合同で調査研究しています。「埼玉県の外来生物問題に取り組むことや希少生物の保護などの生物多様性や生態系の保全について考える」ことを主たる目的として、生徒の自主性を重んじ、お互いの生物部がつながりを持ちながら活動を続けています。また、外来種問題や生態系保全に関する啓発活動を小中学生や一般に展開することにも力を入れています。生徒を中心に合同調査、合同ミーティングを行い、11月には高校生によるシンポジウムの開催を行って積極的に活動している。また、それらの成果は、日本生態学会、日本森林学会、植物生理学会の高校生ポスター発表などを通じて発信しています。
令和6年度 彩の国埼玉環境大賞 優秀賞 受賞 大野埼玉県知事から表彰されました!
現在の参加校) 川越女子高校 越谷北高校 所沢北高校 大宮高校 熊谷西高校 松山高校 越ケ谷高校 蕨高校
チームアライグマの活動が雑誌に載りました。
2026年7月 109号環境ニュース<一般社団法人 埼玉県環境検査研究協会>P10-11
チームアライグマ(高校生合同研究グループ)活動報告
2026年7月 Green Age グリーン・エージ NO.605 <一般社団法人 日本緑化センター>第53巻 第4号 P47ー50 埼玉県内8校が結集してクビアカツヤカミキリに挑む 高校生合同研究グループ「チームアライグマ」
2026年11月8日(日)チームアライグマ主催 高校生によるシンポジウムを開催します。
どなたでも参加できますので、二次元バーコードから申し込みください。
今年度は、午前に各学校の活動紹介を行います。
午後は、環境問題のテーマについて小グループに分かれて討論会を行います。中学生から大学生、広く一般の方のご意見を聞きたいので、ぜひおいでください。
10月5日(日)埼玉県川の博物館 「高校生と学ぶ埼玉の生きもの」参加
チームアライグマと川の博物館の共同企画で実現しました。川越女子高校。越谷北高校、大宮高校、越ヶ谷高校が参加。あいにくの雨で来場者が少なかったのですが、小学生や親子連れが訪れてくれました。各高校で工夫したブースを開催しました。
川越女子高校:外来生物の紙芝居、外来種希少種かるた
越谷北高校;埼玉の昆虫の標本の説明、校内ビオトープに訪れる生きものの紹介
大宮高校:生きもの折り紙をつくろう
越ヶ谷高校:川にいる生物の紹介
10月7日(火)鳥の観察
今年度は1か月に2回、7:45~8:15の時間帯で校内の鳥の観察を行っています。川越女子高校の敷地内にある中庭と生徒ホール前の庭、校門前の桜並木を中心に観察しています。
11月2日(日)高麗川定期調査
巾着田~東吾野の調査を行いました。うっすらと木々が色づき始めていました。8月の調査で初めてカワリヌマエビが侵入した白子橋付近は、外来種が定着してきています。残念な結果です。
11月8日(土)西部地区自然科学部交流会 参加
1年生は初めてのポスター制作とポスター発表会となりました。鳥グループは初めてのポスター発表となりました。自分の研究をわかりやすく説明するのは大変ですが、緊張しながらも頑張りました。
11月9日(日)チームアライグマ シンポジウム 開催
テーマは「チームアライグマと考えよう 現在・過去・未来から考える 自然に対して私たちができること」
一般参加19名 生徒45名 顧問8名 合計72名 が参加しました。
11月14日(金)荒川知水資料館訪問とヌカエビの寄贈
ヌカエビを飼育管理してくださっているテクセンドフォトマスク(株)、埼玉県生態系協会の方々と一緒に荒川知水資料館(東京都北区)を訪問し、荒川の在来種としてTOPPAN朝霞事業所内のビオトープにて繁殖しているキンブナとヌマエビを、寄贈展示することになりました。また、生徒が作成した説明のフリップも合わせて展示していただけることになりました。荒川知水資料館は、北区の荒川岩淵水門のほとりにあります。この資料館は、東京都の小学生が社会科見学で訪れる場所です。多くの小学生にヌカエビを知ってもらいたいです。国土交通省荒川下流河川事務所と併設しており、今回内部の施設を見学させていただきました。埼玉から東京に流れる荒川の管理の重要性を感じ取ることができました。
11月16日(日)チームアライグマ野外実習 (越谷北高校主催の公開講座に参加)IN 熊谷
熊谷の河川敷の動植物の観察を行いました。実りの秋を迎えており、くっつき虫(布について種子を散布する植物)が目立ちました。昆虫の擬態などを観察することができました。
12月25日(木)埼玉県探究活動発表会 日本薬科大学
生物部では、2件の口頭発表を行いました。
2年生は初の口頭発表でしたが、よく練習して立派にやり遂げました。
「荒川水系における外来エビと在来エビの分布と準絶滅危惧種ヌカエビの保全」
「クビアカツヤカミキリの体長調査」
