校歌・校章
校歌
露もゆたけき むさし野の
草も皆がら はゆるまで
質素をむねと むらさきの
花の香高く われ咲かむ
草も皆がら はゆるまで
質素をむねと むらさきの
花の香高く われ咲かむ
清きいる間の せせらぎの
絶ゆる時なき 勤勉の
尊き汗を たたへつつ
道ひと筋に われ践まむ
文にゆかりの はつかりの
里にまなびの 庭しめて
誠実かをる なでしこの
その種あつく われ播かむ
詞・逸見宮吉
曲・片山頴太郎
昭和5年制定
校章
「明治43年の創設以来、本校生徒の通学服装は、和服に海老茶の袴、日和下駄であった。袴の裾の一本の白線が校章とも云えた。当時3校しかなかった県立女学校によって、そんなものは、不要であったのかも知れない。昭和4年洋服の制服が出来たが、校章はまだなかった。昭和6年9月、生徒大会で校章の制定を学校側に要求、それを受けて、図工担当の金森三重教諭のデザインで、現在の校章の原形が出来た。昭和7年のことである。大きさは今のものの約1.5倍、「文にゆかりの初雁」と入間の川のせせらぎ」を配しただけの素朴な校章は、長く先輩たちに愛され続け、戦後学制改革に当たり、新校章が話題となり、美術担当の大沢寛教諭が、新しいデザインを考えられたが、旧来のものの人気が高く、文字だけを入れかえて、新校章とした。」
岡田茂雄 昭和60年3月発行PTA会報「かわじょ」より
岡田茂雄 昭和60年3月発行PTA会報「かわじょ」より
乙女の像
明治44年の創立以来、本校は今年で60周年を迎え、去る6月1日の開校記念日には、創立60周年を祝う数々の式典、催し物が行われた。60周年記念像として乙女のブロンズ像が柳原義達氏によって完成され、同士の同席のもと除幕式が行われた。正門の正面、中庭に建てられた像の除幕式には全校生徒、教職員を始め多くの方々が出席し、参加者の目が注がれる中、厳かに行われた。この像は右手になでしこを持ち、左手で意志の強さを示し、人間にとって基本的な姿勢の”伸び”で希望・向上を表現している。
本校新聞クラブ(現新聞部)発行
「川越女子校新聞」153号より抜粋
「川越女子校新聞」153号より抜粋
カウンタ
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