12月25日(木)冬休み科学教室 参加 IN川越女子高校
発表に参加しなかった生徒は、川越市の冬休み科学教室に参加しました。生物部のブースでは、外来種希少種かるたを行いました。
1月17日(土)高麗川定期調査
今年は、水温が0℃よりも高く、日中は暖かい日でしたので、調査が楽です。乾燥が進み、川の水位がだいぶ低いです。
1月21日(水)エビの研究の様子
エビのサンプルを双眼実体顕微鏡で体長を測定し、とげの数を数えて記録しています。写真に撮り、すべてのサンプルを保存しています。また、川の水質調査を行っています。4月のかるたの印刷に向けて、現在データを整えて編集作業を行っています。
1月25日(日)チームアライグマ合同ミーティング IN川越女子高校
1年生を中心に来年の方針の話し合い、代表者を決定しました。今年は3名の立候補がありましたので、3名を中心に協力して来年の運営をしていきます。熊谷西高校のメンバーがまとめてくれたポスターを囲んで、2年生を中心に生態学会に出展するクビアカツヤカミキリのポスターの考察を行いました。
2月8日(土)理科教育研究発表会 参加 IN埼玉大学
ポスター発表を4件行いました。他校の高校生と交流ができました。
荒川水系における 外来エビと在来エビの分布(2025年) 吉廣咲希 日下友結
準絶滅危惧種ヌカエビの水質変化の耐性 野中和奏 瀧口遥
クビアカツヤカミキリの体長調査 小池ひかる 菊地圭 中村碧音
川越女子高校内における鳥類の飛来調査 三浦珠稀 早坂真祐美 服部ふたば
2月14日(土)川の再生交流会 リバサポアワード 優秀賞受賞
生徒は土曜授業のため、顧問が代理で授賞式に参加してきました。2年連続の受賞です。来年もいただけるように頑張ります。
3月10日(火)第60回水環境学会年会 みじん子賞授賞式 参加 IN中央大学(多摩キャンパス)
2025年度 水環境文化賞 児童生徒の部 みじん子賞
埼玉県立川越女子高校 生物部(埼玉県川越市)
授賞対象活動:
荒川水系におけるヌカエビを中心とした調査・保全活動および水環境保全に関する啓発活動
☆荒川水系でのヌカエビおよび外来種であるカワリヌマエビ属の生息調査
☆ビオトープを利用したヌカエビ保全活動
☆対外的な外来種問題、生物多様性および生態系保護等に関する啓発活動
これまでの生物部の活動が評価されて、中央大学で開催された水環境学会の年会の中で行われた 水環境文化賞 児童生徒の部 みじん子賞 授賞式に参加してきました。素晴らしい会場で表彰していただき、誇らしい気持ちになりました。これは、先輩方から引き継いだ調査や部員の思いや努力があってこそいただけた、みんなの賞だと思います。
現在の生物部員は年間のエビの同定数は1800を超えており、調査は年間のべ25か所を超えています。調査に行くだけでも大変ですが、学校に戻ってからの同定や写真を撮って保存する作業も膨大な時間を要します。また生態学会をはじめ、高校生が行うことができる様々な場所で研究発表を行い、多くの方と交流し研究についてアドバイスを頂戴し、育てていただきました。
ヌカエビの保全は、日本生態系協会の方が間に入っていただき企業の方に声をかけていただいたことからスタートしました。初めてヌカエビが繁殖を確認できた時は、みんなで感動しました。また、寿命が2年ぐらいと思われるヌカエビがきちんと継代できるか心配でしたが、2年間調査を続けて、順調に継代できていることを確かめることができました。これも、ビオトープを管理してくださるテクセンドフォトマスク(株)のチームスタッフの方のご尽力にほかなりません。心より感謝しております。
外来種問題を取り組むには、小学生へのアプローチが大切である、というスローガンがいつの間にか生徒の声から出来上がり、これが脈々と受け継がれています。啓発活動にも力を入れており、さまざまなイベントに声をかけていただき参加させていただいております。啓発活動は生徒が自主的にアイデアを出して紙芝居や説明フリップを作成し行っています。4年前の生徒の発案で作り始めた外来種希少種かるたも32種となりました。
これからも生物多様性、生態系の保護において高校生ができることを模索し、調査研究や保全活動、啓発活動に頑張っていきます。川越女子高校生物部にかかわっていただいた皆様に改めて感謝申し上げます。
最後に、これらの活動ができているのもチームアライグマというグループに所属し、他校の高校生との交流して一緒に調査研究や啓発活動を行う仲間がいるからこそだと考えております。チームアライグマの顧問の先生方や生徒の仲間にも心より感謝いたします。
公益社団法人 日本水環境学会 みじん子賞 受賞活動の概要_(公社)日本水環境学会
以下は、水環境学会誌に掲載されたものです。
1.受賞の感想
この度,2025年度水環境文化賞児童・生徒の部(みじん子賞)という大変歴史ある賞をいただき,ありがとうございました。生物部のみならず,本校としても大変名誉なことであり,選んでいただけたこと厚く御礼申しあげます。今回の受賞は,現役で活動する部員はもちろん,これまでの卒業生の地道な活動の延長上にあります。これを励みに水環境の保全,生態系の保全に寄与していきます。
2.埼玉県立川越女子高等学校生物部について
埼玉県立川越女子高等学校は,埼玉県の中央部にある川越市に位置し,創立116年を迎える伝統校です。県内では,「川女(かわじょ)」の愛称で呼ばれています。生物部は生物クラブとして1952年から活動記録が残っております。2014年に,埼玉県と東京都の約10校の生物系部活動が集まって高校生合同研究グループである「チームアライグマ」を結成しました。生徒が主体となって合同ミーティングやシンポジウムを開催するなど,外来生物問題をはじめ生物多様性,生態系の保全などの調査研究や啓発活動を複数校で協力して行っており,現在も続いております。チームとして埼玉県から「令和6年度彩の国環境大賞 優秀賞」をいただきました。
3.活動の概要
【カワリヌマエビ属およびヌカエビの調査】
川越女子高校生物部では2015年から体長が2cm~3cmのエビに着目して調査を開始しました。中国や台湾から釣り餌やペットとして持ち込まれたカワリヌマエビ属シナヌマエビ(外来種)が,ヌマエビ属ヌカエビ(在来種)【埼玉県レッドデータブック2018年にて準絶滅危惧種(NT2)に指定】の生息域を脅かしています。調査は生徒が直接川に入り,ガサガサと呼ばれる方法で手持ち網をゆすって捕獲し,種同定を行い,体長やとげの有無を記録,調査地点の水温,流速,pH,水質調査を行っています。現在,荒川水系下流域~中流域は100%カワリヌマエビ属となっており,本流の上流地域(長瀞地区)にも及んでいます。一方,ヌカエビは,荒川水系支流で護岸工事が行われておらず,自然の多様な環境が残されており,水質が保たれている中上流域(高麗川,入間川,越辺川)にカワリヌマエビ属と混在して生息しています。2023年8月の定期調査で,これまで外来種と在来種が混在していた高麗川の鹿台橋付近でヌカエビが全く見られなくなったことから生徒が危機感を強くし,ヌカエビの保全をする必要があるとしてさらに上流の調査を行い,ヌカエビの生息場所を探すことや水槽での人工飼育をスタートさせました。高麗川上流で100%ヌカエビが生息する場所を突き止めており,DNA解析を行い,繁殖を確認しています。高麗川流域で外来種と在来種の分布割合は,降水量による水位の変化で季節変動や年変動があることがわかりました。外来種と在来種の混在する地域では,上流の繁殖地から水の流れにしたがってヌカエビが移動していると考えております。2025年の調査でこれまで100%ヌカエビが生息していた白子橋付近にカワリヌマエビ属が侵入し,さらに定着しつつあることを確認しました。夏の渇水でカワリヌマエビ属が川岸を遡上したと推測され,外来種は今もなお勢力を広げており,継続したモニタリングの意義は大きいといえます。
【ヌカエビの保全】
学校の水槽ではヌカエビの人工繁殖ができないことから,2024年には日本生態系協会を通じてテクセンドフォトマスク(株)にご紹介いただき企業連携することになり,「ヌカエビプロジェクト」としてTOPPAN朝霞事業所内にあるビオトープにヌカエビを放流し,保全をスタートさせました。TOPPAN朝霞事業所のビオトープは,10年の実績があり地下水を組み上げた水を使用し,埼玉県の希少種であるキンブナやホトケドジョウが放流されています。毎月の個体数調査を行っており,水質が確保され繁殖は成功していることが確認できました。2025年11月には,荒川知水資料館にヌカエビを寄贈し,荒川の在来種として展示紹介しています。今後,繁殖したヌカエビを自然に戻すことができるか,さらなる保全地への移譲も含め検討していく予定です。
【啓発活動】
本校文化祭や川越市冬休み科学教室,埼玉県水環境課主催のイベントやボランティア活動等で小中学生や一般の方対象に,本校生徒が作成した「外来種希少種かるた」を実施したり,外来種問題をクイズや紙芝居で説明したり,エビの研究紹介をしています。また,かわごえ環境フォーラムにて一般市民向けに研究報告を行っています。「外来種希少種かるた」は三菱UFJ銀行のご厚意により50部余り印刷し,地域の学童クラブに無償配布予定です。生態系保全のためには,小学生のうちから興味を持ってもらうことが大切だという本校生徒の意見を形にしたものです。
4.おわりに
埼玉県は海なし県ですが,多くの豊かな川に恵まれている土地です。そして川は海へとつながっており,川を守ることは海を守ることであり地球を守ること,エビの調査を通じて水環境の重要性を実感しております。生徒は楽しみながら活動しており,調査を通じて自然の素晴らしさを学んでいます。顧問としては,将来の研究者または一市民として環境問題にかかわっていける人材を育てていきたいです。 最後になりましたが,埼玉県魚類研究会の金澤光先生,立正大学の関根一樹先生,城西大学の真野博先生,日本生態系協会の佐久間元成様,TOPPAN(株)およびテクセンドフォトマスク(株)の従業員の皆様,埼玉県水環境課の皆様,かわごえ環境ネットの皆様,荒川知水資料館様,NHK埼玉放送局様,その他かかわっていただいた皆様に深く感謝申しあげます。
3月12日(木)~3月14日(土) 第73回日本生態学会大会にオンライン参加
「荒川水系における外来エビと在来エビの分布と準絶滅危惧種ヌカエビの保全」
オンライン形式のポスター参加でしたが、研究者の方にも興味を持っていただきコメントをいただきました。
「クビアカツヤカミキリの体長調査」(チームアライグマとして発表)
7校で調査した結果を踏まえたポスターを発表しました。
3月22日(日)関東近県SSH発表会 工学院大学(新宿)
口頭発表1件、ポスター発表4件を行いました。他校の生徒とも交流することができました。
【口頭発表】荒川水系における外来エビと在来エビの分布と準絶滅危惧種ヌカエビの水質変化の耐性
【ポスター発表】荒川水系における 外来エビと在来エビの分布(2025年)
準絶滅危惧種ヌカエビの水質変化の耐性
クビアカツヤカミキリの体長調査
川越女子高校内における鳥類の飛来調査
3月24日(火)三菱UFJの方とエビ取り体験 実施
三菱UFJ銀行のご厚意により寄付をいただき、本校で3年前から制作している「外来種希少種かるた」を50部ほど印刷することになりました。その関係で、三菱UFJの方々がエビ調査の様子を知りたいとのご要望があり、本校の研究のポスター発表を聞いていただいた後、川女フィールド(新河岸川)にて一緒にエビ取り体験を実施しました。外来種や希少種に関心を持っていただき、研究概要などを熱心に聞いていただきました。エビが簡単に取れることを体験していただきました。
3月10日(火)中央大学多摩キャンパス クレセントホールにて
このたび、日本水環境学会から、2025年度水環境文化賞 児童生徒の催(みじん子賞)をいただきました。10年続くカワリヌマエビ属、ヌカエビの調査研究の継続と、ヌカエビの保全活動、外来生物問題や生物多様性、生態系の保全に関する啓発活動を評価されました。栄誉ある賞をいただきまして、大変感謝しております。
現役の生徒たちは、研究熱心で、活躍は目を見張るものがあり、主体的に研究にかかわっています。また、現役の頑張りはもちろんですが、生物部卒業生が粘り強く調査を続けてきた延長上にこの賞があると思います。また、前顧問の故矢野光子先生が手掛けた研究の情熱を引き継ぐことができ、形になったことは現顧問としても大変うれしいです。今後とも生物多様性や生態系の保全に寄与できるよう、継続してモニタリングを続けていきます。
研究を続けるにあたり、ご協力いただいた立正大学の関根一樹先生 城西大学の真野博先生、日本生態系協会の佐久間元成様、TOPPAN(株)朝霞工場様、テクセンドフォトマスク(株)鈴木俊宏様とスタッフの皆様、埼玉県水環境課、川越市環境政策課、かわごえ環境ネット、荒川地水資料館、NHK埼玉放送局、民宿川波様、その他かかわっていただいた皆様に深く感謝申し上げます。
2026年2月14日(土)埼玉会館にて 「川の再生交流会」
「活動部門 リバサポアワード2025」 表彰式がありました。生徒は授業があったため、顧問が代わりに参加することになりました。活動の頑張りを県民の皆様から認めていただいたこと。2年連続での受賞で大変うれしいです。3回いただくと殿堂入りということですので、3回目目指して頑張っていきます。
11月9日(日)チームアライグマ 高校生によるシンポジウムのアンケートがまとまりました。
関わっていただいたたくさんの方々のおかげで、シンポジウムが有意義なものになりましたこと、改めて感謝申し上げます。
R7チームアライグマシンポジウムアンケート集計まとめ.pdf
令和7年12月25日(木)日本薬科大学で行われた探究活動生徒発表会にて口頭発表を行いました。
2年生だけの発表は初めてでしたが、落ち着いてしっかりと自分たちの研究を伝えることができたと思います。
スライドを作成するために、2か月かけて考えて内容を工夫し、直前まで何度も発表練習を行いました。本番が1番うまくできていたと思います。
「クビアカツヤカミキリの体調調査」 小池ひかる 中村碧音 菊池圭
「荒川水系における在来エビと外来エビの分布調査と準絶滅危惧種ヌカエビの保全」野中和奏 日下友結 吉廣咲希 滝口遥
2025年度前期 生物部の活動
2025年4月18日(金) 新入生入部!!
今年は4人が入部しました。
4月より 鳥の調査を開始します。月2回 朝の中庭を中心に学校内に訪れる鳥を調査し、都市部における生態系を考察します。よって、鳥班、クビアカ班、エビ班に分かれて調査を行うことにしました。
4月20日(日) 午前 第1回チームアライグマ合同ミーティング in 川越女子高校生徒ホール
生徒52名参加 (川越女子 越谷北 熊谷西 大宮 松山 所沢北高校)
講演会「「自然共生サイト 30by30」日本生態系協会 佐久間元成 様
昨年に引き続き、ネイチャーポジティブを実現するため、自然共生サイト申請に関する情報を教えていただきました。今年度の目標を設定し、年間スケジュールの確認を行いました。
午後 三つ又沼 火入れ後の希少樹調査 in 荒川三ツ又沼
日本生態系協会主催のボランティア活動にチームアライグマのメンバーで参加しました。河川敷で比較的攪乱が多い場所ですが、定期的に火入れをして希少種を保護しています。希少種の分布を調査し、地図にプロットする作業を行いました。
4月27日(日)午前 川越市内希少種調査 in 川越森林公園予定地
講師 かわごえ環境ネット 賀戸 様 中西 様
川越森林公園予定地における希少種の調査を行いました。この時期にしか見られない植物を見ることができました。かわごえ環境ネットの方々が定期的に下草の手入れをしていることで、雑木林の生態系が守られていることを実感しました。
午後 エビの調査 川女フィールド 新河岸川 in 川越市内
1年生は、初めてのエビ調査でした。例年よりもエビが少ないことが気になります。昨年からの傾向です。水温が高いのも理由ではないかと考えています。
5月11日(日) エビの調査 高麗川 in 飯能市~日高市
1年生は、高麗川デビューです。上流組と下流組に分かれて調査を行いました。高麗川水路の生態系が大きく崩れており、1匹もエビがいませんでした。藻もなくなり、貝類もほとんど見られませんでした。原因ははっきりはしませんが、農薬の影響ではないかと考えられます。しかし、なぜか水路の壁でタイコウチ(絶滅危惧種)が見つかったので、それは不思議でした。
6月1日(日) チームアライグマ合同調査 槻川 in 東秩父村
生徒 32名参加 (川越女子 越谷北 熊谷西 大宮)
講師)埼玉県川の博物館 藤田 宏之 先生
埼玉県絶滅危惧種植物種調査団 三上 忠仁 先生
チームに分かれて、昆虫班、植物班、水中生物班それぞれで活動しました。埼玉県の希少種であるホトケドジョウも採集でき、槻川は豊かな生態系であることがわかりました。残念ながら、ヌカエビは見つかりませんでした。
6月8日(日) チームアライグマ 探鳥会 伊佐沼 in 川越
生徒 35名参加 川越女子 熊谷西 越谷北 大宮 所沢北 越ケ谷
毎年冬に開催している探鳥会ですが、今年は夏鳥を観察しました。
6月14日(土) クビアカツヤカミキリ調査 in 川越中心部
例年調査している、川越女子高校前、蓮馨寺、氷川神社裏、川越成田山 喜多院 中院を2班に分かれて
調査しました。市内中心部はクビアカツヤカミキリは見つからず、少し安心しました。しかし、今年は気候の関係でまだ出ていないとも考えられます。要警戒です。
6月22日(日) クビアカツヤカミキリ調査 in 行田
昨年230匹採取した同じ場所(武蔵水路沿い)で、同じ日にち同じ時刻での調査を行いました。6名3時間で84匹採取できました。サクラが枯れて葉もつかない木が昨年より多くなり、被害は深刻というより、すでに壊滅状態でした。新しく植えた若木にはクビアカツヤカミキリは産卵しないため、まだ被害はありませんでした。桜並木が将来こうなってしまうのかと思うと、大変なことになるということを実感しました。
6月28日(土) クビアカツヤカミキリ調査 in 川越市郊外
川越の桜の名所である 川越水上公園、昨年度に成虫が見つかっている御伊勢塚公園の調査を行いました。今年の2月の段階では川越水上公園もフラスは1本でしたが、6月にはフラスのでている木は全体の1割と増え、同時に成虫が複数見つかりました。御伊勢塚公園もすでに被害木に対して網を張る対応ができておりましたが、成虫が複数見つかり、もう待ったなしの状態でした。なお、川越総合公園にも成虫も6匹が見つかっており、今年は爆発的にクビアカが出てきてしまっています。川越もいよいよという感じです。
7月13日(日) 埼玉県水環境課主催 リバサポ5周年記念行事参加 in 越谷レイクタウン広場KAZE
リバサポの5周年記念行事のお手伝いとして生物部全員で参加しました。外来種希少種かるたや川越女子高校生物部の活動紹介などを行いました。ヌカエビの保全を通じて川の環境を守っていこうという取り組みや、クビアカツヤカミキリの脅威についての啓発活動ができました。また、外来種希少種かるたは今回新たにリニューアルしました。買い物に来ていた家族連れや小さいお子さんにも人気で、みなさんに楽しんでもらえました。また、ミニ講演会では、五箇紘一先生のお話を聞くことができ、川の再生交流会以来の再会ができました。
7月20日(日) 第2回チームアライグマ合同ミーティング in 川越女子高校視聴覚室
生徒34名参加(川越女子 越谷北 熊谷西 大宮 松山 所沢北高校)
次の内容で協議を行いました。
*8月17日(日)東松山市環境会議に参加する越谷北高校・松山高校からの経過報告
*クビアカツヤカミキリの調査のまとめ方についての協議
*10月5日(日)川の博物館にて 生物多様性や外来種問題についてのイベントの参加の有無の確認
*夏合宿についての事前説明
7月21日(月) エビの調査 in 越辺川
ヌカエビの生息が期待できる越辺川(黒山三滝)の調査を行いました。上流には、エビが全くいませんでしたが、越生梅林付近の川では外来種に交じって在来種も見つかりました。12:30で気温が38℃、水温が28℃で過酷な調査となりました。
7月25日(金)26日(土)立正大学 DNA解析実習
2日間にわたり1年生3名が参加しました。エビをサンプルに大学生、大学院生に丁寧に教えて頂きながら実習を行いました。生徒は、マイクロピペットや電位委泳など、初めて体験することばかりでした。実験室は快適でしたが、熊谷はとにかく暑かったです。
7月31日(木) 川越市役所環境政策課訪問 in 川越市役所
今シーズンの川越市内のクビアカツヤカミキリの調査報告と同時に、早急に対策を立てる必要性について生徒代表が市の担当職員の方々にお伝えしました。今シーズンのクビアカツヤカミキリの侵入は、南部ふじみ野市付近からと北部桶川市付近、さらに西北部の鶴ヶ島市付近からも迫ってきています。新河岸川の桜は、観光名所となっており、こちらに被害が及ぶことが危惧されます。今年対策できる薬の注入などのほかにも、もっと市民に情報を広める必要があることが大切であると訴えました。川越女子高校では、注意喚起のポスターなどを作成し、市に提案して協力する予定です。
8月5日(火) SSH全国生徒研究発表会 in 神戸国際展示場
「埼玉県荒川水系におけるカワリヌマエビ属の侵入状況と準絶滅危惧種ヌカエビの保全」というタイトルで生徒3名と顧問1名で2泊3日で神戸市内に宿泊し、ポスター発表を行ってきました。1日目は、受付とポスター展示、2日目は、全国の223校のポスター発表、3日目は16校のプレゼン発表がありました。全国の性とか集まる大会で自分たちの研究を発表させていただき、素晴らしい経験となりました。多くの方々に私たちの発表を興味を持って聞いていただき、全国の高校生と交流も叶い、ご意見や励ましをいただきました。この経験を後輩に伝え、活かしていきたいと思います。
8月18日(月)―8月20日(水) チームアライグマ合同夏合宿 in 埼玉県立総合教育センター江南支所
生徒37名(川越女子・越谷北・大宮・熊谷西)
1日目 午前:植物・昆虫採集 午後:観察と同定 夜:ライトトラップと夜の散策
2日目 午前:水生生物の最終 午後:観察と同定 夜:レクレーション
3日目 午前:ミーティング 合宿のまとめの発表 午後:畜産実習
暑い熊谷で、熱い実習を行うことができました。自分の知りたいことを自分で見つけていくスタイルの実習でした。埼玉の生態系を様々な角度からアプローチすることができました。また、他校の生徒と交流しながら班で協力して実習ができ、一層親睦が深まりました。
8月23日(土) 高麗川調査
今年2回目の高麗川調査です。前回は、水路に1匹もエビがおらず生物が壊滅状態でしたので、心配でしたが、ちゃんとエビも戻り、生態系も回復しておりました。白子橋は、これまで在来エビ100%でしたが、今回の調査で、外来エビが目視で確認できました。水量が減り、水位が異常に下がっているため、エビが遡上したものと考えられます。数が広がらないことを祈ります。
8月25日(月)トッパン((株)朝霞工場ビオトープ訪問
ビオトープ訪問を行いました。地下水からのくみ上げ水の水質が保たれている様子や、エビが順調に育っている様を確認しました。川越女子高校の研究成果の発表と生態系協会からの荒川治水資料館へのエビの展示に関する説明をしていただき、情報交換をしました。
9月6日(土)7日(日)紫苑祭
2日間で900名弱の来場がありました。これは、紫苑祭に来てくださった人の1割に相当します。たくさんの方が生物部の活動や生き物に興味を持っていただけたら嬉しいです。今年は気合を入れて、エビのオブジェを作成しました。なかなかリアルだったとの評判でした。また、クビアカツヤカミキリの関するアンケートなどを行い、啓発活動を行いました。ご来場くださった皆様、ありがとうございました。
9月17日(水)科学展論文提出
「荒川水系における外来カワリヌマエビ属の拡大状況」 吉廣咲希 日下友結
「ビオトープにおける準絶傑危惧種ヌカエビの保全と水質変化がもたらす影響」 野中和奏 瀧口 遙
「クビアカツヤカミキリの雌雄の体長調査」 中村碧音 菊地 圭 小池ひかる
「川越市におけるクビアカツヤカミキリの分布状況と対策」 小池ひかる
「川越女子高校内における鳥類の飛来調査」 三浦珠稀 早坂真佑美 服部ふたば
9月21日(日) 第3回チームアライグマ合同ミーティング in 川越女子高校生徒ホール
生徒 39名参加 (川越女子・越谷北・大宮・所沢北・熊谷西・松山)
シンポジウムのテーマを決定し、学校ごとの役割分担を決めました。
テーマ 「チームアライグマと考えよう 現在・過去・未来から考える 自然に対して私たちにできること」
討論会 テーマ 1.もし100年までに戻れたらどうしたいか。
2.神なら未来をどうしたいか。
3.現代の私たちに何ができるのか。
午前中はこのテーマに会う先生の講演会を聞きたいということが確認されました。
11月14日(金)荒川治水資料館amoa(アモア)にて ヌカエビ・キンブナ寄贈式
川越女子高校生物部、テクセンドフォトマスク(株)、日本生態系協会と、荒川下流河川事務所、北区ふれあいマネジメントグループが一同に会して ヌカエビ・キンブナ寄贈式が行われました。TOPPAN朝霞工場のビオトープにて保全している希少種のキンブナとヌカエビを館内の水槽に展示するための寄贈式でした。2年前に川越女子高校の生徒が捕獲しビオトープに放流したヌカエビが順調に繁殖できているため、今回荒川の生物として寄贈する運びとなりました。この施設は、北区の小学生の社会科見学が多く、より詳しく知っていただくために生徒がヌカエビの説明のフリップを作り、一緒に展示しました。
寄贈式後には、amoaの施設内の展示や災害対策室、北区子供の水辺などを見学させていただきました。荒川の治水についても学ぶことができました。
11月9日(日)チームアライグマ 高校生によるシンポジウム
「現在、過去、未来から考える 自然に対して私たちができること」
今年度もテーマの設定や内容、司会やレジュメ、ポスターの準備を生徒が主体的になって取り組むことができました。
参加高校 川越女子 熊谷西 越谷北 大宮 所沢北 松山 越ケ谷
参加者 生徒45名 一般19名 教員7名
講演会 早稲田大学 教授 平塚基志先生 「身近な森林生態系から考える私たちの役割」
大学で行っている調査方法や結果、昔の写真などを交えながら狭山丘陵周辺や三富新田など例に人と自然と農業とどのようにかかわりあってきたのか、また、里山の実態や野生動物と人間のかかわりなど現代における問題点についてなど、わかりやすく解説してくださいました。
生徒の感想から
・森林は人間生活に深く関わっていることがわかりました。
・関東地方の人間と里山の関係の歴史を詳しく説明してくださり、とても面白かった。また、その内容から私たちがこれからどう自然と関わっていくべきか考えることができた。
・私は普段、外来生物・在来生物のことについて考えることが多く、里山などに目を向けたことがあまりなかったため、とても勉強になりました。また、部活外での自分でできる活動について考える良いきっかけになりました。
・過去、現在、未来の生態系のあり方を共有できてよかった。
・討論会のテーマの一つである「もし100年前に戻れたらどうしたいか」にある程度沿って、《身近な森林生態系から考える私たちの役割》というテーマで、三富新田や早大所沢キャンパス内や狭山丘陵の実態調査資料を基に話して頂き、興味深いお話しをお聴きして大変参考にぬり、午後のグループ討論が活発になりました。有り難うございました。
・とてもわかりやすく、興味深い講演でとても参考になりました。
・人間の活動によって森林が常緑樹から落葉樹へ変わってしまうということに驚いた。森林の種類によって住む生き物が異なるので、どちらの環境も保全していくことが大切であると思った。
・森林の変遷や生態系との交わりについて学ぶことができた。ネズミを使って明るい場所と暗い場所のどちらにどんぐりを運ぶかという実験が面白かった。
高校生によるポスター発表 各学校の活動紹介
それぞれの学校がポスターを作成し、学校で行っている研究について発表しました。
一般の皆様は、生徒たちの説明を熱心聞いてくださいました。それぞれが、外来生物問題や生物多様性を意識した研究を行っています。また、生徒同士の交流を深めることができました。
討論会
6名ずつのグループで3つのテーマについてそれぞれ話し合い発表しました。
テーマは、生徒が合宿の話し合いを含めて、5時間ぐらい話し合って決めた内容です。
「100年前に戻ることができたら、あなたはどうしたいですか。」
「もしあなたが神だったら、未来をどうしたいですか」
「現代の私たちに何ができると思いますか」
生徒感想から
・他の人の意見や神だったらと非現実的な議題もあったため様々な考え方があるなと改めて感じ、環境問題に前向きに関わっていこうと思った。
・近い年代だが考え方が違う人と話し合う機会がとても珍しく、楽しかった。
・議題が難しく、考えるのが大変だった。
・ほかの学校の方々、そして大人の歴史的知識などを元に、良い話し合いができた。
・様々な年齢や職業の方とお話しすることができて、良い経験になった。
・討論の内容をどう具体に持ち込むかが少し難しかったですが、逆に話題の幅が広がって楽しい討論だった。幅広い討論をするためには、多様な知識が必要であると実感したため、様々な情報を関連させて自分に取り入れていきたいと考えた。
・絶対良いという案はないとは思うが、活動できることとして意識することにはつながった。
・他の人の意見が聞けたり、話したことがない人とも話せて良かった。また、去年は討論会を聞くだけであまり積極的に意見が言えなかったが、今年は自分の意見も言えるようになっていて自身の成長を感じた。他の班も想像力豊かな意見を出していて面白いと思った。
・外来種の問題について話し合うだけでなく、政治問題や教育課題についてなどの幅広いことも話せたため、いい意味で予想外の時間を過ごせました。
・班それぞれがバラバラな意見でしたが、同じような軸があると感じました。大人の意見を 聴く機会があまりないので新鮮で面白かったです。
・別の地域の高校の生徒や実際に活動していらっしゃる大人の方など、様々な種類の人の意見を聞くことができて、とても有意義な活動になったと強く感じました。
・自分一人ではかんがえつかないような意見に触れることができた。学校や世代を超えて交流することができ、良い経験になった。
生徒アンケートから
2年生は、生態系の保全や外来種問題について、自分の意見を持ち、積極的に行動しようという力がついてきているように思います。1生徒の皆さんが、チームアライグマの活動にとどまることなく、将来にわたりこのような問題にかかわれる市民になってくれること、また、この中から研究をしてくれる人材が輩出されることを大いに期待したいです。
たくさんの方々にお集まりいただきありがとうございました。一般の方々からの温かい助言や感想をいただき、大変感謝しております。今後ともチームアライグマをよろしくお願いします。
2025年11月9日(日)に高校生によるシンポジウムを開催します。会場は川越女子高校です。
どなたでも参加できます。QRコードから参加申し込みをお願いします。